暗殺者幻想入記録 番外編〜七夕〜
はい。今日は七夕です。ということで、番外編を、作りました。
幻想郷での七夕は、どんなふうになるのか。
それではどうぞ
暗殺者幻想入記録 番外編〜七夕〜
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索夜side
7月7日、七夕…それは、織姫と、彦星が1年に一回、天の川に架かる橋を渡って会う日。
そして、俺達人間は、短冊に願いを書き、それを笹に吊るす。そういう行事だ。
〜索夜達の自宅〜
「…お兄ちゃん、笹の葉買ってよぉ。」
「なあ、幻想郷に、笹なんてあるのか?」
「…分からない。」
…まぁ、そりゃそうか。
「どうする?霊夢にでも聞きに行くか?」
「うん!」
〜少女×2移動中〜
〜博麗神社〜
「おーい、霊夢〜」
「霊夢さーん」
シーン
「…出てこないな。」
「そういうときは、こうすれば良いんだよ。」
と言って、蛍は賽銭箱に近づいて行く。
そして
『チャリーン』
と、金を入れた。
その瞬間、
『ドタドタドタッ』
『ガラガラ』
「お賽銭の音っ!」
と、霊夢が音を聞いて出てきた。
…反応速度やば…
どんだけ貧乏なんだよ。
「…相変わらず金に目ざといな。お前は。」
と言いながら、魔理沙が出てきた。
「魔理沙さんもいたんだね。」
「おう!ちょっとお邪魔させてもらってたんだぜ。」
「そうなんだ。それで、霊夢さん。笹って、ある?」
「うーん…『迷いの竹林』だったら、あるんじゃないかしら。」
迷いの…竹林?
「…まぁ、だったら、そこに行くか。」
「私も行くぜ!」
〜少女×4移動中〜
〜迷いの竹林〜
霧が濃いな…見えにくい。
「ねぇ。霧が濃くない?」
「そういうもんだぜ。」
「とりあえず、まずは人を探すわよ。」
「全く前が見えないからな。誰かに案内してもらったほうがいいだろうな。」
と、そんなことを話していると、
「やぁ。霊夢。魔理沙…と、そこの二人は?」
「あぁ。俺は『月影索夜』だ。そして、そこにいるやつが、『月影蛍』だ。」
「そうか。私は藤原妹紅だ。よろしく。」
「あぁ。よろしく。」
「よろしくお願いします。」
「それで?君たちは、何の用なんだ?」
「えっと…私達、笹がほしいんです。」
「笹…永琳なら何か知ってるかもしれないな。ついて来な。」
「はい。」
〜少女×5移動中〜
〜永遠亭〜
「よし。ついたぞ。ここが永遠亭だ。」
「永遠…亭?」
「あぁ。病人を看病するところだ。」
病院的な?
「とりあえず、永琳のところに行くぞ。」
〜移動中〜
「…えっと、何のようかしら?妹紅。と、霊夢に魔理沙…と…」
「俺は『月影索夜』だ。そして、こっちが『月影蛍』。」
「そうなのね。私は、『八意永琳』よ。」
「ところで…ここに笹って、ありますか?」
「笹?…無いわよ。」
「…え?」
「というより、なんで、笹が必要なのかしら?」
「あぁ、それはだな…」
〜少女説明中〜
「へぇ。『七夕』という行事が、外の世界にはあるのね。」
「あぁ。そうだな。」
「だから笹がほしいと。」
「まぁ。無かったら創るだけだから。」
「へぇ。」
と言いながら、外に行く。
説明するのに、だいぶ時間がかかってしまった。
質問攻めにもあったし…
外に出ると、真っ暗だった。
「なぁ、ここで作っていいか?俺等の家は作るとこないし。」
「ええ。良いわよ。その間に、私は他の人を呼んでくるわね。」
「ありがとうな。」
竹林の、ちょっと開けたところに、中位の笹を創る。
「呼んできたわよ。」
永琳の方を見ると、結構な人がいた。
人参のネックレスをつけたうさ耳の子。
ブレザーを着たうさ耳の子。
そして、着物を着た黒髪ストレートの子。
「とりあえず、紹介するわね。ネックレスを付けている方は、『因幡てゐ』。ブレザー?だったかしら。それが『鈴仙・優曇華院・イナバ』。そして、着物を着ている方が、『蓬莱山輝夜』。姫様ね。」
と、全員の紹介が終わった所で、
「お兄ちゃん、短冊、持ってきたよ!」
と、蛍が来た。
蛍を見ると、大量に細長い紙を持っている。
俺は、能力で、全員分のペンを創った。
「そう言えば、短冊に書くことって、『〜できますように』とかじゃなくて、『〜する』のほうが、願いが叶いやすいんだって。」
「…へぇ。そうなの。やってみようかしら。」
〜短冊書込中〜
「出来たわ!」
「…なぁ、霊夢。なんだよ。『賽銭箱があふれるくらいのお金が入る』って…欲望丸出しじゃないか。」
「じゃあ、魔理沙は何なのよ。」
「ふふん。私は、『ミニ八卦炉を、パワーアップさせる』だ。」
「それ目標じゃないの!?」
「ふふっ」
「?どうしたの?お兄ちゃん。」
「ん?あぁ。いや、和んだ会話してるなぁ、って思って。」
「和んでる…のかな。」
「それは置いとこうぜ。」
各自、短冊が出来たようだ。
「じゃあ、それを笹に吊るしてくれ。」
全員が、笹に短冊を吊るす。
「あっ!見て!流れ星!皆で3回お願いしなきゃ!」
空を仰ぐと、流れ星が大量に見えていた。
「ほら、お兄ちゃんも!」
周りを見ると、全員が、その場で手を組んでいた。
「しょうがないなぁ。」
俺は1番光った流れ星にすぐさま願い事を言う。
『ずっと、平和でいられますように。』
と…
こうして、幻想郷での七夕は、幕を閉じた。
…あのあと、ちゃんと笹には博麗の御札を貼っておきましたとさ。
この物語は、時系列的に、兄愛異変を解決して、数ヶ月後(春雪異変にはまだなっていない。)の物語となっています。
ただいま、新話を書いていますので、そちらも、お楽しみに。
それではばいなら!




