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第五話 ー闇の誘惑ー

 これは、精霊界に魔王が襲来するよりも前……時は一ヶ月程遡り、人間界・リヒトの里での事。





 この年も、精霊界への門の開く日が訪れた。

 だが、この年も誰一人として、精霊界に選ばれた人間はいなかった。


 リクトは一人、里から離れた山の中に居た。


「クソッ! どうしてだ、どうして俺は選ばれない!」


 リクトは焦っていた。

 カルマが精霊界へと旅立ってから四年……彼との約束を果たすべく、一人鍛錬を続けていた。

 が、今年もまた選ばれていない。……分かってはいる。精霊界に行く事の出来る人間が選ばれるのは、珍しい事なのだ。四年前、一度に三人も選ばれたことが例外だった。

 ただ、頭ではそれが分かっていても、精霊界へと行かなければと……カルマの元に追いつきたいと、そう言った気持ちがリクトを焦らせ、どうにもならない気持ちを辺りにぶつけるしかなかった。だから、こうして人の居ない場所まで来ていた。




「何か、酷く思い詰めているようだね」



 誰かが声をかけてきたのが分かり、リクトは辺りに叩きつけていた拳を引っ込めた。

 そして声がした方を向くと、そこには、黒い布を被った大柄の人物が居た。


「アンタ、誰だ……ていうか、いつから見てた」

「悪いが、始めの辺りからね。……ああ、私は……旅の占い師とだけ言っておこうか」

「ウラ……ナイシ?」


 聞き慣れない言葉に、リクトは首を傾げた。


「君たちのところでは馴染みが薄いかな? そうだな、私は先を見通すことが出来る力を持っているのだ。その力を使って、人々の悩みを解決するのが占い師といったところだ」


 それを聞いて、リクトは胡散臭いものを見る目でその男を見た。

 が、それは向こうも分かっていた事のようで、軽い口調で続ける。


「信じられないのも無理はない。まあ、占いを信じるかはともかく、何か悩みがある時は相談相手くらいにはなろう。私はこれから暫くここに居る。何かあった時はここに来なさい」

「そうかい。ま、期待しないで待っておけ」


 そう言って、リクトは里に戻ろうとその男に背を向けた、その時……


「ああ、そうだ。君が里に戻ると、可愛らしい女の子が出迎えるよ」


 占い師の男がそう言った。

 その時は、その言葉を特に意に返す事もなかった。





 リクトが里へと戻ると、一人の少女が彼を出迎える。


「おかえり、リクト」

「エマか……お前、動き回って大丈夫なのか?」


 リクトがエマと呼んだ少女は、彼が里に来た頃から、まるで兄のようにリクトの事を慕っている。

 彼が里の外へ出る度に、こうして迎えに来る程に。


「今日は体の調子がいいの……だから、平気……うっ」


 エマは急に胸を押さえて咳き込みだす……顔が青白い。戻るのを、ずっと待っていたのだろう。

 彼女の歳は十六ほどになるが、同じ年の女性と比べても体格は小さい。昔から体が弱く、よく病気に罹り、咳き込むことはしょっちゅうだった。


「ほら、無理すんじゃねえよ。家まで送ってやるよ」


 と、リクトはエマに背を向けて屈みこむ。


「ほら、乗れよ」

「えっ……」


 エマは少し躊躇ったが、結局照れながらも彼の背中に身を預けた。


「重くない?」

「もっと重いものは普段から持ってるし、お前はむしろ軽すぎだ……それに、今さらそんな事心配するなよ。いつもの事だろ」


 ――そう、いつもの事だ。こんな事当てられたって、どうって事……


 リクトは、あの占い師を名乗る男の言葉を思い出していた。そう、これくらいの事は、里の人間なら知っている様な事なのだ。……そう、里の人間なら。


 ――じゃあアイツはどうして。まさか本当に、先を見ることが出来るのか?


