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登場列車・車両

登場列車


特急「スペーシアX」

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本作品の主役の特急列車。

2023年7月15日にデビューした、東武鉄道の新鋭特急列車にして、フラッグシップ特急。6両編成の東武N100系電車を使用しており、展望個室・プレミアムシート・ラウンジなど多様な座席種別を備える。

愛称の決定に当たっては、東武鉄道の日光鬼怒川地区への輸送の代名詞として親しまれてきた特急「スペーシア」の伝統の維持・継承とともに、新型車両に期待される役割を象徴した「X」の文字を加え、特急「スペーシア」の正当進化を想起させるものとされた。

車両デザインは、鹿沼に伝わる組子に用いられる幾何学模様をイメージした意匠を窓枠などにあしらい、ボディーカラーは日光東照宮陽明門の柱にあしらわれている胡粉を彷彿とさせる高貴な白をイメージしつつ、青みがかかった陶磁器のようなカラーリングとなっている。

2026年現在、一日6往復が、浅草から東武日光及び、鬼怒川温泉間にて運行中である。


SL大樹

 ↓

本作もう一つの主役列車。

東武鉄道が下今市駅を拠点に、鬼怒川線の下今市―鬼怒川温泉間、及び、日光線の下今市―東武日光間で運行中の蒸気機関車(SL)牽引列車である。尚、日光線で運行する列車は「SL大樹ふたら」という愛称である。

「大樹」の由来は、世界遺産・日光東照宮に祀られる徳川将軍の別称・尊称であるとともに、「東京スカイツリー」を想起させる言葉として、沿線地域と共に力強く大きく育ってほしいという願いが込められたものだ。

2017年8月10日より「鉄道産業文化遺産の保存と活用」と日光鬼怒川地区を中心とした「地域の観光活力創出」を目指して運行が始まった。

現在、C11蒸気機関車3両とディーゼル機関車2両。車掌車2両。客車8両(予備車2両含む)を使用して運行されている。

客車編成は1号車と3号車は14系特急客車。2号車は12系改造の展望客車である。また、2号車は、予備車の14系座席車または14系ドリームカーが使用されることもある。

東武鉄道及び日光市では、SL大樹運転開始にあわせて鬼怒川線を「観光路線」と位置づけ、SL大樹をきっかけとした「SLの走るまちづくり」の実現に向けた様々な取り組みを進めており、SL大樹を活用した観光振興につながるすべての取り組みを「いっしょにロコモーション」と位置づけている。


観光準急「大樹」及び「大樹・日光」

 ↓ 

アイルの世界におけるSL大樹にあたる列車。

実際のSL大樹と異なり、C11の他、貨物用のB1型蒸気機関車が使用される他、蒸気機関車に車掌車が連結されない。

また、客車編成はSL大樹が3両編成であるのに対し、観光準急では4両~5両で運行される事もある。

下今市から鬼怒川温泉へ行く列車が観光準急「大樹」。東武日光行きの列車を「大樹・日光」で、アイルの世界の東武日光駅には中線を兼ねた機回し線もある事から、「SL大樹ふたら」は蒸気機関車とディーゼル機関車のプッシュプル運転なのに対し、観光準急「大樹・日光」は蒸気機関車のみで運行される。ただし、転車台が無いため、バック運転が容易なC11のみで運行される。また、試運転時等、必要に応じてディーゼル機関車の助けを借りることもある。


特急「リバティ」

 ↓

2017年より東武500系電車を使用して運行されている特急列車。

日光線・鬼怒川線のほか、伊勢崎線・野田線、野岩鉄道線・会津鉄道線への直通列車として活躍している。

愛称の「リバティ」は、多線区運行を表す「Variety」と、自由度の高さを表す「Liberty」を組み合わせた造語である。

基本は3両編成で、2編成併結による6両編成で運行される場合もある。

下今市駅では東武日光方面と鬼怒川温泉方面への分割・併合が行われる。

作中では、ルナの移動や日常風景の描写に用いられる列車である。


特急「りょうもう」

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東武伊勢崎線方面を中心に運行される特急列車。

主に250型電車によって運行されている。

500系電車を使用した「リバティりょうもう」も存在する。

作中では、わたらせ渓谷鐡道経由で日光へ向かうルナが、赤城駅まで乗車。


特急「スペーシア」

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「スペーシアX」と共に浅草と日光・鬼怒川方面を結ぶ特急列車。

