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3.思い出そう…か…

ゲームの詳細を書くのに必死で全くお話に進展が見られません…

次は進めます!!

攻略対象者の名前もおいおい出していきますね

乙女ゲーム“Love Phantom”は3つの大地があり、それぞれの国が存在する。


緑が多く土地が豊かなノートファム国。

海に面し貿易が盛んでさまざまな文化が溢れるアクブル国。

一番天に近い国と言われるディアルメリア帝国。

この3つの国々は“天の歌姫”による加護によって成り立っている。


それぞれの国で生まれた子供はこの世に生を受けた瞬間、天からの選定を受け選ばれたものに与えられらる“奇跡の歌声"というのがある


選ばれた印に天から石のついた首飾りが降ってきて肌身離さず身に付けておく事を義務付けられている

勿論ここには魔法が存在する

石の色は様々で選ばれた人間に宿る魔力を感じ取り変化する。

炎系の魔力なら石は赤く変化するし、水系の魔力なら石は青くなるといった感じ


みんながみんな魔力持ちというわけではない

だが、魔力持ちがみんな石を持っていると言うわけでもないのが注意点


16歳となると魔力を持つ人間を一箇所に集め、そこで更に高度な教育を受けることになる。

所謂、学園寮生活と言われるやつ。


その中で一晩だけ星がたくさん流れる日があってその日に大きな祭典が開かれる。

その祭典の時に天より選ばれた人間が“天の歌姫”となりその人にしか歌うことのできない曲が与えられる。

選ばれる確率はやはり石を持ってる人が高いが稀に石を持たない子が選ばれることもある。


歌姫はディアルメリア帝国の一番高い位置にあるバルア宮殿でその曲を披露し各国に加護をもたらす事ができるのだ。


選ばれた存在である歌姫は王族と近い存在となり一家安泰な訳で、だ。



乙女ゲーム開始は学園に集められてからが本番!


主人公であるシオン・メイメルを中心に7人のイケメンと愛を育んでいくのです。


ライアはピンク色のゆるふわな髪にハチミツ色の瞳の持ち主。一般市民だか選定を受け選ばれた1人で石持ち。

優しい心の持ち主でどんな事があっても諦めない。少しドジっ子気質ありだがとってもいい子。勿論ゲームでは最後彼女が“天の歌姫”に選ばれ、攻略した彼と結ばれハッピーエンド。


攻略対象1人目はディアルメリア帝国の王太子。

ミュリエルとは幼少期、王家のお茶会の際に出会う。素敵な容姿に立派な肩書きでミュリエルは王太子を追うようになる。しかし学園生活が始まると彼はシオンの事が気になる様で彼女の方を構いがち。

そこに腹を立てたミュリエルは様々な嫌がらせを繰り返す。最初は小さなことから…。それが逆に王太子がシオンの事を構うきっかけとなり更にエスカレート。最後には王太子にバレて爵位剥奪され一年投獄された後、斬首となる。


攻略対象2人目は我が義兄。

ミュリエルの義兄で2つ上。両親はなかなか子に恵まれずとある家から引き取った。家にいた時は妹である私を大変可愛がってくれていた。(ワガママ気ままなので仕方なく面倒を見ていた)が、学園で生活していくうちにシオンの一生懸命に頑張る姿を目にし惹かれていく。

勿論、妹の私は面白いわけがない。ミュリエルは義兄を取り返すべくシオンに嫌がらせを始める。最初は可愛らしいもののどんどんと大きくなりついに義兄の耳にも入る。その結果妹のやった事は自分の責任だと思いつめた彼は秘密裏に妹を捕らえ海に流し、自分も国を出るという結末。


攻略対象3人目はディアルメリア王太子付きの騎士。

義兄と仲が良い様で幼い頃はよくウチに遊びにきていた。

彼の親が第1騎士団長なだけあり正義感が強く元気の塊。

ある時、怪我をした彼はシオンに手厚く手当をしてもらう事となる。自分にとっては大した事はなかったのだがシオンがその怪我を見て、さも自分のことの様に悲しみ労ってくれた姿に強い衝撃を受け彼女の事を気にかける様になる。ミュリエルはその様子が気に入らずシオンの事を平民のくせにと陰で虐めるようになる。どんどんとエスカレートしていく虐めに自分を労ってくれたシオンを傷つけるのは許さないとミュリエルを捕らえ、今までの行いの証拠を王の御前で突きつけられ爵位剥奪、終身刑で国の地下牢で過ごすか国外追放となる。