 だが、そんな事ある訳がない。その時は、あの男の事を忘れる事にした。


「どうかしたの?」


 黙り込んでいたからか、心配そうにエマが声をかけてくる。


「少し考え事してただけだよ……それより、お前、最近酷くなってきてるだろう。また、何か病気に罹ったんじゃないのか? 無理せずに……」

「大人しくしろって、言うんでしょ。でも、嫌……家で大人しくしてたって、リクトは会いに来てくれないじゃない」

「えっ……」


 いきなりそんな事を耳元で囁かれ、すこし力が緩んでしまう。


「あの、落ちる……」

「わ、悪い」


 言われてエマ持ち直すリクト。


「それで、その、結構直接的に好意を伝えたつもりなんだけどどう?」

「いや、その。分かったけど、急すぎてだな……」

「ヘタレ」

「返す言葉もない……」




 それから、エマを彼女の自宅へ連れて行った。


「まあ、そのなんだ……見舞いには来るから、大人しくしてろよ」

「本当に? じゃあ、明日来てね。じゃないと、また待ってるから」

「分かった。また明日来るよ」


 そのやり取りの後、彼女の自宅を出た。と、その時ふと思う。


 ――あれっ、俺なんでこんな事になってるんだ。



 次の日、リクトは約束通りエマの家まで行った。


「本当に来てくれたんだ」

「俺をどんな奴だと思ってるんだ」

「だって、いつもカルマと居たし、女の子には興味がないかなって」

「師匠とはそう言うんじゃない、俺だって普通に……」

「それなら、わたしの事、どう思ってる?」


 そう言って、エマはリクトの目をジッと見つめた。

 暫しの沈黙……、リクトは耐えきれなくなって目を逸らした。


「ヘタレなのね」

「うるせー」

「そんなんだから、カルマにもちゃんと友達になりたいって言えないんだよ」

「えっ!」


 エマはからかうように少し笑うが、疲れてしまったらしく、寝そべる。

 今日は流石にもう休ませた方がいいと思い、また明日来ることを約束して、家を出ようとした時……


「ねえ、リクト……やっぱり、精霊界に行きたい?」


 リクトはその場に立ち止まった。

 答えられないんじゃない、流石に何かおかしいと思ったのだ。昨日からずっと、こんな事ばかりだった、


「……ごめんなさい。変な事聞いて」

「しっかり休んでろよ」


 と、その時はその場を後にした。……胸の奥に不安を抱えながら。




 その不安が現実のものとなるまで、そう時間はかからなかった。


 その夜……エマの容体が急変した。いや、それだけではない、里の人間が次々と、高熱になった。どうやら、同じ病が里の中で流行り出してしまったらしい。

 全く症状の無い者と、症状の酷い者、真っ二つに分かれた。

 その中でも、隔離すべきと言いだす者と、治す方法を探しつつ看病する者の二通りに別れ、里は混沌とした状況になっていた。



 その中で、リクトはエマの看病をしていた。


「ごめんね、リクト……」

「ん? ああ、気にすんなよ。看病くらい大したことじゃない」

「そうじゃ、なくてね」


 エマの話の意図が分からず、首を傾げるリクト。

 それに構わず、エマは続ける。


「わたし、嬉しかったんだ。カルマが、居なくなった時と……あなたが、精霊界に選ばれなかった時……いつも……」


 リクトは体が動かなくなった。


「カルマが居なくなれば、少しは、わたしにも気が向いてくれるかなって……選ばれない時は、まだ一緒に居られるんだって……そんな事、言ったら怒られそうだから、ずっと、黙ってたんだけど」


