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異世界の魔法使いは特殊警察官になりました。  作者: 友人A
3章・暗殺者ギルド「夜の蝶」
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34日目・最高なアイデア

夜の蝶が誘拐したこどもたちと一緒に立てこもっているという情報を元に、現場へと向かった3人。


かなり前から夜の蝶による身代金の要求もなしにこどもさらうという誘拐事件は多発していたが、ついに組織の拠点の1つが見つかったのだ。


厳密にいうと、この前のバスジャック事件により、一つの拠点は見つかっていた。


今回の拠点は梶原の家からそう遠くなく、爆発が起きてから使われなくなっていた工場だった。


「かなり人が集まっているな、、、」


工場についた3人だったが、パトカーや警察が何人も来ているということで一般市民たちの観衆の的となってしまったいた。


「ここに八重森を来てるらしいから俺は会いに行くけどエリスたちも行くか?待ってるか?」

「私は行きます。」

「なら私も行こうかな、できるだけ近くであいつらを見ていたいし」


警官たちの中に八重森がいるということで会いに行くか聞いた梶原だったが、エリスは不謹慎ではあるが八重森に久しぶり会いたいという気持ちで行きたいと思ったのだ。


「分かった。人に気をつけろよ」


そう言って3人は人混みをかぎ分けて警官たちの方へと向かった。


「おっエリちゃん!梶原さん、、、と?」

「この前の事件でお電話させていただいた水原です。」

「あ〜あの時の!」


エリスの姿を確認した八重森の顔は明るくなったが、初めて会った京香に対して明らかに顔が変わったので気まずく思いつつ京香は挨拶をした。


すると思い出したようで、エリスと同じようになった。


八重森にとって話したことがあり、顔を知っていればそれはもう知り合い、友達とも言えるほどになるのだ。


このコミュ力には梶原も常に驚かされている。


「ん?でもなんで水原さんもいるんですか?」


それは嫌味でもなく本音なのだろう。

客観的に見れば警官と一般人が一緒にいるという構図なためかなりやばい。


「あぁ実は彼女探偵らしくてな

この組織のことを知っておきたいらしい」


それを梶原がいうとあ〜というなんとも言えない顔で頷いた。


「すみません、無理を言ってしまって」

「梶原さんが大丈夫っていうなら大丈夫っすよ」


警察官とは思えないほどの軽いノリに京香も困惑していた。それを感じ取ってか急に顔を切り替えてキリッとした面持ちで八重森は口を開いた。


「今の状況についてですが、応答を待っても返ってこず、要求もしてこないという状況でして、、、なんの動きもありません。少ししたら全方位から突入するということも視野に入れておりました。」


そんな言葉を聞いて京香は切り替えの速さに驚き、梶原とエリスは慣れているかのようにスルーしていた。


「それもいいかもしれませんね、、、」


ずっと黙っていたエリスが口を開いた。

それは工場内に突入するという案への賛成だった。


「そうなんだけど、相手ももちろん武器を持ってるだろうし人質がいるような物だから簡単に手出しができないんだよ」


困ったような顔でいう八重森を見て3人は悩ませた。


(どうすればいいのか、、、)


眉間にしわを寄せながら悩む姿を見て京香は一つ案をあげることにした。


「少人数で隠れて工場内に侵入してみて様子を見るっていうのはどうですか?」

「確かにな、、、それはいいかもしれない」


相手を一方的に見ることによって武器や人数、配置を確認し、立ち回りを確認することができると考えたからだった。


「なら小柄なやつの方がバレにくいですよね、、、」


八重森が悩むように言った。

だが、そんな悩みが一瞬で解決するかのようにエリス胃があるの全員がエリスに目を向けた。


「えっ、、、私、ですか?」

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