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暗殺者幻想入記録  作者: 暁月 しゅか
第5章〜火炎に揺らめく永遠(とわ)の月〜
33/34

暗殺者幻想入記録 第二七話〜裏の世界〜

どうも。

サイトがリニューアルしたことにより少し困惑気味の朱羽の索夜です。

ビバを連れ帰り、その能力が3つあることに驚愕していた霊夢。

これからビバはどうしていくのでしょうか。

それではどうぞ

暗殺者幻想入記録 第27話〜裏の世界〜

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

索夜side

「能力が…三個ー!?」

霊夢が叫ぶ。

「え?これはすごいことなの?ビバ分かんないんだけど。」

と、ビバが霊夢の声に困惑する。

「え…えぇ。普通、大体能力は1つぐらいなのよ。…ここに能力2つ持ちの例外はいるけど。」

間違いなく俺のことだ。

「そ…そうなんだ。」

そして、俺はふと思い出す。

「…なぁ、しばらくコイツラ見といてくれないか?」

「え?なんでよ。」

…まぁ…そうなるよなぁ。

「現実世界でどうしても合わなきゃいけない人がいるんだ。」

「そ、そう。わかったわ。」

「ありがとう。やっぱ霊夢って優しいよな。」

と、俺が言うと、

「…ぅえっ!?」

と、霊夢が赤面しだす。

それを見て俺は笑う。

「ふふっ…何だお前照れてんのか?」

「照れてないわよ!」

「本当か〜?」

「本当よ!…もう!行くわよ、ビバ、蛍。」

と言って、霊夢は神社へと向かっていく。

「なんだろうね。霊夢は。」

と、ビバがきいてくる。

「…嫉妬?…まぁ、しらんけどな。」

「なら最初から言わないでよ…」

と、ビバがため息交じりにいう。

「いや、あんたが言い出したんだよ?」

「それはまぁ…そうだけどさぁ。」

『ズニュン』

と、俺は埒が明かなそうなのでスキマを開く。

「ま、いいや。じゃあ、行ってくるわ。」

「うん。」

その言葉を聞いて、俺は自分の開いたスキマに入る。

そういや蛍、なにも喋ってないな。

「…お兄ちゃんは、私の物なのに…」ボソッ…

…ん?なにか聞こえたような…気のせいか。

俺は現実世界に行く。


























〜ある路地裏のビル〜

「ついた。」

俺の目の前には、でかい少し荒んだビル。

いかにも廃墟だと思わせる節があるが…

俺はそこに入ろうと近づく。

その途端、

『ガチャ』

と、左右から銃を向けられる。

「おい、嬢ちゃん。ここはお前さんの来ていいところじゃないんだぜ?」

と、片方の黒のパーカー男が言う。

「分かったならさっさと帰りな。」

と、もうひとりの灰色のコート男。

その二人に対し、俺は、

「…日頃どんな警備行ってるんだと思ったらこういう感じだったのか。そりゃあここも廃墟だって思われるわな。『山仲 司郎(やまなかしろう)』?『田中 嘉伸(たなかよしのぶ)』?」

「なっなんで俺たちの名を!」

と、パーカー男…司郎がいう。

「…いやー。こう言えば分かるかな〜。『月影 索夜』。」

その名前を言った途端、二人がハッとする。

「…索夜…?索夜…さん?」

「…なぁ…嘉伸。さん付けはいいって毎回毎回いってるだろ…司郎を見習え。」

こいつはいつも…あ、そうだそうだ。コイツラは俺の同期だ。

そしてこのビルは俺たちのいわゆる『アジト』だ。

「索夜…」

「よぉ。司郎。元気してたか?」

「…ごめん。失礼かもしれんけど、その口調合ってない。」

くっ…こいつ、俺が気にしてることを…

「ま、まぁいい。入らせてもらうぞ。」


























〜内部〜

「さて…ここかな。」

俺は一番奥の部屋についた。

いやー。当時の記憶が役に立ったね。

『ガチャ』

扉を開け放つ。

と、円卓に座ってた奴らがいっせいに振り向く。

「あー。会議中?え、マ?会議なんてしてたっけ…」

「あんただれ。」

と、ポニーテールの女が言う。

彼女は『欧渡施 雪(おおどし ゆき)』。

生粋の近接特化型だ。

そんな彼女はナイフを装備し一気に襲いかかってくる。

…現実世界ではスペカ使えないんですがー!?

と、部屋の奥に当時の自分の装備があることに気づく。

「あれしかない…」

そうつぶやくや否や俺は攻撃を回避し、一直線に走る。

だが、

「パスワード!?」

厳重にロックされていたのだ。

後ろからは猛スピードで雪が突っ込んでくる。

幸い数字は四桁。

可能性が高いのは…俺の誕生日?

