表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
暗殺者幻想入記録  作者: 暁月 しゅか
第1章〜不思議な世界〜
3/34

暗殺者幻想入記録 第三話〜自分の能力…後編〜

遂に能力が…!

どんな能力なんでしょう…!

お楽しみに。

それではどうぞ!

暗殺者幻想入記録 第3話〜自分の能力…後編〜

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

索夜side

「でかい神社だな…」

ルーミアに『博麗神社』っていうところに案内してきてもらったのだが…

…なんか音がする…

ってか、っていうか…目の前にある階段が長い…

…登らないと行けないのか…?

…まぁ行くか。


〜少女階段登り中〜


ふぅ…やっとついた。

ってかチラチラ目に入ってくるけど、

なんか空中できれいな花火(?)が上がっている…

方や赤い巫女服の子…巫女服って脇出してったっけ?

方や黄色い髪のいかにも魔法使い!って感じの子…

あ、二人の位置が変わっ…たけど…

俺と魔法使い(?)の子を直線で結んだ線上に巫女服の子がいる…

…これ…魔法使い(?)の子がビーム的なものを出してきたら俺に当たるくね?

「霊夢!覚悟しろ!スペルカード発動!『恋符 【マスタースパーク】』!」

ビームが出てきた…

「よっと。」

それを赤い巫女服の子は軽々と避けた…

…え?避け…た?

…わぁ一直線に向かってくるー。

「「あ」」

あ。じゃないのよ…

その間にもビームは迫って来て…

『ピチューン』

となった瞬間に俺の意識は暗転した…


「ここは…知らない天井だー(棒)」

…うん。たぶんあの神社だな…

「あなた…大丈夫?」

赤い巫女服の子が心配そうに言ってくる。

「あ、えと…大丈夫…だと思う。」

「(ほんとかしら…)というかあなた、外来人でしょ?」

…この子もルーミアと同じで、俺が外来人だっていうことが分かるのか…?

「な…なぁ、なんで君たちは俺が外来人だっていうことが分かるんだ…?」

なんでか気になったから聞く。

「う〜ん…勘?」

…勘って…この子すごいな…

「え?勘?そんなので分かるのか?」

「ええ。分かるわよ」

…ええ…よく分かるな…

「…というか、君たち空飛んでなかった?」

「あぁ、それは…「能力だぜ!」…そういうことよ。」

いきなり魔法使い(?)の子が出てきた。

能力か…俺にも使えるかな?

「今、自分にも使えるかしら?って思っているでしょう?」

…勘ってすごいね。

「な…何で分かった…「勘よ。」ですよねー。」

この子は化け物なのか?

「そういえば、君たちの名前は?」

「名前か?私の名前は『霧雨魔理沙』だぜ!」

「私は『博麗霊夢』よ。」

へぇ…魔理沙に霊夢…か。

「俺は『月影索夜』だ。よろしくな。」


…それぞれの自己紹介を終えた俺たちは、この世界のことについて話していた。

「まず、霊夢さんたちが放っていたあの花火みたいなやつ。あれは何なんだ?」

「霊夢でいいわよ。あれは『弾幕』って言って、簡単に言うと攻撃手段ね。」

攻撃手段…か。

「なんだ?この世界には『戦い』的なものがあるのか?」

「う〜ん…戦いっていうか幻想郷内での揉め事や紛争を解決するための手段で、人間と妖怪が対等に戦う場合や、強い妖怪同士が戦う場合に必要以上に力を出さないようにするための決闘ルールなの。それが、『スペルカードルール』と呼ばれる私達が作ったルールなの。『弾幕ごっこ』と呼ばれることもあるのよ。」

へぇ…スペルカードルール…『弾幕ごっこ』…か。

「それと、霊夢s…霊夢たちが飛んでいたのは能力のおかげなのか?」

「えぇ。私の能力は簡単に言うと『空を飛ぶ程度の能力』よ。」

「私の能力は『魔法を使う程度の能力』なんだぜ!」

へぇ、…俺って能力あるのかな?

「なぁ、能力を調べることって、「できるわよ。」そうか。」

「まずは、体の中を流れている力を意識して。そしたら頭の中に能力の名前が浮かんで来るから。それを教えて。」

…言われたことをやってみる。

すると、頭の中に文字が浮かんできた…


『想像を創造する程度の能力』


『見たものを実体化・使うことができる程度の能力』


「俺の能力は、『想像を創造する程度の能力』。それと、「見たものを実体化・使うことができる程度の能力』だな。」

「?そうぞうをそうぞう?どういう意味だ?」

「頭の中で思い浮かべる方の『想像』。最初から創る方の『創造』。その2つを合わせて、『想像を創造する程度の能力』。」

…今考えたらすごく強いなこれ…

「なっ…名前からしてすごく強いのに、同格の能力が2つ…!?嘘でしょ…」

そんなに珍しいのか…ん?見たものを使う…

ってことは!

俺はいきなり外に飛び出した。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

霊夢side

不思議な外来人、索夜は、いきなり外に飛び出したと思うと、境内に駆けて行った。

「お、おい!どこに行くんだ!?」

隣で親友の魔理沙が声を上げている。

まぁ彼女の気持ちも分からなくは無い。

すると、いきなり強い気配がした。

「っ…!?急ぐわよ!魔理沙!」

境内には、何やら難しい顔をした索夜がいた。

…その瞬間、索夜が宙に浮いた。

「やったー!飛べたー!」

索夜は無邪気な笑顔を浮かべて飛んでいる。

全く…不思議な子ね。

…あきらかにチート(笑)

それが2つも…!

多分次からは異変が起きる…かもしれません。

それではばいなら!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