表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
魔剣を売ったら来世で引きこもりにジョブチェンジできた件  作者: kinako
2章『ほんの少しのやる気』
51/85

下界>>>天界《16》

私が奈々ちゃんとミカくんを待っている間に美術室に残っていた他の生徒は私達以外帰ってしまった。


ミカくんまだかなー…と待っていると、美術室に先生がやってきた。


「え…?ミカくんが…?」


私はミカくんの担任の先生から、ミカくんが天界に行ったことを教えて貰った。


「魔界…?」


奈々ちゃんは訳がわからない様子だったが、今は説明している暇はなかった。


さっき美術室に入ってきた先生の慌てっぷりからしてロクな事ではないと思っていたけど、予想が当たってしまった。


「なんでミカくんが…?」


「魔神が復活しちゃいそうなのよ~…。。」


ありえない…


そんなはずはない…


「本当に…魔神なの?」


「どういう意味かな~?」


「だって、、魔神はあの時、、」


私がその続きを言うことは無かった。


突然、地響きが起きた。


美術室…


いや、学校全体が揺れていた。


突然、学校の中から複数の魔力反応を感じた。


「これは…!?魔力…?しかもこの魔力…魔王の幹部クラスはあるかも…」


「なにこの揺れ…マリアちゃん大丈夫…?」


よろけた私を奈々ちゃんが支えてくれた。


すると、揺れで体勢を崩していた先生が、立ち上がって私達に向き直った。


「………先生ちょっと行ってくるね~」


「行くって…?まさか、、、無茶よ!!一人で行って勝てると思ってるの!?」


魔王の幹部クラスなんて…それこそ今のミカくんでちょうどいいくらい…


天使達は守るために力を使うが、悪魔達は違う…殺すために使う…


殺す側と守る側、命の奪い合いになった時にどちらが有利になるかは明白…


「勝てなくても、私が行かないとみんな殺されちゃうからね~」


「わ、私も行きます!」


「奈々ちゃんは絶対にダメ!きっと殺される…」


いや、もう逃げ場なんてないのかもしれない。


奴らは必ず一人残らず見つけ出して殺しにくる。


「よくわからないけど、危ない所に先生を一人で行かせれないよ。マリアちゃんはここで隠れてて。」


「…まるで私が臆病みたいじゃない。。。私も行くから…」


…無謀すぎる……。


でも、ミカくんならきっと逃げない。


勝てなくても、きっと立ち向かう。


だから、私も逃げる訳にはいかない。


私達は急いで一番魔力の反応が強い、校長室へと向かった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