10/3
戦争開始から一週間が経ちました。早期に集結することを望みます。
~0:50 アルメニアの町、ステパナケルトに非常に激しい砲撃。数十のドローンによって監視され、アゼルバイジャン軍は町を占拠する準備ができていると
~10:00 アゼルバイジャンが日本に停戦に向けた解決策の策定に関与するよう求める
~12:00 シリア傭兵の証言が出てくる。石油・ガスパイプラインの警備だと説明され、契約相手はトルコの警備会社、アゼルバイジャンまでの移動にはトルコの軍用機が使われたとのこと
~16:30 またステパナケルト (ナゴルノカラバフの中心都市) に砲撃
~18:05 シリア傭兵がアルメニアに攻撃され神に祈る動画が出回る
~18:40 アルメニア兵五人が捕虜になる。捕虜が撮影されるのは初めて
~20:20 アルメニアが国際社会に、戦争を終わらせるためにナゴルノカラバフの独立を認めるよう求める
~20:30 アゼルバイジャンのホラディズで大規模な火災が発生。アルメニアの砲撃によるものか
~22:20 アルメニアが戦争を終わらせるために、国際社会に対し共和国の独立承認を求める
~22:40 アルメニアは反撃を開始したとアルメニア首相が発表。同時刻アゼルバイジャンの米大使館はアゼルバイジャンへの旅行を再考するよう要請
~23:27 アルメニアは攻撃準備中のアゼルバイジャン軍を多数撃破したと主張
被害者数 (10/3)
アゼルバイジャン
兵士:公式発表無し(推定80+人)
民間人:19人の死者、55人の負傷者
アルメニア
兵士:202人の死者、300人以上の負傷者
民間人:13人の死者、60人以上の負傷者
イラン
民間人:1人の負傷者
ロシア
民間人:1人の負傷者
フランス
民間人:2人の負傷者
10/3時点での双方の損害累計 (映像や写真で確認できるもののみ)
アルメニア
戦車×35、装甲戦闘車両×5、歩兵戦闘車両×11、けん引砲×6、自走砲×2、多連装ロケットランチャー×13、迫撃砲×1、地対空ミサイル×12、対ドローンシステム×1、航空機×1、トラック、ジープ×34、ハリボテ×2、対戦車誘導ミサイル×4、弾薬庫×2、指揮所×2、軍事基地と空港ずつ
アゼルバイジャン
戦車×19、歩兵戦闘車×14、工兵車両×1、航空機×5、無人機×10、トラック×1
パキスタンが参戦という噂が流れていますが、これは先にインドのメディアが「パキスタン軍がナゴルノカラバフで戦っている」と報道したもので、パキスタンは関与を否定しています。まだ不確定情報です。
ただしパキスタンがアゼルバイジャン側についているのは確実ですし、インドはアルメニアに間接的な支援を10/1の時点で行っていたようです。パキスタンがアゼルバイジャンに間接的な支援を行っている可能性は十分にあります。
総評
アルメニア軍の被害が少し減り始めているように見えます。反撃が弱まっているか、アゼルバイジャン軍が慎重になっているものと思われます。相変わらず無人機による爆撃はずっと続いています。主に軍事施設に対してではありますが、町や村への砲撃が目立つようになりました。アルメニア軍の伏兵がいるかもしれないから、という理由で終わる話だとは思いますが、もし民間人を狙った場合は戦時国際法違反となります。
捕虜の話が出たことで、日本ツイッターではそこに焦点が向きました。10/2に出た画像の中に、一列に並べて処刑した可能性が高いと思われるものがあります。どちらも捕虜の画像や動画はほとんど無く、両軍の間で戦争犯罪が蔓延している可能性があります。
民間人の避難は進んでいるようです。
午前中の情報があまりありませんでしたが、常に戦闘は続いています。
この画像で示されているナゴルノカラバフ地域 (赤い部分) の緑色になっているところがアゼルバイジャンの占領 (解放) 地域です。(10/2)