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イングレンスの歩き方 序章&第1章1節あらすじ編

 1~5話 『桜の花びらが旅をする季節に』


 桜の花びらが散る光景は、いわば本の表紙。開くと先ず飛び込むは運命的な一場面。少女の元に少年はやってきた。

 それは他でもないあなたが、この物語の頁をめくってくれたから。イングレンスの各地で誰かの世界が幕を開ける。




 6~27話 『麗しきイングレンスの世界』


 魔法学園での日々が始まったエリスとアーサー。グレイスウィルは世界の中心、故にここで学ぶことはイングレンスという世界の構造を知ることになる。


 加えて様々な出会いもあった。料理部仲間のリーシャとスノウ、ルシュドとジャバウォック。家政学の授業ではクラリアとクラリス。図書室で偶然出会ったサラとサリア。生徒会所属のヴィクトールとシャドウ。そして同じクラスで前後の席の、カタリナとセバスン、イザークとサイリ。


『ユーサー・ペンドラゴンの旅路』が鮮やかに描いていくような光景にも似た、アーサーの日々は過ぎていく。『フェンサリルの姫君』が引き込んでくる物語にも似た、魅力に溢れた体験がエリスに訪れる。だがどれだけ日常が散乱していようと、彼は聖杯を守護した騎士王で、彼女はそれを発現させた主君であるのだ。




 28~40話 『転入生は嵐と共に』


 人間は四月が終わり五月になると、途端に無気力が襲ってくるのだという。そんな五月を乗り越えられれば頑張れるとも。しかし、そう呼ばれている五月を過ぎて六月になろうとも、壁を超えたのだから何も起こらないと、淡い期待を抱いてはならない。


 ハンスとシルフィはまさにその『何か』であった。六月に突然グレイスウィルに転入してきた、一見すると温厚そうな育ちの良い生徒に見える彼は、恐るべき思考を持ってアーサーに接触を試みる。


 その遭遇の結末を見届けた時、実感するだろう。意識の変革には相応の傷が必要なのだと。




 41~51話 『一歩進みし夏は来る』


 流血を含んだ騒動も幕を閉じ、受けた傷のかさぶたも剥がれたエリスとアーサーに夏が訪れる。三ヶ月も同じ日々を過ごし、最早友達とも呼べるようになった仲間達と、共に前期末試験という魔物を討伐。報酬はお待ちかねの夏季休暇だ。


 当然グレイスウィルは開かれた国であるので、自国に何が存在しているのか、観光用のパンフレットを配って周知している。国に匹敵する勢力を誇る『イングレンス聖教会』の聖堂が名所になっていることや、各階層をどの貴族が治めているか、そしてどのような役割を果たしているのか、なんてことは魔法学園に通ってなくても多くの人々が知っている。


 このように全てが知られている状況で、自分達しか知らない場所なんてものを見つけてしまったら、少年少女の心は高鳴り踊り出すというもの。アーサーもそれに身を委ね、初めての笑顔を見せた。



 52~62話 『はじめての夏休み』


 アルブリアには学園生活の為に来ているようなものなので、それが休みの夏季休暇中はアルブリアにいる意味がなくなってしまう。故にエリスとアーサーはより意味が感じられる場所――両親に顔を見せるべくアヴァロン村へと帰省していた。


 久々の実家にエリスがうきうきしている隣で、アーサーはある二つの体験をする。一つはガラティア地方への家族旅行。そこで知り得た友人の秘密を含めても、遠出をするという行為の結果、彼の中で何かが動いたのは確かだ。


 もう一つ――厳密には二つは、実家の倉庫にて。一つは自分の手で開き、物語の鱗片を見た。もう一つは忠犬カヴァスが犬らしい働きをし、それを発見した。人であるならば誰もが持ち得る感情――好奇心が、彼の心を揺さぶらせていた。

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