表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
目黒琥珀の異世界転生論  作者: ウェハース
第二章【極小国家・シエロ】
36/45

【迷宮攻略の為に】



 予定通り宿に帰ると、エルザさんは既に冒険者ギルドでの事情を知っていて態々俺達の分の朝食を片付けずに用意してくれていた。

 俺達はエルザさんの好意に甘えて朝食を摂ると、昨日の汗を流す為に自室の風呂場へ向かう。

 俺もアルセリエも汗を流すと早速宿を出て依頼の品集めを開始した。

 

 ・

 ・・・

 ・・・・・


 「またいらっしゃーい。」


 これで5軒目。

 

 三か月分の干し肉

 白の上着が20着

 燃料用の魔石が50個

 赤のポーションが20個

 それに酒樽が2つ…。


 俺とアルセリエは街で依頼されていた品々を着々と集めていた。

 先程の酒屋で5軒目。酒樽と言う単語を見た時はどうやって運ぼうかと悩んだが、店主に迷宮の爺さんの所へ届ける事を伝えたら快くリアカーの様な物を貸してくれた。

 流石にタイヤはゴムでは無いが、地力で運ぶ為に何往復もするよりは何倍もマシである。

 

 俺は荷台に買った物を片っ端から詰め込むと、ついでにアルセリエも乗せておく。

 アルセリエは自分だけ楽をするのが気に食わない様でどうにか俺を手伝おうと一緒になってリアカーを押すが必要な力はまるで変わらなかったのでアルセリエに荷台の荷物が落ちない様に監視を頼んだ所渋々と了承してくれた。 


 「アルセリエ、あと何が残ってる?」

 「あとは水を樽で3つだけです!」


 まだこの上に樽が3つ増えるのか…。

 流石にそうなると一度で輸送するのは厳しいかも知れない。

 何か手は無いか…。 


 「あ、そうだ。」


 俺はリアカーを引きながらある事を思い出した。

 

 「アルセリエ、お前の水魔法で樽3つ分の水を確保できないだろうか?」


 そう、昨日シャーロットと狩りに出掛けた際教えて貰っていた魔法である。

 俺はまだ魔法が使えないが、アルセリエはシャーロットの小さな火の魔法を見て一発で再現しそれを応用して自身の得意とする水魔法が使えるようになった。

 一体どれくらいの魔力を消費するかは分からないが、それで水が用意出来るのなら空樽を3つ買って現地で入れる事で随分と楽が出来るのだ。


 俺の言葉を聞いて、アルセリエは少し考える仕草をする。

 

 「多分一度回復を挟めば用意できると思います。」

 「よし決まりだ。流石にここから水樽を3つも増やしたら間違いなく荷台を引けなくなる。

  向こうに着いたら頼んだぞ。」

 「お任せください!!」


 アルセリエは荷台の荷物にしがみ付きながら笑顔で答える。

 そうと決まれば後は空樽を用意するだけだ、迷宮に一番近い酒屋に寄って空樽を購入しよう。



 ◇◆◇◆◇◆◇



 俺達は空樽を無事に手に入れると、迷宮の入り口へと踏み入れる。

 アルセリエは元々少々厚手の恰好ではあるが、街道を逸れて迷宮の入り口がある道に一歩踏み込むと寒気が走ったのか身体を震わせる。

 その気持ちは良く分かる。

 墓地に来た時の様な感覚に近いのだろうか、流石に気温がガクンと下がっているとは考えづらい。

 その証拠に一度中に入ってしまえばそこまで大した寒さではないのだ。

 

 俺はリアカーを押しながら奥へ奥へと進んで行くと、迷宮の入り口のある階段まで辿り着いた。


 「流石にここは降れないな…。」


 穴の下を覗くと相変わらずポツンと一軒、小屋の様な物が建っている。

 運良いのか、どうやら爺さんは小屋の外で薪を割っている様だった。


 「おーい、爺さん。依頼の品を持って来たぞ!!!」


 穴の底の爺さんに聞こえる様に声を大きくして叫ぶと、爺さんは俺の姿を見つけて手を振って来る。

 

 「よし、運ぶか。アルセリエは軽い衣類を運んでくれ、他の軽い物は俺の鞄に入れて運ぶ。」

 「分かりました!!」


 アルセリエは荷台に乗せられた衣類を持ってピョンと降りるとふらつく事無くゆっくりと階段を降って行った。

 その姿を確認してから、ポーション、魔石、干し肉を鞄の中に詰め込んで、紐で縛られた空の樽を持ち上げた。

 流石に酒樽を一人で運ぶのは無理があるので爺さんに手伝ってもらうとしよう…。


 「うむ、御苦労!」


 空樽を担いで何とか階段を降り切ると爺さんがカカカッと笑いながら俺を出迎えた。

 

