暗殺者幻想入記録 第二六話〜時渡り〜
はい。番外編の影響で、おそらくこうやって次話投稿しても最終更新日が変わらないという事態にあっていながらの次話投稿です。
今回は純連さんが侍と戦う…と思いきや…という展開です。
それではどうぞ。
暗殺者幻想入記録 第26話〜時渡り〜
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索夜side
『我は火炎鳥様の守護者である。』
「えぇ?いつになったらたどり着けるのさ?」
と言いながら純連は侍と対峙する。
その瞬間、
『貴様らは…邪魔だ。』
視界にノイズが走る。
「なっ」
ノイズは徐々に広がっていき…
ブツン…
と、視界が暗転した。
目を覚ます。
場所は博麗神社。
「あれ?早いわね…純連は?」
「あいつはまだあっちで戦ってる。」
「そう…」
あいつ、大丈夫か?
「お兄ちゃん、私達は私達で強くならなくちゃ。それでそのために今から能力特訓だ~!」
え?
「さて。ほら。どっか行くよ。」
「どっかってどこ?」
「未来とか?」
急展開すぎるだろ。まぁいい。
「…ってなわけで未来行ってくる。それじゃ。」
「え…えぇ。」
『ズニュン』
俺たちはスキマを開き入っていくのだった。
「いつの時代に行く?」
「適当でいいだろ。ここらへんで。」
〜未来・博麗神社〜
「さてと…博麗神社だな。ここは。」
「そうだね。」
境内で誰かが踊っている。
ピンクの髪に火男の面をつけている。
「誰だ?って…霊夢が来るな。走ってね?」
未来の霊夢はこっちに走ってくると、
「なっ…あんたたち人里に行ってたんじゃないの!?」
人里に行ってたのか。この時代の俺たちは。
「え?人里?」
「え?…あー…まさか…前にあんたたち未来に行くって言ってたわね…それでこの時代に来たと…」
「そんな感じだ。」
その時、踊ってた子が近づいてきた。
いつの間にかお面が女に変わっている。
「あ、索夜、蛍。来てたのか。」
「えっと…」
「こころ。こいつらは過去から来た索夜たちなのよ。」
「よ、よろしく。」
「そうか。ならはじめまして。お面の不喪神、『秦こころ』だ。私は異変の元凶となってしまうので、できれば早く助けてほしい。よろしく。」
異変の元凶…?
「わかった。覚えておく。」
「んで?あんたらはこの時代に何をしに来た訳?」
「えっと…能力の特訓?だっけ。」
「そうだよお兄ちゃん。」
「んー…あ、そうだ。あんた、自分の能力で『クローン』が作れること知らないでしょ。」
クローン?なんだそりゃ。
「知らないな。」
「でしょうね。なら、一回私をクローンしてみなさい。」
「どうやって?」
「そうね…能力のコピーと要領は同じだけど、ただコピーするんじゃなくてコピーアンドペースト?する感じってこの時代の索夜は言ってたわ。」
なるほどコピペか。やってみるかー
〜数十分後〜
「できた。」
今この場には霊夢が二人いることになる。
「よく出来たわね。さて。夢想封印っと。」
『バシュウ』
クローンが煙を上げて消える。
「おぉ。」
「さて…あんた、紅魔館で咲夜とフランをコピーしてきなさい。あの二人だったら強いでしょ。」
「え?わかった。」
「あ、見つかるんじゃないわよ。索夜たちは紅魔館にもよるって言ってたから。」
「分かりました霊夢さん。」
〜未来・紅魔館〜
着いたはいいが…いるな。全員。俺も蛍も。
「さて…見つかったら終わりのハラハラドキドキゲーム…」
まずは咲夜を…
「よし。あとは動いてるフランを…え?動いてる?なんでだ?…まぁいいか。よし。何事も無かったな。帰ろうぜ。」
「うん。」
〜未来・博麗神社〜
「おかえり。クローンを作ってくれる?」
横に二人並べて作る。
「次にこころをコピーして。そしてクローン。」
三人目を並べる。
『それで?」
「次は三人を圧縮する感じ…らしいわ。」
言われたとおりにやる。
すると…
『バン!」
凄まじい爆風とともに煙が上がる。
当然俺たちは吹き飛ばされる。
しばらく待ち、元いた場所を見ると…
美少女が立っていた。
髪型は左に括ったワンサイドアップ。後ろには長い髪が流れており、それがふくらはぎ辺りまで続いている。右側には三つ編みに緑のリボンがしてある。
しかし、驚くべきは髪色だろう。
左前は、フランを意識したのだろうか黄色。右前は咲夜の白。そして後ろはこころのピンク。
頭には咲夜の…メイドのカチューシャがしてあり、その上に少し左にずらし、斜めにしてフランの帽子を被っている。だからカチューシャが少し見えている状態だ。そして、右にはこころがしているお面。今は狐の面だがまた変わるのだろうか。
目の色は右が水色、左が赤。
つまり俺と目の色が反対ということだ。
服は上は咲夜のものを基調としているようだ。しかし、裾の長さが短い。おそらくここはフラン要素なのだろう。胸元のリボンの部分がフランの黄色のスカーフになっており、裾が短いためかフランがいつも着ている白い服が露わになっている。しかもその上から…おそらく要素が取り入れづらかったのだろう…こころの上着を羽織っている。ちなみに前は開いており、ボタン類は右側についている。
下はフランのものになっており、その上からエプロンがつけられている。
そして左の方に金色のチェーンがついた懐中時計をつけている。
靴とハイソックスは完全に咲夜のもののようだ。
ちらりと見える生足からはナイフのホルダーが取り付けられている。
そして背中の方にはフランの羽が生えている。
太陽の下に居て大丈夫なのか…?
