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11/7

~0:16 フランス国民議会の40人の議員がマクロン大統領にナゴルノカラバフ独立を認めるよう書簡を出した


~0:50 Beringer Aero社はトルコのバイラクタルTB2用部品の全てを供給停止した


~6:00 アゼルバイジャンは無人機が使いにくいことで攻めきれず、多数の損害を出して一部地域で後退した


~8:00 空中の脅威が減ったため、アルメニア側が装甲車両を再び使い始めている


~14:00 ロシアがシリアで空爆、トルコの雇った傭兵に対して


~14:30 アルメニアのオハニャン大佐が負傷。指揮は続行するとのこと


~15:20 シュシに砲撃。しかし当たっていない。迫撃砲は目標に着弾しているため、アゼルバイジャンの砲兵部隊は10km以上後退している?


~16:00 この時点から過去48時間でアゼルバイジャンは9機のドローンを失ったとアルメニアは主張。ロシア製の対ドローンシステムによるものか


~16:10 ナゴルノカラバフの一部地域で雪が降り始めた


~16:50 アゼルバイジャンは東部一帯に攻勢をかけている


~18:00 アブハジアからアルメニアへ義勇軍が送られている


~18:10 アゼルバイジャン軍はシューシの東のフュズリ方面への街道に浸透を開始


~19:40 アルメニアがナゴルノカラバフのモスクを豚小屋にしていたとの情報が次々と出てくる。牛なども飼っていたようだ(別に留飲を下げるためにやっていたわけではない)


~20:10 ロシアがシリアで空爆


~23:00 ステパナケルトに砲撃


~23:10 プーチンとマクロンが電話会談。同時刻、イランの革命防衛隊は、両国の係争の国境を越えた影響に加え、イスラエルのスパイ活動拠点の展開について警告




11/6時点での双方の損害累計 (映像や写真で確認できるもののみ)

アルメニア

戦車×183、装甲戦闘車両×44、歩兵戦闘車両×42、装甲回収車×4、自走対戦車ミサイル×3、けん引砲×146、自走砲×19、多連装ロケットランチャー×72、迫撃砲×16、自走対空砲×1、地対空ミサイル×24、携帯式地対空ミサイル(MANPAD)×2、弾道ミサイル×1、対ドローンシステム×2、電子戦車両×1、早期警戒レーダー×12、航空機×1、トラック、ジープ×441、ハリボテ×5、対戦車誘導ミサイル×52、無人機×6、弾薬庫×2、指揮所×4、軍事基地×8、ラジオマスト×4、貯蔵庫×5、空港、軍病院一つずつ


アゼルバイジャン

戦車×31、装甲戦闘車×13、歩兵戦闘車×32、迫撃砲×1(+1)、工兵車両×1、航空機×12(+2)、無人機×26、トラック、ジープ×31、多連装ロケットランチャー×3、弾薬庫×1


総評

 アゼルバイジャンの主力は後退しましたが、逆に特殊部隊などは浸透を続けています。完全な分断は確認されていませんが、ラチン回廊の一部をアゼルバイジャンが監視できる状態にあると思われます。

 雪が降り始めました。冬の到来です。兵士自体への負担も大きくなりますが、それ以上に兵站や装甲車両に制限がかかります。アゼルバイジャンはここから数週間で何としてでもシュシやラチン回廊を取らないと停戦、あるいは大きな後退を余儀なくされます(アゼルバイジャンが強硬策を取った場合は別)。逆にアルメニアも、ラチン回廊の完全な確保ができなければシュシとステパナケルトが危機に見舞われます。

 晴れる月火曜日にアゼルバイジャンがシュシとラチン回廊を高速占領するシチュエーション以外では、軍民ともに死者が大きく増えるでしょう。そして、恐らくそれは達成されません。せめて民間人だけでも命救われますよう……。

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