第1話
こちらを小説初心者のコミュ障です。
又この作品は処女作ですので生暖かい目で見てくださいm(__)m
それでは本文をどうぞ
突然だが俺は思う、この世界は不条理だ。
昔の偉人で「人は産まれながらして、皆平等」だとか言っている奴がいたがありゃ嘘だ。人は産まれて顔が地位が生活環境が決まり社会に出て行く。これのどこが平等だ。
そして俺は不条理が大嫌いだ。
とまあ、こんな話をしたのには訳がある、それはアイツらだ。
人類に愛されるために産まれてきた男 神崎 勇
その幼なじみにして元気はつらつな女 姉帯 柚子
俺が通う高校の生徒会長でお嬢様 三上 涼子
その学校最強と噂される不良 氷川 刀司
この4人が俺のさっきの妬みの根源である美男美女たちだ。
ったくだいたいなんで俺がコイツらの顔を拝なくちゃなんねーんだよ。やってらんねーぜ
ちなみに俺の名前は指宿 守
特技はルービックキューブと機械の修理
顔は自分では中の上だと思うが他人からは中の中とよく言われる。
(コイツらの顔を視界に入れないためにさっさと学校行こ)
そんなことを考えながら早足になったその瞬間前にいる4人の足下に紋章らしきものが描かれ突然光りだした。
「うわっ!!」「なに、これ!?」「きゃっ!!」「なんだ、これ!?」
そんな言葉を残して4人は光りが消えたあといなくなっていた
「なんだったんだ、今のは」
俺は一呼吸おき
「確かなのは面倒事に巻き込まれずにすんだんだー!」
歓喜しながらそう叫んだ。
だがその直後守の足下にも先ほどと同じ紋章が描かれ同じように光りだした。
「ああ、やっぱりフラグだったのね。」
そう呟いて守もいなくなっていた。
自分の回りの光がおさまり辺りが見え件の4人がいて驚いていた、そりゃ周りの景色が変わってりゃ誰でも驚くが
「お待ちしておりました、勇者様がた。わたくし名前をアナスタシア・クロエと申します。」
そこには青髪碧眼で同じくらいの美少女がこちらを向き笑顔で自己紹介をしてきた
「ここはいったいどこなんだ?」
神崎が質問をした。
「ここはオーディニオン教国と言う国です。」
「俺が聞いたのはそういうことじゃない!ここはいったい何なんだ!」
先ほどとは違い感情を表にして言い
「ここはあなた方が住んでいた世界ではなく違う世界、つまりあなた方から見たら異世界と言うことになります。」
クロエは先ほどと変わらない声音で言った。
(なんてこった。これ俺、絶対巻き込まれじゃんorz)
守がこんなことを考えている中、神崎とクロエの話は進んでいた
「いったいなんでこんなことになっているんだ?」
「はい、この紋章は勇者召喚のものであなたがたは選ばれました。」
「いったいなぜ俺たちを呼んだんだ?」
「今この国は魔族の進行を受けていて……」なんてことを話しているところだ。
(てか、こんなテンプレすぎることが起きるなんてなんて厄日だよ)
守は話の聞きながら考えていた
「事情はわかった、結論から聞きたい俺たち元の世界に帰れるのか?」
「すみません!この紋章は一方通行であなたがたが元いた世界には帰ることはできません!!」と言って頭を下げた
「おい!帰れないってどういうことだよ!!」
ここで今まで黙っていた氷川が叫んだ
「そうよ!呼ぶだけ呼んで帰れないなんて!!」「いったいどういうことか説明してください」
氷川につられ姉帯と三上も叫んだ
「待ってくれ。そんなに責めていたら言えることも言えなくなるだろ。」
神崎は3人を宥めるように言った
「俺たちはなにをすれだいいんだ?」
「すみません、先ほど言った通りこの国は魔族の進行を受けていて
かなり劣勢なのです。なのでこの国を救ってもらうために呼びました。」
「だけど、俺たちは元の世界では一般人だったぞ?」
「大丈夫です、紋章が選ぶ人は勇者に成りうる可能性がありなおかつ魔法が使える素養が高い方と決まっているのです!あと元の世界に帰るための紋章は必ず造るので安心してください!」
「わかった、だから俺たちがこの国を救ってあなたたちは紋章を造る、と言うことでいいのですか?」
「はい、図々しいとは思っています。でもこの国もピンチなのです。どうかこの国を救って下さい!」
「はい、分かりました。必ず救って見せます。大丈夫だよな柚子達も?」
「そんな事情だったのね。私も救ってあげるわ!」
「そのような事情ならば仕方がありません。わたくしも手伝います。」
「ったく、仕方がねーな。俺もやってやるよ。」
3人がこの国を救う決意をしている中、守は
「……はっ??」
1人戸惑っていた。
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ちなみに作者のメンタルたカバーガラスなので
批判を受けて更新が遅れる可能性がなきにしもあらずなので批判はオブラート100枚程でつつんでくれたら嬉しいです。
ではまた今度(^^ゞ