 「まだ上に酒樽が2つ残っているんだが、手伝ってもらえるか?」

 「よし、まだまだ若いモンには負けてられんわい。」


 爺さんは気合を入れて腕捲りまでしてヤル気満々である。

 

 「アルセリエ、後は頼んだよっと。」


 俺は背負っていた空樽を小屋の入り口の横に降ろすと中身の用意をアルセリエに任せた。

 

 階段を上っている途中、爺さんが俺に話しかける。


 「それにしても、良い相方を持ったのう。」

 

 どうやら爺さんもアルセリエの良さを一目で気付いたらしい。


 「あの歳で目を閉じて盲目を背負っておるが、不思議な事に歩く足は恐ろしく真っ直ぐで正確だ。

  大事に育てるんじゃぞ?」

 「ああ、今でも将来が楽しみだ。」

 「主がこうじゃからのう…。変な道を進まねばええが。」


 おい、じじい。

 それでは俺が変わり者のろくでなしみたいではないか。

 

 「本当にこの歳まで生きておってよかったわい。」

 

 階段を登り切りると爺さんは早速リアカーに乗った酒樽を持ち上げ様とする。


 「おい、大丈夫か?」

 「わしも元冒険者じゃ。これくらい何ともないわい。」


 先程の空樽より小さいとは言え、中身の入った酒樽の重さは100キロを優に超えている。

 それを年老いた爺さんが力強く持ち上げる。

 先程空樽を三つ背負って降りた俺にも言えるが、現代だったら空樽1つでも割とギリギリな気がする。

 それもこれもレベルとステータスって奴が作用して、空樽3つでも重いなぁ…と思う位で運べる位には強靭になっている。

 身体が現代のままならば間違いなくぺしゃんこになっている事だろう。


 俺も爺さんに負けない様に残った酒樽を持ち上げると爺さんを追って階段を降り始めた。


 「ほぅ…この歳で魔法がここまで。」


 酒樽を降ろし終えて荷物を小屋の中に運び込むと、爺さんは空樽に魔法で水を溜めているアルセリエを感心しながら眺めていた。

 あまりに感心しているので俺は爺さんに『アルセリエが魔法を覚えたのは昨日だ。』と伝えるとまるでギャグ漫画の様な驚きようで俺へ振り返ってみせる。


 「昨日じゃと!?」

 「ああ、昨日知り合いと狩りに出てな。その時そのツレがアルセリエに魔法で指先に小さな火を出して見せたんだ。」

 「ただそれだけか!!?」 


 俺が頷いてみせると、爺さんは顎に手を添えて"早すぎる…"や"そんな事可能なのか"とブツブツと呟いて変な汗を流していた。


 ふとアルセリエに眼を向けると突き出した両手の平の先からバシャバシャと滝の様な勢いで水を流して樽に水を溜めている。

 アルセリエは俺の視線に気付くと片手を放して俺に手を振りながら『もう少しで終わります!!』と嬉しそうに言っているが、残った手の平の先から出ている水量はまるで変ってはいない。

 まだ俺に魔法は使えないが、アルセリエを見ていると簡単なんじゃないかと錯覚してしまう。

 まぁ、爺さんの反応を見るに簡単ではないのだろうが…。


 何方にしろ主人としては優秀な従者が褒められて鼻が高いのだ。


 「うちのアルセリエは優秀でしょう?」


 自身の口から思わずこんな言葉が出てしまう位には浮かれている。


 「先程の話が誠なら優秀や天才などと言う言葉ではお主の従者は測りきれんよ。

  まるで魔王と相討った勇者の従者の様。違う所と言えば、盲目でも無くあちらの得意魔法は五大属性全てだったがの。

  まぁ、だがお主の従者ならば―――」


 爺さんは更に言葉を続けた様だが、声が小さくて俺の耳には聞き取れなかった。


 「琥珀様、終わりました!!!」

 

 アルセリエは仕事を終えるとトテトテと俺の下に小走りで近づいて来た。

 俺は"御苦労様"と言って頭を撫でて労ってあげると、歳相応にくすぐったそうにしながら頭を擦り付ける。

 

 「よし爺さん、これで依頼は終わりだ。」

 「あ、ああ、お主の助かった。」

 