6両編成の東武100系電車を使用し、6号車には6室のコンパートメントルーム(個室)が設けられている。

東武日光発着の「けごん」、鬼怒川温泉発着の「きぬ」、JR新宿直通の「スペーシア日光」「スペーシアきぬがわ」が運行されている。

臨時列車として運行されることもあり、2025年には上野駅にも乗り入れた。


JR直通特急「きぬがわ」「日光」

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JR新宿駅と鬼怒川温泉駅および東武日光駅を結ぶ直通特急列車。

2006年より運転を開始し、現在は元「成田エクスプレス」用車両である253系電車が使用されている。

JR線と東武線を直通する観光特急として、日光・鬼怒川地区への重要なアクセス手段となっている。

尚、作中におけるアイルの制服は、現在の253系の朱色を基調とした塗色をイメージしたものである。

また、ルナの制服は2026年6月より使用される、紺色基調に黄色のラインを配した新塗色をイメージしている。(その他のアテンダントの制服は1720系デラックスロマンスカーをイメージした和服。)


寝台特急・夜行急行列車各種

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アイルの世界における上野駅および東京駅に多数出現する長距離夜行列車群。

かつて「ブルートレイン」と呼ばれた寝台特急や夜行列車は、東京駅から九州・四国・山陽・山陰方面へ、上野駅から東北・北海道・北陸方面へと流れ星のように日本各地を結んでいた。

高速交通網の発達や車両の老朽化により、現実世界では現在、定期運行されているのは東京駅と山陰・四国を結ぶ寝台特急「サンライズ出雲・瀬戸」のみとなっている。



登場車両



蒸気機関車


C11蒸気機関車

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1932年から1947年に381両が製造された、タンク式蒸気機関車。

小型で運転線区を選ばず、維持費用も安く済むことから、現在も6両が全国で動態保存され、各地で運転を行っている。


C11‐207号機

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本作品のシンボル的存在。

一貫して北海道で活躍していた蒸気機関車で、特に濃霧の多い線区で使用されたことから、前照灯を左右除煙板ステー上に搭載した「カニ目」と呼ばれる独特な外見を持つ。

JR北海道では、「SLニセコ号」や「SL冬の湿原号」、また、極稀に「SL函館大沼号」に使用され函館にも顔を見せていたが、新型ATSの搭載が困難な上、JR北海道の財政難等から北海道での運用が終了。その後、JR北海道から東武鉄道が借り受け、2017年より「SL大樹」で使用されている。

作中では、ルナとアイルが初めて出会った際やエピローグにおいて登場。

ルナからは「カニ目の人気者」。アイルからは「二つ目のカニさん」と呼ばれている。


C11‐123号機

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1947年に江若鉄道の発注により製造された。1975年に廃車となり、北海道江別市の個人によって静態保存され、2018年に東武鉄道に譲渡され、2022年より営業運転を開始した。

元の車号はC11‐1(国鉄機とは異なる)であったが、東武鉄道創立123周年を記念して、C11‐123に改番された。

ルナからは「身軽な機関車」と呼ばれている。


C11‐325号機

 ↓

2両の蒸気機関車は北海道から東武に来たのに対し、この機関車は関東地方や新潟地区で活躍し、1973年に廃車となった後、新潟県水原町(現・阿賀野市)で静態保存。

1998年、真岡鉄道のSL列車の予備機として復活するも、利用客減少や運行の主体となっていた「真岡線SL運行協議会」の赤字額増加により、2018年に売却されることになり、売却方法に対して一部、批判的な声や、紆余曲折があったが、2019年に東武鉄道が購入。