攻略対象4人目はミュリエルの幼馴染。

クロライア家と頻繁に交流を持つ家の子息。両親の仕事の関係上待ち時間などミュリエルと彼は一緒に過ごす事が多かった。彼はおおらかな性格の為にミュリエルの言いなりになる事が多く彼女に対してあまりいい印象ではなかった。時を経て学園生活を送るようになりシオンと出会う。

シオンの優しさに触れ徐々に惹かれていく。

どんどんと注目されるシオンに腹を立てたミュリエルは様々な嫌がらせを繰り返す。その現場を彼に目撃されたミュリエルは慌てて取り繕うも手遅れで…。

その結果、両親の仕事は上手く回らなくなり最終的に没落。ミュリエル自身は売り飛ばされてしまう。


攻略対象5人目はウチの従者。

ミュリエルが7歳の頃にウチに従者としてやってくる。

本当は男爵家の四男坊なのだが家族に見捨てられ放置されていたところを父が保護し連れてきた子。歳はミュリエルより1つ下。ミュリエルのワガママ気ままな性格に塞ぎ込みだったのがさらに加速しそのまま成長。暗めな子となる。が、学園生活するようになりシオンと出会い彼女の優しさと暖かさに触れ本当の自分を取り戻していく。

そんな中で学園で目立つシオンが目の敵とし嫌がらせを受けているのを知り調べると主犯格がミュリエルである事が発覚。彼は自分を取り戻してくれたシオンの為にとミュリエルに毒を盛り殺害する。そして手を汚した自分はシオンに顔向けできないと自分も毒を煽り自殺。


ここから先はこの前の打ち合わせで更に追加になった事項であり、こっちに影響するかはわからないけど書き留めておく。もしもの為にね。


攻略対象6人目はノートファムの第2王太子。

第2王太子という事もありとても人懐っこい。

その性格故に身分に関係なく友人が多くミュリエルもそのうちの1人。学園に集められた際にミュリエルと出会う予定。誰隔てなく接する彼でもやはりシオンは特別なようで、それを気に入らないミュリエルは嫌がらせを開始する。最初は小さな嫌がらせだったのがどんどんとエスカレートしシオンの命に危険が及ぶような事件を起こし、第2王太子の命で捕らえられる。そのまま今までの悪事を暴かれ斬首刑となる。


攻略対象7人目はアクブルの行商人の息子。

父の仕事でついて行ったアクブルの貿易港でミュリエルが迷子になった際に出会う。彼の親が私の父の商談相手だったようで彼のおかげで父のもとに帰ることができた。それを切っ掛けに仲良くなりたまに遊ぶようになる。

学園で再び巡り会い暫く仲良くしていたが、シオンの存在により彼が彼女の虜となりこちらばかり構うようになる。

ミュリエルは面白くなくシオンに嫌がらせをするようになる。それでも折れないライアに苛立ちを隠せないミュリエルは更に激化。その結果、ミュリエルは捕らえられ地下に投獄されそのまま牢内で生き絶える事となる。



…しかも、7人目については原作者と共に後から隠し設定を追加しようと言う話になり何かを足したんだけど思い出せないと言う代物。


そもそも完成し製品化されてるかも分からず私が打ち合わせをした時より更に内容変更があって発売されていたとしたら…


確定して分かっているのは主人公がどのルートに進もうとミュリエルには死亡ルート及び破滅ルートしかないと言う事。


せっかく大好きな乙女ゲームの世界に転生したのにお亡くなりルートしかないなんて!!

主人公目線のゲームなのですっかり忘れてた…


こうなったらなんとしても生き残って制作者として主人公達の恋路を暖かく見守って見せる!!

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