第1話
勇者は言った。
「ついにここまできたぞ!魔王ルシファー!」
「お疲れ様」
ルシファーは余裕綽々なご様子。
「僕には何にもできないんだ。」
「油断させる気か!?」
「違う違う。本当になーんにもできないんだ。」
勇者は身構えて、剣を構えている。
ルシファーは魔法を発動させた。
「無の力・理不尽スラッシュ」
その瞬間、勇者パーティの魔術師の腕がぶっ飛んだ。
「きゃああああ!」
勇者は言った。
「大丈夫か!魔術師!」
ヒーラーは言った。
「今治します!完全に治せるかわからないけど!」
ルシファーは言った。
「待て。私が治す。」
「へ?」
勇者パーティは唖然とした。
「無の力・絶対的治癒」
魔術師の腕は完治した。
勇者は言った。
「なにがしたいんだ...」
「別に。なーんにもしたくない。」
(何がなんなのかわからない)
「お前は敵の傷を癒して何がしたい」
「僕には夢があるんだ。何かわかる?」
魔術師は答えた。
「王国を乗っ取りたいんでしょ?」
「そうだね。違う。」
勇者は言った。
「じゃあ、女だ」
「そうかな、そうかもしれない。僕は女の子の体をよく知ってるからね」
魔術師は魔法を発動させた。
「油断したね!魔法禁止!これであんたは魔術を使えない!私の腕なんて治すものじゃなかったね!」
「そうか。魔法発動だ。無の力・精神錯乱」
「いやぁああああああ!!」
ヒーラーは精神的にダメになった。
「なん...で?なんで魔法禁止したのに...?」
ルシファーは言った。
「僕には夢がある。したいことがたくさんある。それは神になること。僕は嘘は言わない。」




