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6話 こんな偶然要らない!
毎度文章が短いです。
「…ゆうってなに?あんたすずじゃないの?」
「…お前こそルナが本名じゃないのか?」
ルナの友達は言った。
「2人知り合いなの?どういう関係?」
「「いや、まぁ、なんていうか………」」
…
すずの友達は閃いたように叫んだ。
「分かった!さては元カレカノだな!!」
「「違う!!!てか声でかいわ!!!」」
「酷い!そんな必死に否定しなくても!」
「ま、まぁまぁ…」
とルナの友達は宥めた。
「こんな最悪な偶然人生で初めてよ…しかも本名バレるなんて…」
「…同じく…」
「どういう事…?それで、結局どういう関係なのよ?」
「えっ!?えー、その…そう!バイトが一緒なのよ!
ね、ねぇすず?」
「お、おう、そうだ!バイトの知り合いだ!」
「本名知らないってなんのバイトなのよ…」
「それは…あ、あだ名で呼び合うのがうちのバイトの決まりだから知らなかったのよ!」
「あ、そうなんだね〜」
そう言った後、ルナの友達はすずを手招きして小声ですずに耳打ちした。
「ねぇ優くん、君ーー」
どんどん進めていきます。