表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
12/78

6〜Riddle

 カーリーがトイレに立った時に事件は起こった。


女の子の不良グループが、カーリーに絡んできた。


「男は入ってくるんじゃねーよ」


数人が取り囲んで、突き飛ばしたり、髪を掴んだりしている。

何度もカーリーはドアを開けようとするが、阻止される。

そこで、カーリーはひとりに殴りかかろうとした。

しかし、数人に取り押さえられる。


俺やアミアが動き出した時、バンドメンバーが女の子達を静止し、


「うちのメンバーをぶん殴ったら、承知しないからな!」


レイだ。


そこに、パブの用心棒的存在のジーニーが来て、女の子達を外に出した。


カーリーは、その間にトイレに駆け込む。


「いつもなの。

あの子達に目の敵にされてるみたい。

この前なんて、服を全部脱がされて、窓から放り投げられて。

でも、あの子堂々と裸で出てきたわ。

みんな驚いて、上着を羽織らせたけどね」


この子は根深いな!

俺の精神科医の血が疼いてしまった。



カーリーは、メンバーのショウに抱きしめられて、泣いているようにみえた。


「酔いが覚めた。帰る」


と言って店を出た。

ついていこうとするショウを静止して、俺が

追った。




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