第206話 クイーンアントマン撃破
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「クイーンアントマン!ウーマンじゃないんだ」
ペンタントちゃんが鑑定結果を叫ぶ。まぁ、蟻や蜂は基本的には女性社会ですし。
「ギィ!」
叫び声と同時に三匹のナイトアントマンが出現する。
手にはランス。
「突撃注意!」
「おう!」
ユウイチローが叫ぶ。
「ぎゃお!」
龍神丸が毒のブレスを吐く。流石に即死はしないか・・・
「うぉぉぉ!」
ユウイチローがモーニングスターを手放し、突き出してきたランスを掴む。
「ぬぉおぉ!」
ナイトアントマンが浮かぶ。
「せい!」
ユウイチローの掛け声とともにナイトアントマンが地面に叩きつけられる。
「にゃ!」
チビが倒れたナイトアントマンに跨がりそのまま首をはねる。
どんなに装備を固めても急所に一撃だからすぐにナイトアントマンは黒い塵に帰る。
「ぎゃお!」
龍神丸がナイトアントマンのランスに噛みつく。
ぶん
二度三度、ナイトアントマンが地面に叩きつけられる。
龍神丸の足がナイトアントマンの頭を踏みつける。
ナイトアントマンが黒い塵と魔石になって消える。
「ライトニングシャワー!」
ペンタントちゃんの指先から複数の雷が発生し、ナイトアントマンとクイーンアントマンに直撃する。
「自分も参加しないと・・・ね!」
スリングショットでナイトアントマンを攻撃する。
最近、属性を込めた弾を発射出来るようになったので威力はバツグン!のはず。
ばすん
パチンコ玉がナイトアントマンに直撃し、火属性が作動する。
「ギィ!」
ナイトアントマンが・・・燃える。
「威力あり過ぎ!」
パチンコ玉が当たったところが炎を上げて燃えている。
ほどなくナイトアントマンは黒い塵と魔石になって消える。
「残りはクイーンアントマン!」
ユウイチローが蹴りを放つ。
「ガァ!」
クイーンアントマンが叫ぶ。
が、体が大きいからか身を震えさせるだけで反撃する様子は見られない。
「ライトニング!」
ペンタントちゃんの雷が体に直撃する。
「ぎゃお!」
龍神丸が噛みつく。ぶしゅ!とクイーンアントマンの身体から体液が吹き出す。そこからデスローリング。クイーンアントマンの身体が抉れる。
龍神丸は、もしゃもしゃと食いちぎったクイーンアントマンの身体を咀嚼する。
「ふーにゃ!」
チビが石礫を放つ!
「アギャ!」
クイーンアントマンが絶叫する。
「アギャ!」
クイーンアントマンがその巨体でのし掛かってくるが、全員これをかわす。
「それ!」
龍神丸が食いちぎったところを目掛けて自分はスリングショットを打ち込む。
ばがん!
火属性のパチンコ玉が命中して大炎上。ちょっとまって・・・これ、相手の魔力をエネルギーに燃えてない?
「うりゃ!」
ユウイチローがクイーンアントマンの顔面に正拳を二発叩き込む。
「あぎゃ」
龍神丸の頭突きがクイーンアントマンの身体に突き刺さる。
「アギャ!」
クイーンアントマンの身体がくの字に折れる。
「アギャギャ!」
クイーンアントマンは足を震わせてひっくり返る。
龍神丸の毒のブレスがクイーンアントマンを毒状態にして追加ダメージが入ったらしい。
クイーンアントマンが黒い塵と魔石。あと漆黒の色をした宝箱を残して消えた。
どこからかラッパの音が聞こえる。
ダンジョンを初討伐すると響くという伝説のファンファーレと漆黒の宝箱!
「さてと・・・」
漆黒の宝箱の前に座る。鑑定・・・罠はない。
パカリと箱を開く。
中味は・・・銀のサークレットがただ一つ。
見た目は簡易の王冠だね。
「蟻王のサークレット?」
サークレットを鑑定するとそんな名前が出てくる。
「蟻王のサークレットで間違いないですね」
ペンタントちゃんが言う。
「効果は・・・」
続く説明文を読む・・・
ありとあらゆる蟻という種族の召喚と使役。レベルが上がると種族と数が増える。なお、テイムとは別カテゴリーである。
召喚出来る蟻。アント。
召喚出来る数0/4。
マイダンジョンの従業員が増えた瞬間である。