こうした経緯があったため、ルナからは「へそ曲がり機関車」と呼ばれている。


東武B1型蒸気機関車

 ↓

東武鉄道開業に先立ち、1898年にイギリスのベイヤー・ピーコック社より10両が輸入されたテンダー式蒸気機関車。国鉄5500型蒸気機関車と同型機である。

1963年まで主に貨物列車牽引に使用された。

現在、B1型5号機と6号機が東武博物館で展示され、このうち5号機は圧搾空気により現在も可動部が動くようになっている。

作中では、アイルの世界で時折顔を見せるほか、ルナの世界でも博物館展示車両として登場する。


ディーゼル機関車


DE10

 ↓

1966年から1978年まで708両が製造された液体式ディーゼル機関車で、国鉄のみならず臨海鉄道や専用線でも広く使用された。

東武鉄道ではJR東日本より1099号機と1109号機が譲渡され、SL大樹の後部補機や「DL大樹」の牽引、甲種輸送や配給列車の牽引に使用されている。

1099号機は赤色塗装であるのに対し、1109号機はJR北海道のDD51を模した青色に金帯と星の模様を配した塗装となっている。

作中では「SL大樹ふたら」の補助機関車として登場するほか、アイルの世界では配給列車や試運転列車、ならびに一部旅客列車の牽引に使用されている。


車掌車

 ↓

本来、車掌車は貨物列車の最後尾に連結され、車掌が乗務するための車両である。

東武鉄道では、C11-207号機およびC11-325号機に直接搭載できないATSなどの保安装置を車掌車に搭載し、同機に連結して運用している。なお、機関車にATSを直接搭載したC11-123号機には連結されない。

アイルの世界では、207号機および325号機にも車掌車は連結されていないが、DE10による回送時や試運転時には、点検・保守要員を乗せる車両として連結されることがある。


客車


14系客車

 ↓

東武鉄道のSL大樹運行開始に合わせ、JR北海道で急行「はまなす」「まりも」「利尻」などに使用された後、用途不要となった車両、およびJR四国で保留車となっていた車両が譲渡された。

元は夜行急行列車や特急用客車として使用されていたが、電車化や夜行列車の廃止により次第に数を減らし、現在、定期運用を持つ14系客車はSL大樹のみである。

なお、当初は部品取り車両であった元JR北海道車のうち2両が、増発に伴い復活した。

作中ではSL大樹のほか、アイルの世界では観光準急「大樹」や一部旅客列車で使用されている。

また、14系寝台車が、寝台特急「さくら」「みずほ」および、ルナの幻として現れた寝台特急(「北陸」と思われる)に使用される形で登場する。


14系ドリームカー

 ↓

JR北海道の夜行急行列車「まりも」および「はまなす」の指定席で使用された車両で、国鉄キハ183系のグリーン車をリニューアルした際に、それまで使用していた座席を転用した車両。座席はふかふかで、リクライニングはほぼ寝台車と変わらない程に倒れる物で、指定席料金でグリーン車に乗れると、当時は有名だった。

東武鉄道に譲渡された際は部品取車だったが、その後、展望客車の予備車等として復活した。

作中でも、車検中のSL大樹の展望客車の代車として登場する他、アイルの世界の観光準急「大樹」や一部旅客列車に連結されている。


12系展望客車

 ↓

元は急行・波動用客車として使用された客車で、東武鉄道には元JR四国の夜行快速列車で使用されていた車両が2両譲渡され、2021年より展望車に改造され使用している。

窓の開閉が可能なボックスシートに加え、下今市側デッキが展望デッキになっている。

SL大樹では、中間車両の2号車に使用されており、ルナは基本的にこの車両に乗車する。

アイルの世界の観光準急「大樹」では、簡易車掌室を設けており、編成の端にも連結される事もある。


トク500型貴賓・展望車

 ↓ 

正式名称はトク1形客車であるが、一部資料ではトク500型という記述もある。

1929年の東武日光線開業に合わせて、貴賓車として製造された豪華車両で、定員8名のオープンデッキの展望室兼食堂に加え、定員8名の随員室、それに料理室とボーイ室を備え、最大20人乗りの車両だった。

実際の運用は、現在のジョイフルトレインに近い物で、団体列車で主に使用された後、一般特急列車の最後尾にも連結されるようになったが、展望車という車両構造が災いして、次第に稼働率は落ち、後にデハ10系や5700系が登場した事もあって、1957年に廃車となる。

