目次 次へ 1/24 プロローグ 固い絆で結ばれた関係―― それを言うなら、私たちがそうなのかも知れない。 私と彼女は確かに固い絆で結ばれていたハズだ。 残念ながら私は読心術を持ち合わせていない故、彼女の心は分からない。 でも、少なくとも、私は彼女のことを信頼している。 彼女は私の唯一の仲間だった。 今でこそ、他にも仲間がいるが、昔は彼女だけだった。 私は彼女の師。 彼女は私の弟子。 だが、そこには上下関係を遥かに超えた絆がある。 固い絆。 それは今でも変わらないハズだ――