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過去>>>未来《10》

突然の乱入でメイさんが呆然としていたが、即座に大天使様を連れて部屋から抜け出した。


俺と天龍先輩が向かい合う。


「…天龍真琴……?僕の名前はラミアス。人違いじゃないかな?」


……そうか、そういえば生徒会長も天使の時はユライアって名乗っていた。


「……人違いですね。。。それで、ユリを返していただけませんかね?」


だんだんと俺もしびれを切らしてきた。


「いやいや、君は彼女の重要性をわかっていないからそんなことが言えるんだよ」


「…重要性?」


ユリは普通の女の子だ。


こいつらが攫う理由なんて…


「魔剣って知ってるかな?」


……魔剣…?


ユリとなんの関係が…


嫌な予感がした。


「…知ってますよ」


「彼女は魔剣の核になる存在だからね。今のうちに始末しておかないとダメなんだよ。」


ユリが…?


魔剣の…?


俺は普段の魔剣を思い出していたが、マリアみたいにユリが現れたことなんて一度もなかった。


「…それこそ人違いじゃないんですか?それに始末って…」


「間違いないと思うよ。今のうちに殺しとかなきゃってことだね」


目が本気だ。


でも、なんで魔剣がユリだとここまで言い切るんだ…?


だけど、ここで俺が退くわけにはいかない。


「…俺が魔剣にはさせません……」


「んー、そう言われても、彼女が生きてる限り可能性は消えないわけだし。もし魔剣が出来ちゃうと魔神復活の可能性が上がっちゃうからね。…止めたかったら力づくで止めたらいいよ」


………ん?…


……そういえば、魔神は魔剣を込めた魔力で復活されるって聞いたような…


待てよ…?


ということは、魔剣を作るのを阻止しようとしてるのがこの人達で、悪者が俺なのか…?


…だが、ユリを死なせるわけにもいかない。


戦うしかない。


生徒会長が天界最強と聞いたが、さっきの反応速度といい…


祝福(ブレッシング)』抜きなら天龍先輩の方が規格外な気がした。


もしかして、俺の時代の生徒会長より、今目の前にいる天龍先輩の方が強いのか…?


…甘い考えは捨てないと勝てないか……


俺は覚悟を決めて聖剣と魔剣を具現化させた。


それを見た天龍先輩が目を見開いた。


見惚れているのか…?


品定めするようにじっくりと見つめてくる。


「…不思議な双剣だね」


俺の双剣に感嘆しつつも表情は崩さない。


まだ余裕があるということか…


「…この剣であなたは地面を舐めることになる」


先手必勝だ。


俺は勢い良く前に出た。


俺と天龍先輩の死闘の幕が開いた。

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