サンノハナシ 案の定、そして決意
「まぁ、巻き込まれた方には申し訳ありませんが、城の方で保護させていただきます。勇者であるかはステータスの称号の欄に書かれていると思いますので問題ありません。」
王がそう言い終わると、俺たち五人の前に、それぞれ一つずつステジェムと思われる石が差し出された。
「それを手に取るとステータスが窓となって出現します。」
そう言われ、手に取ると、
リュウジ・ツルギヤマ 17才
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HP100/100 Le.1
力:50
守:50
速:75
魔:50 MP50/50
ースキルー
①死魂奪者Le.1
②レベルリセット
ー称号ー
巻き込まれたバグ
旅に恵まれた者
※ふりがな・称号は、他者は閲覧できない仕組み
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俺はどうやら勇者でないようだ。ステータスのほとんどが50の勇者何ていないだろう?
周りの奴らのをみてみると、
ハ?
あいつら、ほとんどのステータスが500で、朝木と南条は魔、斎賀は力に特化している。具体的な数値を上げると特化部分は750だ。だが、丘野は別格だ。あいつオール1000だ。
一般人と勇者でこんなにも違うのか。
これからの肩身の狭さを思う中、ふと、ある称号を思い出した。そして俺は決めたのだった。
段落が付いていないことに気がつきました。
でも付け方が分かりません。
読みにくいですがすいません。