5日目・捜査
コンビニ強盗を撃退したエリス!
コンビニから去っていたあとに警察が来たかと思えば、、、エリスの魔法の痕跡を見られた!
「―これは、、、一体?」
1人の警官が気絶して、氷漬けにされている強盗犯を見つめている。
彼の名前は梶原 祐希。仕事として警察官を始めてから5年で刑事に就任し、警察署本部として働くとは1年目となる。今年で26歳だ。
だがこのようなことは初めてだった。
「今回はコンビニ強盗ということで来させられたざ、これは一体、、、?」
難しそうな顔で考えている梶原の背後から突然大きな声が聞こえた。
「せーんぱい。ただいま事情聴取が終わりました。」
声の主は後輩の八重森警官。梶原より3歳も年下で、少しちゃらけているが人情があっていい奴だ。
「あぁ、報告ありがとう。そして、八重森。質問なんだがこれをみてどう思う。」
梶原は氷漬けの強盗犯を指差してそう言った。
「うわぁ本当だったのかぁ」
「?」
八重森は何か言うのではなく、元々知っていたような口ぶりで言った。それに梶原が戸惑っていると、
八重森が気付き答えた。
「実は、、、さっき事情聴取をしたと言ったじゃないですか。それで店長や店員、コンビニに来ていた客にも聞いたんですけど、、、」
言いづらそうな顔をして八重森が途中まで答えた。
「なんだ?言ってみろ。」
「、、、全員がある少女が魔法を使って確保したって言うんですよ。」
「は?」
こそっとそんなことをいうからとても驚いた。
「いや!本当ですよね、俺も思ったんですよ。それで店長を問いただしたんです。」
と続けて八重森は言った。
「そしたら、その女の子が元々万引き犯で話をしていた時に強盗が来たらしくて、今に至ったって言ってたんですけど、その万引き犯の女の子が話している時から違う世界から来たとか言ってたらしいですよ。」
にわかには信じられない言葉が次々に出てくる。
魔法?異世界?そんな非科学的なこと信じられない。
「先輩はどう思います?気が動転していて全員が虚偽の情報を言っているとか、、、」
「、、、」
八重森からの質問に対してどう答えれば良いのか分からなく、1分ほど沈黙が続いた。
「監視カメラを見させてもらおう。」
長く考えたすえ、自分で確認するのが1番良いと思った梶原はそう言った。
「そうですね!店長さんに言ってきます!」
そうすると八重森は走って店長の元に行ったかと思えば何か話したあとすぐにこちらに戻ってきて言った。
「今から準備してくれるそうです。行きましょう先輩。」
そう言われて梶原は八重森のあとをついて行った。
現実って虚しいね




