暗殺者幻想入記録 第十話〜幻の屋敷〜
屋敷に乗り込むぞー!
今回で、時は現在に戻ります。
索夜はどうなってしまうのか?
それではどうぞ。
暗殺者幻想入記録 第10話〜幻の屋敷〜
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索夜side
…いや、まさか、な。
この屋敷を見た瞬間、ここに、妹が…『月影蛍』がいるんじゃないかと疑った。
しかし、紫は何も言っていない。
どういうことだ?
「おい、索夜、何ぼーっとしてるんだ?早く中に入ろうぜ。」
「あ、ああ。」
俺達は中に入っていった。
〜屋敷の中〜
…綺麗だな。まるで蛍の部屋みたいに…
…………嘘だろ?
ってか、妖精メイドがたくさんいる。
「はぁ、『宝剣【影光】』。『斬符【逆光】』」
というと、日本刀が出てきて、メイドたちを、3本の斬撃で切り刻んだ。
…嫌な予感は大きくなっていくばかりだな…
…というか、部屋が多いな。
奥に、1つの大きな扉があった。
この奥から、嫌な予感がする。
しかし、この扉を開けるには、少々面倒くさい事をしなければいけないようだ。
『▲+★+●=』
「何だよこれ。」
「大丈夫だ魔理沙。俺も分からないから。」
「これは、所々にあった、模様に書かれている数字を表しているのではないでしょうか?」
「書かれている数字…?」
「ある部屋のドアに、模様がついてました。それがこれです。」
…なるほど。見に行くか。
〜探索中〜
全ての数字を足したら、『398』になった。
…これ、工夫して読んだら『さくや』にならないか?
まあいいか。
それを、扉のキーに打ち込む。
すると、扉が開いた。
…中は、子供部屋みたいなところだった。
周囲にぬいぐるみが飾ってある。
そして、その奥にも、扉。
不意に、ぬいぐるみ達が動き出した。
全員、どこからともなく武器を取り出した。
…戦うの?まじで?
「はぁ。面倒ね。『霊符【夢想封印】』。」
「くそっ邪魔だ!『魔符【スターダストレヴァリエ】』!」
「いきます。『メイド秘技【殺人ドール】』。」
「この奥に…いや、まさかな。『放符【ヒバナ】』。」
俺達はそれぞれのスペカを発動させた。
俺の【ヒバナ】は、弾幕が放射状に打ち出されるというだけのものだ。
…俺達はぬいぐるみを蹴散らし、奥へと進んだ。
その先にあったのは…
俺の写真がたくさん貼ってある部屋だった。
途端、俺は、奥へと押された。
「ぐはっ!」
すぐに振り向くと、
・・・・・・・・・・・・・・
霊夢達が黒い何かに貫かれていた。
〜時は現在に戻る〜
「あはは。やっと会えたね。お兄ちゃん♪」
やっと、会えた?
「私だけの、お兄ちゃん♪」
お前だけの?
「ねぇ、何で喋ってくれないの?」
喋る…か。
「お兄ちゃんと私の邪魔をする『悪者』は、私が消したよ?だから、元気だしてよ。お兄ちゃん。」
…悪者?
「はっ…バカバカしい。」
「あっ!やっと喋った!お兄ちゃん。やっと会えたんだから、何する?おままごと?鬼ごっこ?それとも、トランプ?なんでも良いから遊ぼうよ♪」
遊ぶ…?
「『殺符【ヘカートⅣ】』。『弾符【サンライトショット】』。」
『ドガァァン』
俺は、【ヘカートⅣ】を撃ち、蛍の左腕を吹っ飛ばした。
「…え?お兄…ちゃん?何で?私は、お兄ちゃんのことを思って…」
「なら…俺が今、何とも思ってないと思っているのか?」
「…え?」
…やっぱりか。
「大切な仲間を殺されて、何とも思ってないとでも?」
「コイツラは、お兄ちゃんにとって邪魔でしょ?」
…何も分かってない奴が何を。
「…邪魔?お前、俺が何を言ったか分かるか?『大切な』って言ったんだぞ?」
「…何でコイツラなんかが大切なの?私は?私が1番じゃ無いの?」
「今、霊夢達を殺した以上、お前に対する信用はだだ下がりだ。」
「…何で…せっかくここまで来たのに…」
…可愛そうだとは…少しは思う。
「私は…お兄ちゃんのことが…好きで…この世界に来れたとき、これが愛の力なんだって確信出来たのに…」
…愛…いや、紫が連れてきたんだろ。
「もう…良いや。この世界なんて、もう…こんなになるんだったら、来ないほうが良かった。もう、終わりにしよう。お兄ちゃん。」
「…私と、お兄ちゃんで、始めよ。『殺し合い』。」
…そして、俺と蛍の『殺し合い』が始まったのだった。
まさかの兄妹対決…
どっちが勝つのでしょうか?
それではばいなら!