 寝ているエマの両肩を、リクトは掴む。

 昂る思いの籠った目で、彼女を見つめた。


「何言ってんだよ……そんなの、怒るに決まってんだろ! ……どうしてだ、黙ってりゃいいのに……なんでそんな事、今言うんだよ……」

「今言わないと、言えなくなっちゃいそうだから」


 何を言っているのか……何を言いたいのか、分かりたくなかった。


「ふざけんな……」

「ごめんね、ずるいよね……こんなの……」

「ふざけんな、どうして諦める! そんなの許さねえ……待ってろ。俺が、なんとかしてみせる……!」

「え…………待って、リクト……」


 エマの制止も聞かず、リクトは飛び出していった。



 思わず、体が動いていた。

 昔から考えるよりも、先に行動するタチだった。ただ……それでも今は、居ても立っても居られない。



 一つだけ、希望があった。



 今のリクトに他に縋れるモノはない。ただ、それに賭けるしかなかった。



「そろそろ来ると思っていたよ」


 あの、占い師を名乗る男の元へ行くと、彼は軽い口調でそう言った。


 リクトは、ここまで全力で走ってきて上がった息を、整える間もなくその男へと近づく。


「アンタの、占いって奴が……どれくらいの事、分かるのか、知らねえけど……でも、俺には……もう、アンタに頼るしかない……」

「……里で病が流行り始めたか」

「知っていたのか?!」

「元々、それが分かっていたからここに来た。……とは言え、何時から流行り出すかまでは、わからなかったからな。それで、ここで待っていたのだ」


 そう言うと、占い師はリクトに幾つかの花や草を渡す。


「この薬草と同じ物を探せ。これが里で流行っている病の特効薬になる」

「本当か?」

「ああ……ただ、一本や二本では足りんだろうな」

「どこだ! どこに行けばそれがある!」


 占い師は、おもむろに手を上げ、一つの山を指さす。


「あそこにあるはずだ。ただ、皆持ってあと一週間。急げよ」


 リクトは頷き、急いでその山へと向かって行く……



 ただただ必死で、自分の体が傷つくことも気にせず駆けまわった。





 それから、二週間程の時が経った。


 リクトが持ち帰った薬草で、里の者達の病を治す事が出来た。

 が、リクト自身も疲れからかその後倒れてしまい、回復するまでに暫くかかった。



 結果、それまでとは逆にエマにリクトが看病されることになった。


「人助けしようとして自分が倒れたんじゃ、世話ないじゃない」

「誰の所為だと思ってんだ。今わの際みたいな事いいだしやがって」

「それって、わたしの為だったって事?」


 少しからかうように、エマは問いかけた。


「当たり前だ。お前に死なれるのは、嫌だって思ったからな」

「えっ! そ、そう……あの、ありがとう……」


 リクトの返答が思っていたものと違った事に狼狽えてしまい、一瞬体がふらつく。と同時に、顔が熱っぽくなり、頬が朱に染まる。


「どうした、熱でもでたか?」

「誰の所為だと思ってるの……いつもみたいにはぐらかすかと思ったのに……」

「ああ、そういう事か」


 リクトは、傍にいたエマの肩を掴み自分の所まで引き寄せる。


「えっ、あの……」

「決めたんだよ。自分に素直になるってな。大事なもんが、いつ無くなるか……分かんねえからな」


 これは夢ではないのだろうか。実はまだ自分は病床に伏せっているのではないかとさえ思えた。あまりにも慣れない。心臓が破裂してしまうのではないかと思った。


「あれ? 気分、悪くなったか?」

「気分は悪くはないけど……その、刺激が強くて、疲れてしまったというか……」

「そ、そうか。悪い」



 それからまたしばらく経って、全快したリクトは、占い師の元まで向かった。


「久しぶりだな、青年よ。今日はどうした」

「アンタには礼を言わなきゃいけないからな。まあ、色々あって、遅くなっちまったけど」

「気にするな。私は当然のことをしたまでだ……それより、いい顔になったな、初めて会った時のような焦りを感じない」

「……あん時は悪かったよ。アンタの事疑ってた」


 頭を下げたリクトに、占い師は必要ないというように、頭を上げるよう促す。


「そんな事は気にしてはいない。よくある事だ」

「アンタと始めて会った時は確かに焦ってたし、イラついてた。でも、分かったんだよ……俺はまだまだ、精霊界に行くには力不足だってな。今回の事だって、アンタの力なしじゃ、エマも里のみんなも救えなかった」

「君は、今でも充分に力はあると思うが? 実際に薬の素材を集めてきたのは君だ……それでもまだ、より強くなる事を望むのか?」


 占い師の問いかけに、リクトは力強く頷いた。


「俺はあの時、アンタの力を信じちゃいなかった。それでも、アンタに縋るしかなかったんだ……そんなんじゃ駄目だ。もっと自分に自信を持ちたい。その為に、俺はまだまだ強くならなきゃいけない」

「……なるほどな……まだまだ力が欲しい、と……」

「ああ、そうだ、俺は……もっと、力が欲しい」


 その時、リクトは心臓が高鳴るのを感じた。無意識に、占い師の言葉を繰り返した、その時に……


「そうか……心の底から求めるか……」


 言葉が、とても甘美に、心に響く。



 占い師は、その手をリクトの胸に置く。



 心を、この男に掴まれていく感覚になる。


「ならば我に身を委ねろ……求める力をくれてやる……」

「俺の……求める、力……」


 心臓から、全身にドス黒い何かが流れようとしたその時、リクトは一瞬意識を取り戻した。


「違う……俺は、誰かからの力なんて……」

「なかなか見上げた精神だな、我が呪縛から逃れたか……が、もう遅い。我が力を求めたその時点で、その体は我の者となっているのだ!」

「やめ……ろ……やめろぉ……!」


 リクトは、支配されまいと抵抗したが……それも虚しく、体は自分のモノではなくなっていき……そして意識も薄れ、消えていく……




 占い師の被っていた布は、中身が無くなって地に落ちる。


 その場に一人残ったリクトの体は、込み上げる笑いを押さえようとして、抑えきれなかったのか高らかに笑いだす。


「ようやくだ、ようやく手に入れたぞ……これが、このベルゼブアの新たな肉体! 全く人間と言うやつは、手間をかけさせてくれる。力を求めるのに何かと理由を付けようとしおって」


 ベルゼブアを名乗ったその男は、具合を確かめるように体を動かす。


「最後に抵抗されたせいで、少し加減が上手くいかんな。まあ、この程度はすぐに慣れるだろう……それに、嬉しい誤算もあるからなあ」


 ベルゼブアは自身のこめかみに指を当て、目を瞑る。


「カルマ……リオ……レイナか、この里から精霊界へ行ったものは。どいつも見覚えがあるな。しかもちょうどいい事に、この内の一人はこの男と仲がいいみたいじゃないか……全部ではないが欲しい記憶は読み取れた。無駄な抵抗だったな人間よ」


