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つばさをください

作者: ラベンダー
掲載日:2025/10/17

 回転。今、私は回っている。


 遊園地に来て、回転するカップの乗り物に乗っている。ぐるぐる回って、気持ちが悪い。吐きそう。でも、人が多い。だから吐きたくない。私は一人でこのカップに乗っている。この状況で吐いたら、確実に目立つ。だから、どうしても吐きたくない。でも、もう限界かもしれない。早く止まってほしい。


 そもそも、なぜ私は一人で遊園地に来たのだろう?


 ──回想。


 私は幼いころから、一人でいるのが好きだった。公園に行って、一人でブランコに乗ったり、滑り台を滑ったりして遊んでいた。誰かと一緒じゃなくても、十分楽しかった。けど、今は違う。楽しくない。というか、楽しめるはずだけど、周りの目が気になって楽しめない。本当は一人が好き。周りの人たちは一人でいる私を変な目で見てくる。それが嫌。だから、、、、


 そう、吐きたい理由はカップが回って乗り物酔いをしたからではない。周りの目が気になって気持ちが悪くなっているだけだ。だから、そんな考え方を変えたい。自分が変わらなければならない。周りの人は変えられないのだから。


 そうだ、歌を歌おう。


「このーせなかにーとりーのようにーしろーいーつーばさーつけーてーくーださーーーーい このおおーぞらーにつーばーさをひろーげとんでゆきたーいーよー」


「なんだ?」

「えっ!?あの人見て!」

「うわっ!一人で乗り物に乗って歌ってるよww」

「ヤバい奴じゃん!」




「かーなーしみのーないじーゆーうなそらーへ つーばーさはためかーせーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーゆきたい!」

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