しかし、この車両の残した功績は、後の「スペーシアX」に活かされることになった。

作中では博物館資料として登場した後、ルナがアイルと共にアイルの世界へ「スペーシアX」のコックピットスイートから再度転移した際に登場する。


24系寝台客車

 ↓

1973年から20系、14系に代わる寝台特急用客車として製造され、いわゆるブルートレインとして全国各地で使用された寝台客車。

現在は全車両が廃車となった。

作中では、アイルの世界の東京駅に寝台特急「あさかぜ」や「はやぶさ」、上野駅に寝台特急「ゆうづる」として姿を現す他、ルナの世界でルナが幾度か騙されたプロジェクションマッピングに登場。尚、プロジェクションマッピングで現れたのは、寝台特急「北斗星」であると思われる。


E26系カシオペア

 ↓

寝台特急「カシオペア」として使用された後、団体列車として使用されていたが、2025年に廃車となり、大宮で保存される1両を除いた11両が2026年2月に長野総合車両センターで解体された。

作中ではルナの言及でのみ登場。


電気機関車

 

EF65‐1000

 ↓ 

国鉄が1965年に開発した、平坦路線向け直流用電気機関車。

現在、JR東日本所属機は全車廃車、JR貨物所属機は定期運用が消滅し、JR西日本で少数が事業用列車として使用されている。

作中では、アイルの世界において各種寝台特急の牽引機関車として東京駅に姿を見せる。


EF66

 ↓

国鉄が1968年から1974年、JR貨物が1989年から1991年にかけて製造した直流電気機関車。

元々は貨物列車用であったが、寝台特急の長編成化に伴い、一部がブルートレイン牽引機として使用された。

作中でも、アイルの世界の東京駅に各種寝台特急の牽引機として姿を見せる。


EF58

 ↓

国鉄の前身である運輸省鉄道総局が1946年から1958年に製造した直流電気機関車。

特急「つばめ」「はと」などの特急列車や急行列車の牽引に使用された。

作中では、上野駅で急行「能登」の牽引に使用されていると思われる。


EF80

 ↓

常磐線用として製造された交直両用電気機関車。

作中では、アイルの世界の上野駅において、常磐線方面行き寝台特急「ゆうづる」の牽引機として登場する。


EF81

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異なる方式で電化が進んだ日本海縦貫線において、交流50Hz・60Hz区間および直流区間を直通運転できる機関車として1968年に登場した、史上初の三電源式交直両用電気機関車。

JR貨物では新形式機関車の登場、旅客会社では客車列車の廃止や老朽化により、2025年にJR東日本長岡車両センター所属の140号機が廃車となり形式消滅した。

なお、作中ではルナの言及のみで登場する。


EF64

 ↓

国鉄が勾配線区向けとして開発した直流電気機関車。

作中では、ルナの幻として現れた寝台特急の牽引機として登場するほか、ルナの言及によって名前が語られる。


電車


東武1720系デラックスロマンスカー

  ↓

かつて東武鉄道に在籍していた特急電車。

1956年に国鉄との日光への旅客争奪戦の最中、国鉄151系に対抗するべく登場。

既に1700系で優位性を確保したが、更に国鉄を突き放す存在となった。

1990年に後継車の100系スペーシアが登場し引退。しかし、その装備の大半は「りょうもう」用200系(250系)に流用され現在も使用されており、書類上は廃車になっていない。

作中では、主にルナの世界では100系スペーシアで運行されている列車が、アイルの世界で1720系デラックスロマンスカーに変化した形で登場する他、ルナの世界の東武博物館の展示車両として登場する。


東武5700系

 ↓

1951年、戦後最初に新造した日光・鬼怒川線用特急車両。

2両固定編成が6本製造され、このうち最初の編成は流線形のスタイルで登場し、前面の飾り金の形から「ネコひげ」として親しまれた。

1991年に廃車。

作中では、ルナの世界の500系リバティにあたる列車が、アイルの世界で5700系となって登場。


東武デハ10系

 ↓

1935年に製造された特急車両。

作中では、ルナの世界のスペーシアXにあたる列車が、アイルの世界でデハ10系となって登場する。



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