 邪悪な笑みを浮かべて、リクトの体をしたベルゼブアは、里へと向かう。






「あなたは……リクトじゃない……いったい、誰……」


 里に入った途端、リクトらしき男に、エマがそう言った。

 リクト……いや、ベルゼブアに里の者達の視線が集まる。

 ベルゼブアは彼女を睨み付けた。


「ほう……分かるのか。何故だ? まだ何もしていないだろう。何がいけなかった?」


 ベルゼブアは、エマへとゆっくりと近づく。

 怯える彼女に手を伸ばし、その首を掴む。そして顔を近づけ、その目を凝視する。エマは怯えてはいるが、その目を逸らすことはなかった。


「目を逸らさない……なかなかの度胸だなあ?」

「リクトは……どこ……あの人に、何をしたの……」

「おい! どういう事だ、エマから離れろ!」


 住民達の声は無視し、エマだけを見つめるベルゼブア。

 そして彼女の問いかけには、ベルゼブアは口角を釣り上げるだけだった。ただ……それだけで、エマはなんとなく、分かった。


 住人達はエマから離れさせようとするが、ベルゼブアが空いたもう片方の手を掲げると、周りの者達は皆、体が動かなくなった。


「許……さない」

「そうか……なら、お前に何が出来る?」

「リクトを……返して……」


 目に涙を浮かべながら睨むエマに対して、ベルゼブアは口を大きく吊り上げて告げる。


「無理な話だ」


 首を掴む手の力を、少しずつ、強めていく。

 エマは苦しみだし、もがき、自分の首を掴む腕を引掻いて抵抗する。だが、次第にその力が弱まっていく。

 そして、ベルゼブアは笑ながら、もう少しだけ、試す様に力を加えてみる。

 すると、妙な音がすると共に、エマは動きを止めた。


「おっと、力を入れ過ぎてしまった。もう少し苦しむ様を見ていたかったが、加減が分からんな……この男が抵抗したせいだな」


 ベルゼブアは動かなくなったエマの体を投げ捨てた。

 が、そこで何かを思い立ち、その場に立ち止まり、エマの死体の方へと振り向いた。


「そうだ……いい事を思いついた」


 そしてベルゼブアはエマの体に近づくと、その手を死体に触れる。



 エマの体が、大きく、脈打つように痙攣する。


 そして、少しずつ、体が動き出し……立ち上がる。

 だが、その顔からは全く生気が感じられなかった。血の気が引いたように真っ青で、その瞳には光が灯っていない。

 脈打つような痙攣は、立ち上がってからもしばらく続き、そして、妙な模様が胸元から顔の方まで浮かび上がっているのが見えた。

 その直後、獣のような雄叫びを上げたかと思うと、全身から蒸気を発して、徐々に体が変化していった。


 全身が黒く、羽根のようなものに包まれている。そして、顔は鴉を模した仮面のようなものに包まれている。


「やはりな……我の巻いた病に罹った者はいい素体になった」


 ベルゼブアが命じると、そのエマだった怪物は動けぬ住人達を攻撃し始めた……






 それから、里の人間全員が怪物の手で息の根を止められるまで、そう時間はかからなかった。

 そして、それを終えた後、住人達だったもの全員を怪物へと変化させ、ベルゼブアは精霊界へと続く門へと向かった。



 怪物を引き連れ門を襲撃したベルゼブア。


 門の守護者を始末したあと彼は、今は閉じている門の前に立つ。


「何をするつもりだ……門を……開くとでも言うのか……そんな事は、不可能だ」


 どうやらまだ生きていた守護者が居たらしい。

 ベルゼブアは笑みを浮かべながら、その守護者の方へ振り返る。


「まだ息があったか。まあいいどうせあと僅かな命だ、教えてやる……いいか? ここに門はあるんだ……門があるのならば開くのは容易い」

「たとえ、開くことが出来たとしても……選ばれた者でなければ、安全に潜り抜ける事は……」

「選ばれた者……ねえ。それならここに居るじゃないか」


 そう言って、ベルゼブアは口を釣り上げながら、自分を指さす。


「何……どういう事だ」

「すべては我が計画通り……この男が選定の泉に映らないように細工し、この男が、力を渇望するように仕向けた。それはこの体を手に入れ、精霊界へと向かうため!」


 それから、ベルゼブアは深く息を吐く。


「ようやくだ! ようやく我が望みが叶う時!」


 ベルゼブアの体が、徐々に大きくなっていき、守護者も押しつぶされてしまう。

 筋肉質で、獣のような手足を持つ巨大な怪物の姿へと変化したベルゼブアは、片手を門のある方へとかざし、門が開かれる。


「さあ、行こうか……精霊界へ」


 ベルゼブアは 門……その先にある、精霊界へと向かって歩き出す。

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