まぁ、何もなっていないようだから大丈夫なのだろう。
巷でいう合成と言ったところか…
ゆっ○りKさんとかハ○さんというような…
「なんか…ごちゃごちゃしてるような…」
「…メタい話をする。うp主(作者)にこれをまとめることは出来なかったようだな。」
「ほんとにメタいわね!」
「私は好きだが?」
まさかのここでこころによる救いの手参上。
「と、とりあえず、人格どうすんだ。」
「そうね。とりあえず誰かのをうめて…」
「だめ。」
え?
蛍さん?
「だめ。この子に他人の人格埋め込んじゃったら人じゃなくなる…『クローン』になっちゃう…この子には、唯一無二になってほしい。」
「そうか…」
「そうね…前世の記憶を捨てて転生してもらえる魂がいるか、幽々子たちに聞いてくるわ。」
「あぁ。よろしく。」
〜数十分後〜
霊夢が幽々子を連れて戻ってきた。そして幽々子が
「連れてきたわよ。前世も女だっていう魂をね。」
といった。それに対し俺は、
「そうか。ありがとう。でも、本当にいいのか?」
と、聞いた。
魂は、
『フヨフヨ』
とうなずいた。
「ありがとう。」
「じゃあ、行くわよ。」
その時、魂が白く光輝いた。
今、記憶の削除中なのだろう。
魂がクローンの体に入って行く。
体が血の気を取り戻し、目に光が宿った。
先程のクローン霊夢のように攻撃が当たっただけで消える。
…なんてことはなさそうだ。
人格が入ったら強化されるのか?
「うぅ…ここは?」
それが、合成クローン…いや、目の前の少女の第一声だった。
まるで鈴のような声だった。
「貴女はこれまでずっと寝ていたのよ。」
「そうなんですか?」
「えぇ。名前は…ほら、あんたが言いなさいよ。」
無茶振りだぁ…
「え?…あ、あぁ…うん…ビバ?キミの名前は『ビバ』だ。」
「ビ…バ…?ビバ。それが…名前。ビバの名前。」
「うん。ビバ。いい名前ね。さて、ここがどこか簡潔に…」
「というわけよ。」
「なるほど。つまりビバは幻想郷という場所に生まれたと。」
あれから数十分。霊夢はビバに幻想郷のことを教えていた。
幽々子はいつの間にか帰っていた。
「さて。じゃあ、戻るぞ。」
「えぇ。またね。」
元の時代に戻ることにする。
霊夢が答える。
「異変解決、よろしく。」
こころがいう。
「わかった。」
「じゃあね。霊夢さんたち。」
と、蛍が別れの言葉を告げる。
「ありがとう。そして、さよなら。」
ビバがいう。
俺たちは元の時代に戻る。
スキマ(時代転移用)を開き、過去へと遡る。
〜現在・博麗神社〜
俺たちは目を開ける。
俺等が帰ってきたのを見るや否や、霊夢が走ってくる。
「貴女達戻ってきたのね!…えっと、その子は?」
ビバにとっては久しぶりなのだろうが、時代設定は転移時に話してある。
「はじめまして。私は『ビバ』です。」
「えっと…なんとなく容姿が、咲夜とフランに似てる気が…」
「そりゃそうだろ。咲夜とフランと、後未来のもう一人のクローンを合わせたんだから。」
そのセリフに、霊夢は驚いたようで、
「なっ…クローン!?」
「な…なるほど。クローンなんて出来るのね。」
俺は霊夢にクローンの作り方やらを教えていた。
まぁ、未来の霊夢からの受け売りだが。
「え…えっと?この子の能力は?」
あ、たしかにまだ分からん。
「あ、まだやってなかったわ。ビバ。こっち向いて。」
「ん?どうしたの?索夜。」
さて。俺の見立てでは…
「能力/能力鑑定」
『時間を操る程度の能力』
『ありとあらゆるものを破壊する程度の能力』
『感情を操る程度の能力』
「ビバの能力は、『時間を操る程度の能力』、『ありとあらゆるものを破壊する程度の能力』、『感情を操る程度の能力』だな。」
「能力が…三個ー!?」
その日、博麗神社に、博麗の巫女の叫び声が響き渡ったという。
はい。新キャラ登場です。しかも合成キャラです。
この話で一旦第4章〜火炎に包まれし鳥〜は完結とさせて頂こうと思います。
理由としては、やはり最終更新日の影響が大きいです。
せっかく次話投稿しても最終更新日が更新されないせいで読者様を長らく待たせてしまうという事態になってしまいました。
次の話数から後章(という名の新章)が始まりますので、ご了承ください。
ご迷惑をおかけしてしまい、大変申し訳ございません。
気を取り直して、
それではばいなら!




