表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
6/28

ゴノハナシ ギルド登録と称号

サンノハナシでの主人公の年齢を12→17に訂正しました

城から出て街に入ると、辺りは喧騒に包まれた。

まずは、この世界には有るらしい、冒険者ギルドに行ってみるか。と、思い立ち、道行く人々に道を聞きながらギルドまで行ってみると、そこはかなり大きな建物で、裏には訓練場もあるようだ。

中に入ると、意外と綺麗で清潔感のある内装である。俺はそのまま受付へと直行し、

「すまない。冒険者登録したいんだが」

「分かりました、ではこちらの方に名前と必要事項をご記入ください」

驚くほどの早さと笑顔だった。

とりあえず記入していこう。


ーーーーーーーーー

名前:リュウジ・ツルギヤマ

年齢:17

出身地:

ーーーーーーーーー


えらく簡単だ。まぁ楽だけど。

「ご記入くださいましたらその紙に血をつけてください」

そう言われて差し出された針を親指に刺し、血を紙につけると、紙が鈍く光り出し青いカードとなった。

「これで登録は終了です。ギルドでの決まり事などは頭にインプットされているはずなので、そちらをご確認ください。早速に依頼を受けられますか?」

どちらかというと、今は宿を確保しておきたいし、ステータスももう一度見たい。

「いや、今日ここに来たばかりだから、宿を探しておきたいんだ」

「では、ギルドを出て左に行ったところにある『竜酒の杯』という宿がいいと思いますよ」

「そうか、ありがとう」

俺は親切な受付嬢に礼を残してギルドを後にした。


『竜酒の杯』

そう書かれた大きな看板には、ポップな絵の竜が杯を持ってウインクしていた。

そんな宿屋は酒場でもあるらしく、まだ日が昇っているというのに大きな喧騒が聞こえていた。

俺が宿屋にはいると、

「食事ですか?宿泊ですか?」

元気な少女が声をかけてきた。

「一週間は泊まりたいんだがいくらする?」

「1日で銀貨3枚なので、一週間だと白金貨2枚と銀貨1枚になります。食事は朝と夜の2回です」

俺が金を払うと彼女は奥に走って行って鍵を取ってきて、部屋の場所を教えてくれた。

部屋は、椅子と机とベットしか無いが、綺麗に清掃されているところだった。

ふぅ、と一息ついて、ステータスの確認をする事にした。



リュウジ・ツルギヤマ 17才


ーーーーーーーーーーーーーー

HP100/100 Le.1

力:50

守:50

速:75

魔:50 MP50/50


ースキルー

死魂奪者スキルシーフLe.1

②レベルリセットLe.ー


ー称号ー

巻き込まれたバグ

旅に恵まれた者★


ーーーーーーーーー

やはり勇者たちに比べてかなり低いな。まぁしかたがないか。

ん?『称号』の『旅に恵まれた者』に★がついている。不思議に思って『旅に恵まれた者』に触れてみると、ウィンドウが一瞬輝き、もう一度見ると、ウィンドウの内容は一変していた。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