表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
75/78

5〜Lue

俺は、またベッドで聞き耳を立てるしかない。


 八木は、初めのうちは興奮していたが、そのうち、涙を流していたようだ。

ふたりで、カーリーが話していた事や今後起こり得る問題や自分達にできる事の話をしていた。


みんなに愛され、この状況にそばにいてくれる仲間達がいるカーリーが羨ましく感じた。


俺は、あの時ひとりだった。

どうやって、あの頃やり過ごしていたのかすら覚えていない。


今だって、いつ蓋が開いてモンスターが出てくるかもしれない。

そんな時、わかってくれるのはリドルだけだ。

カーリーに嫉妬さえ覚えた。


 八木は、カーリーがバスルームで脱ぎ散らかした濡れた服を袋に入れ帰って行った。


 少し動き出したことに安堵したリドルと、カーリーに少し嫉妬した俺は、その夜久しぶりに、いつものぎこちないセックスをした。



 その後、八木がスタジオに帰ったら、カーリーは久しぶりに寝息を立てて眠っていたらしい。




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