この組織は、馬鹿なのか知らないが、自分の物は誕生日でロックしてある。

そのため盗みやらが多く、俺は複雑なパスワードにしていたのだ。

しかし俺が居ないいま、あれはおそらく俺の誕生日だ。

早速俺は入力する。

「…こんなパスワードとか設定しなくてもいいだろめんどい!…あ、開いた!やっぱ誕生日かよ!あぶねっ!?」

開けた途端雪が突っ込んできた。あぶねぇ。

俺が入力した番号は『0204』

2月の4日だ。

俺は当時の装備をつける。

あ、そうだった。今日は蛍にいつもの服を洗濯されてるんだった。

今日の俺のコーデは白のワンピース。

まぁ、今は夏だし。

腰に頼もしい重みと、背中にヘカートⅣの重みが加わるのを感じながら…

「背ちっさ!?ギリギリすぎないかこれ!?」

いままでスペカのヘカートは、念じれば消えてくれるので考えたことなかったが、俺身長縮んでたんだな。

俺はヘカートを手に取り、リロードを始める…

『ガチャ』

「準備完了。…と言いたいけれど、あいにくここじゃ銃器禁止なんだっけ。」

仕方なく俺はヘカートを置く。

そして『人命吸死魂斬討剣』を抜く。

そして『懐剣』を左手に装備し、投げる。

『カキン』

打ち払うときに少しだけ隙ができるので、そこを狙って攻撃。

だが、

『カキン』

と、防がれてしまう。

俺は雪に戦闘術を教えた。

まぁ、我流ってやつだが。

「あなた…師匠と同じ動きをするのね。」

…そらそうでしょうよ。俺が師匠本人なんですから。

「…いやー。やっぱ戦いはワンピースとかでするんじゃないね。いつもの服が恋しいよ。ねぇ、ボス。新しいあの服ない?」

と、俺はボスに聞く。

「…無い。ってかお前がいらないって言ったんだろ。」

…どうやら俺の正体に気づいてるらしい。

ボスがその言葉をいった途端、鍔迫り合いが終わった。

と同時に俺は反抗する。

「いや女になったら話は違うだろ!」

と。

「え?女になった…ん?ボスに向かってタメ口…師匠!?」

雪が俺の正体にやっときづいた。

「…やっと気づいたのか雪。ってかお前以外気づいてただろ。」

「え?」

周りを見渡す。

皆頷いてる。

「この部屋にのんきに入ってくる時点で索夜…幹部だってわかってた。」

と、眼鏡っ娘がいう。

はいここで新情報。俺はこの組織の幹部なのだ。

「え!?」

すると突然扉が開いた。

「持ってきてやったぞ。索夜」

と、いつの間にか居なくなってたボスがいつもの服を持って来た。

ちなみに、ボスの名前は『錐山翔語(きりやましょうご)

「おぉー。気が利くねー。ボス。」

「万が一のために買っておいた。隣の部屋…お前の部屋で着替えてこい。」

「お?ここじゃなくてええんか?いつも雪にはここで着替えさせてたのに?」

「そうですよボス!」

「お前はどこか行くだろ勝手に。監視だ監視。」

「変態!エッチ!」

…いやぁ…あんたが悪いだけだと思う。

「…ボスに一票。」

「師匠ー!?同じ女の子なんですから同感してくださいよー!」

という弟子の悲痛な叫びをおいて、俺は部屋を出た。


























「ふぅ、やっぱこれが1番いいっすね。」

と、俺はいつもの服を着ながら言う。

「替えの服って大事なんだな。」

女になってから思う。

男のときには大して意識はしなかったはずだ。

「ところで、なんで師匠はここに来たんですか?」

と、雪が聞いてくる。

「あぁ。少し顔を見せに来ただけだ。」

と返す。

「女になってから来てなかったからな…」

と言った途端、

『ズニュン』

「「「うわぁぁぁぁぁぁぁ!」」」

「…出る時は気をつけてねって言ったのに…」

急に蛍、純連、ビバがスキマから転がり出てきて、後ろに紫がいる。

それを見て俺は、

「は?お前ら何してんの?」

と、ただただ呆れの言葉を投げることしかできなかった。

「いや、お兄ちゃん!聞いて聞いて!…の前にここどこ。」

「え!?師匠、妹ちゃんいたの!?かわいいー!」

「はぁ…」

できるなら来てほしくなかったー。

絶対に雪は反応すると思ったし。

すると、思わぬ方向から声が聞こえた。

「え?…あれは…咲夜さん?かと思えばフランちゃん?いやいやこころちゃん!?幹部!どーなってるのこの子!?」

いままで情報をまとめていた眼鏡っ娘が声を荒げ、ビバへと向かう。

「ど、どうも。ビバです。」

「すっごーい!」

あぁ!めちゃカオスー!

俺は静かにボスの右隣へと行く。

「…ボス。なんかすいません。」

今この部屋は先程まで厳かだった雰囲気が一瞬で破壊された。

「いや。逆にこっちのほうが楽しいだろ?なぁ。妖怪の賢者さん。」

「えぇ。そうね。」

――こっちもこっちで仲良くなってるナンデー。

「あ!お兄ちゃん!純連さんがあの空間の一番奥についたって言ってたよ!」

と、思い出されたかのような発言に、

「それを一番最初に言えやぁー‼」

と、思わず返した。

純連さんが最奥につきました。

次回はまた戦闘かと思われます。

それではばいなら!

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