 爺さんは考え事の最中、急に話しかけられたせいか少し驚いてしまうが、すぐにどうにか平静を取り戻して俺達を労ってくれた。


 「この街の他の冒険者はこの迷宮に近付きたがらんから本当に助かるわい。

  わしは此処から離れる訳には行かぬし、冒険者ギルドには三度も依頼料を上げたのに誰も受けん。

  全く困ったモンじゃった。」


 そう言って爺さんは懐から小さな革袋を出すと俺に差し出した。

 中身を見ると今日買った物資の金額を上回る額が入っている。

 

 「なぁ、物資購入の金は報酬の中に含まれているんじゃないのか?」

 

 考えていた物とは違ったので俺は爺さんに問いかける。


 「報酬は報酬、物資の購入にかかった金は別じゃ。

  まぁ、いらんと言うのなら別にいいんじゃがのぅ…。」

 「いや、貰える物は貰う。」

 「ハハハッ、それでいいんじゃ。」


 俺は受け取った革袋を鞄の中に仕舞い込むと爺さんに礼を言った。

 

 さぁ、アリバイ作りはこんな所だろう。

 今こそ此処に来た本当の目的を果たす時だ。


 「爺さん。」

 「わかっとる。お主等、依頼は建前で本命は迷宮攻略じゃろ?

  今回の依頼を受けた理由は心配性なギルドの受付嬢にバレない様にする為もあるが、お主の事じゃ、それ以上に目立ちたくないと言うのがあるのじゃろうな。」

 「話が早くて助かるよ。」

 「お主が依頼を受けたと知った瞬間から分かっておったわい。

  それに自身でわしに言ったではないか、"今度来る時は仲間を連れて来る"とな。

  ならば下見を済ませて、次に仲間と共に来た時の用と言えば迷宮攻略しかあるまい?」


 その通りである。

 

 「この迷宮のレイス共を倒してくれるのなら此方としても大歓迎じゃ。ある程度安全が確保出来ているのなら尚の事…。

  じゃがこの嬢ちゃんはどうする?」


 俺の推測であるが、その対策は出来ている。

 

 「アルセリエ、短剣を。」

 「はい。」


 アルセリエは懐から俺の預けた短剣を取り出すと爺さんは眼を見開いて驚いた。


 当然だろう、エンフィルが言うには俺が使っている剣と同様にこの短剣にも神の加護の様な物が付いている。

 そして経験で爺さんはそれが分かるのだろう。

 前回下見に来た時から分かっていた事ではあるが、爺さんはこの迷宮で様々な物を見て来たからかその眼は確かな物だ、この短剣を見れば一目でそれが普通のものではない事くらい分かるだろう。

 何方の剣もあの神様かどうかも分からない存在が遊び感覚で俺に授けた物だ。

 その何方にも加護が付いているのならそろそろちゃんと神様と呼んでやるのもいいのかもしれないと考えたが、白服の金髪幼女がドヤ顔で腰に手を当てて胸を張っている姿を想像して前言を撤回した。


 「成程のう。まさか二振りも…。」

 「まぁ、斬れるとは思うが俺の時の様に魔物達が近づこうとしないかどうかまでは流石にやってみないとわからん。」

 「まぁお主も居るんじゃ、試してみると良いじゃろ。

  わしが持っておる聖水も幾つか分けてやるから、持って行くと良い。

  現状維持に使うよりよっぽど有意義じゃわい。」


 爺さんは懐から聖水の入った瓶を5本取り出すと俺に向かって差し出した。


 「有難く使わせて貰うよ。」


 俺は爺さんから聖水を受け取ると、カバンに詰めて迷宮の門の近くまで歩を進める。


 「ちょいとお主、門の前に立っといてくれんかの。」

 「…? ああ。」

 「異常発生のし過ぎで門を開けた途端飛び出して来かねんからのぅ」


 成程、俺は二次的な蓋の役割と言う訳か。


 俺が門の前に立つと、爺さんは門に手を掛けてゆっくりとその扉を開けていく。

 前回の様にレイスが出て来る事も無くゆっくり、ゆっくりと門を開けていくとレイス達が飛び出して来ない原因が明らかになった。


 「…これは気持ち悪いのぅ。」


 レイス達は早い訳では無いが門の先、更に階段の先、本来の迷宮の入り口の扉の先へ我先に逃げ込もうとギュウギュウになって渋滞していた。

 もぞもぞと重なって(うごめ)くレイス達を見ると流石に爺さん同様気持ち悪い。

 隣で見ているアルセリエにはどう見えているのかは知らないが、少なくとも笑顔ではない。

 俺たち同様気持ち悪い姿が見えているのだろう。


 「アルセリエ、数歩前に進んで貰ってもいいか?」

 「はい、分かりました!」


 アルセリエが一歩を踏み出す。

 扉へ殺到していたレイス達の動きが激しくなった。

 二歩目を踏み出した時には一歩目とは比較にならない程の拒絶反応を見せた。


 これは火を見るより明らかである。

 きっと俺自身に掛かっている様な加護でなくとも、武器に掛けられた弱い加護でも十分効果はある様だ。

 考えてみればそうである。神の手で直接作られた訳でも無い聖水で効果があるのなら、剣に宿った正真正銘の恩恵が通用しない訳はないのだ。

 

