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暗殺者幻想入記録  作者: 暁月 しゅか
第1章〜不思議な世界〜
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暗殺者幻想入記録 第一話〜物語の始まり〜

どうも初めまして!朱羽の索夜です。

この物語を読もうとしてくださりありがとうございます!

私は、この物語が初めてなので、誤字、脱字等ございましたら、ご報告ください。できる限り早急に手直しします!

暗殺者幻想入記録 第1話〜物語の始まり〜

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

???(1)side

「はぁ…はぁ…はぁ…」

やつが…来る…

「はぁ…はぁ…はぁ…」

…早く逃げないと…

「なっ…」

…しかし現実とは非情なものなのだ…

「行き止まり…だと…?」

あぁ…これでは終わってしまうではないか…

ほら…もうやつの足音がすぐそばに…

「あ〜あ、楽しい鬼ごっこも、もう終わりか…」

…やつが…来てしまった…

「残念だなぁ」

ゆっくり…ゆっくりと近づいて来る

「や…やめろ…来るな…俺はまだ死にたくない!」

…だがそんな願いもやつには届かず…

「…何を言っているの?そんなこと言っても意味はないよ?」

…クソっ俺の人生はこれで終わりなのか?

「君が死ぬ前に言っておくよ。俺の名前は『月影索夜(つきかげさくや)』だ。覚えておいても意味はないが…」

やつはそんなことを俺の耳元で囁くと…

「…じゃあね」

…と一言だけを残して俺を殺した…

「うわぁぁぁぁぁ!」

…暗転していく意識の中で…これだけははっきりと思えた…

…あいつに…あいつに必ず復讐してやる!

そんなことを最後に俺の意識は堕ちていった…

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

???(2)side

「…ここはどこだ?」

…気がついたら森の中で眠っていた…

「俺はさっきまで…あれ?何をしていたのだろう?」

…おかしい…さっきまで何をしていたのかがわからない…

…というより…というよりももっと大事なものが…

「なんで…なんで俺は女になっているんだ?」

…そう…女になっていたのだ…

いくら記憶が無いにせよ、流石に性別だけは覚えている…

…しかし…女になっているのだ…

その理由は…分からない…

何故か考えてみる…

…しかし…答えは見つからなかった…

「…はぁ…考えても仕方がない…か。」

…とりあえず…森を進んでみることにする。

今の時刻は分からないが…夜だっていうことは分かる…

「…こういうときって何か出てきそうだな…」

…そんなことを思っていると、不意に、『ガサッ』という音が聞こえてきた…

「…は?」

後ろを振り向いても…誰もいない…

…そしてしばらく進んでいると、声を掛けられた。

「貴女は食べても良い人類?」

…ふ〜ん…声的に幼い…子ども………だよな?

そう思いながら後ろを振り返る。

…そこにいたのは、どう見ても幼い女の子だった…

金髪の左側を、何かリボンでくくっている。

服は黒が多めのワンピース。

そして目は赤。

…どう見ても…日本人ではないな。

…ん?いや待てよ…さっきこの子…『食べても良い』って言わなかったか…?

「…ね…ねぇ君…さ…さっき『食べても良い』って言わなかった?」

「ん〜?確かにそういったのだー」

…やっぱり…

「…てことは…君って…人間じゃない…?」

「ん〜?今更何を言っているのだ〜?私は正真正銘人食い妖怪なのだー」

…え?…人食い…妖怪?

…………逃げないと

…その考えに至った俺は一目散に逃走した

「あぁ〜!待つのだ人間〜!」

…さっきから逃げてはいるが全然撒けない…

そこで頭の中に電撃的アイデアが浮かんだ。

早速それを実行に移す。

俺は次のカーブで、木の上に登った。

下にあの子がいる。

「あれぇ〜?どこに行ったのだぁ〜?」

俺のことを探している。

「どこかにいるのは分かっているのだー。…でもどこにいるのか分からないのだー。もう降参なのだー。」

…それを聞いた瞬間、俺は木から飛び降りた。

「よっと。」

「わぁ。そんなところにいたのかー。」

驚いているその子に俺は提案をした。

「なぁ。俺さ、里に行きたいんだ。案内してくれるか?」

そう提案をすると、その子は案外あっさりと答えを出した。

「それくらいお安い御用なのだー。私の名前は『ルーミア』なのだー。」

その子改め…ルーミアに、俺は自己紹介込みで礼を言った。

「そうか。ありがとう。俺の名前は…『月影索夜』だ。」

…なんと、後半の主人公は、前半の人を殺した人でした!

次回には、能力も、判明すると思われます。

それでは、ばいなら!

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