第一章の主な登場人物
セイル(15歳)
・今作の主人公。黒髪で左目が金、右目が赤のオッドアイ。Sランクパーティーの荷物持ちとしてリーダーのエディの推薦で8年前に加入し、魔王討伐に貢献している。
・人間離れの身体能力と《案内人》による情報収集能力を駆使して、魔王討伐へのアイテム収集とメンバーの戦力上昇に一役買っている。
・他のメンバーとの友好関係は良好で、皆から尊敬され好意を持つ者もいる。
・主に《案内人》と《技能自動化》を使って戦闘しているが、実際は力の制御が上手くなく、事故防止の為に今の戦闘スタイルになっている。
・現在は運び屋としてグラスディアの復興事業の資材運搬している。
《案内人》
・セイルの技能《案内》が進化した人工知能を持つ技能。
・世界のありとあらゆる情報を閲覧する事が可能であり、普段はセイルの精神の中で日夜新しい技能の取得に勤しんでいる。その為知らない間に強くなっている事が多く、セイルが力のコントロール出来ない理由でもある。
・また《技能自動化》の制御もしており、最適な技能を選択してセイルのサポートをしている。
エディ(36)
・元Sランクパーティー【ライトニングパープル】のリーダー。
・《未来眼》による未来予知が可能で、セイルが後に魔王討伐の鍵になること予知し、メンバーの反対を押し切り加入させている。
レイス・フォン・サーシェス(18)
・人間の国グラスディアの第一王女。
・7年前に魔王から《無限円舞曲》を受けて生死の境を彷徨うが、セイルにより解呪され一命を取り留めた。
・助けられた事からセイルに恋心を抱き、彼に相応しい女性に成るために文武両道を貫き、今や王女でありながら騎士団長という異例の経歴を持つ。
・《案内人》とは馬が合うらしく、時折セイルを落とす助言を聞いている。
ニール王子(120)
・エルフの国エンシェントの第一王子。
・セイルと会うまでは人間を嫌っており、【ライトニングパープル】の忠告を無視して迷宮に挑み死にかけるが、セイルに命を助けられた事をきっかけに改心している。