行っては行けない場所
ある朝、僕は目を覚まし
しかしいつも見る風景とは違っていた
なんとそこは人間が立ち入ってはいけない場所だった……
僕はとにかくこの世界から逃げ出したくなり宛もなく走り出した
「ここはどこ?……なぜここにいるの」
少年はこう発しながらかけばしった
行くさきに ある一軒のボロ家があった……
中に入ってみると人影もなくただ風の音だけがきこえていた―
その家の部屋を確かめたが何もなかった 二階に上がる途中何やらもの音が聞こえてきた
少年は恐る恐る近づいて その部屋のドアに手を掛けた瞬間……
意識を失ってしまった………………
それから一時し彼は再び目を覚ました そこにはいつもと変わらない風景
つまり…………
家だった…………
結局あの不思議な世界のこと
は分からずじまいだった……
その後彼は元の生活にもどり
平凡な日々を暮らしていった