9枚目 【文章】「……」と「──」の使い分けについて
……難しいねぇ。
──難しいねぇ。
いや、本当に難しいんです(笑)
正しい「──」を教えてもらって、小説にも使うようになりました。
ただ、これまでよく使っていた「⋯⋯」との使い分けがよくわかりません。
「──」や「……」を使う場面には、三つのパターンがあると思います。
まず、文章のはじめにつけるパターン。
の中でも、文頭が三点リーダーのパターン。
「……おっとりしているのは本当に見た目だけなんだよな。」
「──おっとりしているのは本当に見た目だけなんだよな。」
三点リーダーが文頭にあると、視点人物の思っていることを書いている感じですね。
文頭がダッシュのパターンはこちら。
「──衝撃を受けた。」
「……衝撃を受けた。」
ダッシュのほうが場面転換に向いているような気がします。
次に、文章の真ん中につけるパターン。
「顔を合わせた相手──政略結婚する相手(予定)であるアルタイルが、めちゃくちゃかっこよかったのである。」
特に少し昔の紙媒体の小説に多い表現のような印象ですが、「人名──説明──続きの文章」や、「もの──説明──続きの文章」といった、()のかわりにダッシュを使うような表現もあります。
最後に、文章の末尾につけるパターン。
「リリアンヌの小さな指に嵌った指輪は、そのまま輝きを増し、やがて光はリリアンヌの全身を包みこんだ──」
とか。これを三点リーダーに変えてみると、
「リリアンヌの小さな指に嵌った指輪は、そのまま輝きを増し、やがて光はリリアンヌの全身を包みこんだ……」
となります。
上の方がナレーションのような感じですね。下はなんだか余韻が残るような気がします。個人的には上の方が好み。
正直、どの場面でどれというのはないっぽいか。一文一文吟味しないといけなさそうです。