 これで安心してアルセリエを連れて行ける。

 それが分かったせいか俺は気付けば大きく息を吐いていた。


 「それじゃあ、行こうかアルセリエ。」

 「はい!!!」

 「爺さん、分かってると思うが…。」

 「分かっとる分かっとる!!他の者が来た際はキチンと誤魔化しておいてやるわい。

  それと、帰って来た時は内側から門を叩いてくれんか、開けたままでは疑われる可能性があるからのう。

  わしは門の前で待機しておるから、音が聞こえ次第此方から門を開けてやる。」

 「分かった。」


 そう言って迷宮の中に入って行く俺達を見送ると、爺さんは俺達が階段を降りて行くのを確認してゆっくりと扉を閉めた。



 ◇◆◇◆◇◆◇


 

 正直扉が閉められて不安に思ったが、迷宮の中は昔に賑わっていた事もあって暗闇を照らす魔道具がそこら中の壁に取り付けられており未だに鈍い光を放って迷宮内を照らしていた。

 

 階段を降りて扉を開けた先の空間は広く、壁は石造りで出来ており、まるで古代墓地を彷彿とさせる。

 周りを見渡すと異常発生している事もあってか、視界に映るだけでかなりの数のレイスが宙をフワフワと飛んでいる姿を確認できる。


 「アルセリエ、周囲の確認は出来るか。」

 「…先程からやってはいるんですが、何分魔物の数が多すぎて迷宮内の全容は流石に確認できません。」


 流石のアルセリエの索敵能力も敵の数が多すぎて範囲を狭めている様である。

 爺さんの話によれば迷宮は全部で三階層、どんな物が待ち受けているか分からないので何方にしろすぐに降りるつもりはない。

 少しの間はこの階層のレイスを倒しつつレベルを上げるついでに金策をしよう。

 

 「とりあえず、少しの間はこの階層でレイスを狩ってレベルアップを図りながらお金を集めよう。」

 「はい!!!」


 今後の方針を伝えると、アルセリエもワクワクしているのか少し興奮気味に応える。

 アルセリエの気持ちは良く分かる。俺も肉体の年齢に引き寄せられてか、冒険心を刺激されて正直ワクワクが止まらないのだ。

 

 俺達が漸く迷宮攻略を始め進みだそうとした時、一迅のひんやりとした風が吹き抜ける。

 運が良いのか悪いのか、一匹の間抜けなレイスが俺達の前を通ったのだ。

 レイスは俺達の姿を確認すると、ゆっくりその場からの逃走を図る。


 俺は一度倒した事があるので、此処はアルセリエに譲るべきだろう。

 

 「アルセリエ、やってしまえ。」

 「分かりました!!!!」


 逃げていくレイスを俺やアルセリエが見逃すはずもない。

 アルセリエはレイスに走って追い付くと、短剣で宙に浮く布を貫いた。


 「やぁっ!!!!」


 アルセリエがレイスを貫くと一撃でその姿は消滅する。

 ゆっくりと落ちる布が消えずに残り、それに対して俺は馬鹿正直に幸先が良いなと感じていた。

 

 レイスと言う本体を失った布は重力に圧し潰される様に急速に落下する。

 布が…急速に、落下?

 その疑問はその布が地に落ちた音で解消された。


 カシャンと確実に重い何か落とした様な音が迷宮内に響く。


 アルセリエが何かあるのかと霊府の布を持ち上げると、中から重い何かが地面に転がり落ちる。


 俺とアルセリエはその音のした方向を向くと、そこには―――

 何処かで見覚えのある真っ直ぐ伸びた白い刀身。

 その造形はレイピアやサーベルに近い。

 

 俺は開いた口が塞がらなくなって異常なくらい心臓が鳴って、アルセリエは何の事かわからないのか、不思議そうに首を傾けている。


 その目線の先には確かに小屋に飾られていた物と同じ。

 そう、"白霊剣"が落ちていた。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