The Last Holder
はじめましてこの物語は、日常の中に突然現れる謎と不気味さに巻き込まれる、学園ミステリーです。第1話では、16歳の悠斗が不思議な紙と鍵に出会うところから始まります。高校生なのでお手柔らかに笑笑
放課後、16歳の悠斗はいつも通り学校の門をくぐり、帰り道を歩いていた。
春の風が少し肌寒く、教室でのざわめきや友達との会話を思い出しながら、今日も何事もなく家に帰るだろうと思っていた。
しかし、その考えはすぐに崩れる。
ポケットに手を入れると、そこには見覚えのない鍵と一枚の紙が滑り込んでいたのだ。
どうやって入ったのか、悠斗にはまったくわからない。気づけばポケットの中にある不思議なものに、胸がざわつく。
紙には、帰り道にある古い古民家の鍵を使い、その家に入り、似た書類を取ってこいと書かれている。
意味も分からず不気味だったが、好奇心の方が勝ってしまう悠斗がいた。
古民家に近づくと、灯りがついている。人が住んでいないはずの家に、二人の高齢女性が座っているのが見えた。
コソコソしていると、女性たちに見つかり、悠斗が事情を話すと、女性たちは「気味が悪いわね」と微笑みながら紙を受け取って捨ててくれた。
悠斗は安心して家に帰るが、なぜ人がいたのかは理解できず、胸にざわつくものを抱えたまま歩く。
そして帰り道、突然誰かに押され、車に轢かれかける。
目を開けられず、気絶した悠斗。
目覚めると誰もおらず、押された感覚だけが残る。
直感で、あの少女だと確信する自分がいた。
家に帰ると、親に心配されるか迷ったが、結局何も話さず自分の部屋にこもった。
しばらくして、見知らぬ番号から電話がかかる。
恐る恐る出ると、少女の声。
「生きてたんだ…」
驚きと安堵が入り混じる声に、悠斗の背筋に寒気が走る。
「今、紙を持ってる?」
「持ってない」と答える
「君、あの紙の意味を知ってるの?」と彼女は少し喜んだようなホッとしたような感じで聞いてきた
「知らない」としか答えられない。
驚きそして少女は低く息をつき、告げた。
「その紙は、突然回ってきて、最後に持っていた人が…死ぬの。そして私は君に渡してない」
第1話を読んでくださりありがとうございます。今回は悠斗と謎の少女の出会い、そして謎の紙との出会いが中心でした。次回は試行錯誤中です笑




