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魔王とかダルくね?  作者: 夢狐
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リアル天使とやばい秘書官

ユノは天使…………ユノは天使………ユノは天使……ユノは天使…ユノは天使、ユノは天使ユノは天使ユノは天使ユノは天使ユノは天使ユノは天使ユノは天使ユノは天使ユノは天使ユノは天使ユノは天使ユノは天使ユノは天使ユノは天使ユノは天使ユノは天使ユノは天使ユノは天使ユノは天使ユノは天使ユノは天使ユノは天使ユノは天使ユノは天使ユノは天使ユノは天使ユノは天使ユノは天使ユノは天使ユノは天使ユノは天使ユノは天使、バグった。すまん。

少女勇者誘拐事件から早一週間。未だに少女の行方は掴めておりません。警察は一体何をしてるのでしょうか?…そもそもこの世界警察あんの?


そんな訳で少女、ユノというらしいが、そのユノが来てから一週間が経過した。新しい勇者は来ていないが、恐らくもうすぐ来るだろう。どうでもいいな。そんな事より…


「てんしさまぁーーー!」


ユノが僕の方へ向かってくる。僕の顔は今緩みきっている事だろう。仕方ない、仕方ないのだ。可愛すぎるのだから!前から可愛いが今はもっと可愛い。理由は彼女の背中から出てる純白の小さめの翼とオーラだ。

ここで暮らすことになってすぐ僕は彼女をリアル天使にクラスチェンジした。僕の力なら造作もない事だ。取り敢えず天使といえば翼と癒し系のオーラと天力だよな?って事でそれ全部つけた訳だがそのうち二つ翼と癒しのオーラが彼女の可愛らしさもぶち上げたのだ。ユノまじかわゆす。その日僕はユノファンクラブを作り会員ナンバー一番になったのは言うまでもない。そして僕以外入れるつもりは無い。はあ〜たまらん!ふん!ロリコンと罵るがいい!ロリコン万歳!

ちなみに天力だが、天使など本当はいないので僕のオリジナルだ。天法という魔法の上位互換の力を使える。僕は過保護なので何があってもいいように国一つ容易く滅ぼせる程の力与えちゃいました(・ω<) テヘペロ!悔いはない(°∀°)クワッ!!まあユノなら間違った力の使い方はしないだろ。


「てんしさま?」


「…ん?どしたんだ?」


脳内説明中で黙っていた僕の顔をユノが不思議がって覗いてきた。やべキスしそうだった。理性ナイス。


「あのですね!ログマさんにてんしさまよんできてっていわれました!」


「ログマが?」


ログマ、魔王秘書官の一人。先々代の時から仕えてるらしい。二人いる秘書官のうちまともな方だ。もう一人のラキナという奴は何故か知らないが僕にゾッコンらしくしつこく付きまとってくるので出張という名目で追い出してる。まあ美人だから嬉しいは嬉しいけど…しつこすぎるんだよねぇ…趣味の時間にまで付きまとってきて一回消えたことあるからね?すぐ戻したが。あと言って無かったけど前に消えた勇者も実は元に戻して返してるからね?だからあれは犯罪ではない。僕は罪など犯していな…あっユノ誘拐事件の犯人だった。…ゆ、ユノが悪いんだ!ユノが可愛すぎるから……はい。さて話を戻そう。ログマが僕を呼ぶ。それはつまり仕事があるという事だろう。ならば行かなくてはならない…











まっ行かないけどね?いや行く訳ないじゃん。だってめんどいし。魔王の仕事とか人類侵略と事務処理でしょ?んで人類侵略はしない事はログマも知ってる事だから仕事は事務処理となる。………うん、やりたくないのでボイコット。…といつもならばなっていただろう。

しかし、今回はユノが呼びに来ている。他でもないユノがだ。大天使ユノの言う事を無視できるか?出来るわけない!…くっログマめ!考えたな、ユノが呼びに行けば断れないと分かってるな…ちっ仕方ない。


「行くか…」


重い腰を上げ、ユノと一緒にログマのいる執務室へと向かっていった。





執務室に入ると青髪に整った顔立ちをした執事服の男、ログマが笑顔で立っていた。そんなログマにユノが駆け寄って行く。


「ログマさん!まおうさまつれてきたよ!」


「ありがとうございます」


ユノの言葉にログマが笑顔で返す。ユノは僕が言った『天使という事は誰にも言わない』という約束を守ってるようだ。しかしそれは家に帰った時に魔王は天使だったなんて言わないようにするためのものであるので、別に魔王城内では天使様でもいいのだが。ログマは僕がユノに天使なんだと言ったことは知ってるし。まあいっか。


「それではユノ様、遊んできていいですよ。あっいつも言ってますが魔王城の外は出てはいけませんからね」


「はーい!まおうさま!がんばってください!」


「お、おう…」


ユノは笑顔でそう言い執務室を出ていった。魔王城を出ていけないのは彼女のダダ漏れの天力が問題だ。天力は聖なる力であり、魔族にはきついものである、という事にしてる。天使の力と言えばそんな感じじゃね?と思いそうした。僕は魔族とは少し異なるものらしく聖なる力など一切通じないし、ログマも含めこの魔王城にいるものはそれなりの強さを持った者しかいないので問題ないが、外には戦闘訓練も受けてない普通の魔族がいる。そんな奴が天力を浴びれば気絶か死、最悪消滅も有りうる。それを防ぐ為ユノには外出を禁止してるのだ。無論僕なら天力をどうにか出来る。天力を魔族に害がないとすればいいし、もう手っ取り早くユノを天力を制御出来る様に変えてしまえばいい。しかしそれはしない。ユノが自力で天力をコントロールする事がユノの為になるのだ。…とは言えそろそろ何とかしないとね。勝手に力与えといてあれだけど…


「さてレオン様、職務の時間です」


「…嫌d」ゾクッ!


嫌だと言おうとした途端、ログマから威圧を込められた視線が向けられる。さっさとやれという事か…最強の魔王をゾクッとさせるとはこやつ…ヤレる!あっそっちの趣味はないよ?…いやでもログマって中性的な顔つきだし、華奢だし、女装でもさせたら女に見えなくもないよな…って僕は何をーー


「レ、レオン様…?」


「ん?どうした?顔が赤いぞ?」


「い、いえ!…あ、その…レオン様から熱い視線が…もしや僕と同じ趣味があるのではと…いや、それはとても嬉しいことですがその…」


……え?


「…えっと…ログマさんはそっちの方だったのですか?」


敬語になっちゃったよ…


「…はい///」


…………………oh(´・ω・`)...


「一応聞いておくけど、どっち?やられ(自主規制)?」


「はい、(自主規制)る方です」


…oh(´・ω・`)...魔王転生以来これ程動揺した事があっただろうか…よし距離を置こう。いつ押し倒されて逆レイされるか分かったもんじゃないしな。


「そ、そうか…んんっ!よしログマは出てっていいよ。職務は僕がしっかりとやるから。」


「え?いやしかしーー」


「いいから、しっかりやるから(迫真)」


「は、はぁ…失礼します」ガチャッ


…はぁ…もうやだ…ラキナといい、秘書官ってまともなのいないの?

┌(┌ ^o^)┐ホモォ…

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