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16日目・警官の朝は早い

オムライス美味しかったー

「さて、そろそろ寝るか、、、」


ご飯を食べ終わり、順番でお風呂に入った。

気がつけばもう深夜の12時を回っている。

うとうととし始めたエリスに向かって梶原は話しかけた。


「、、、どこで寝るんですか?」


閉じ掛けている目で梶原を見つめながら聞いてきた。


「こっちの部屋なんだが、、、」


そう言いながら部屋を移動した。

一つのベッドと本棚のある部屋だった。そう一つだけ、、、


「実はベッドが一つしかないんだ、俺はソファで寝るからエリスはベッドで、、、」


そう言いながら向かい側のリビングにある小柄な2人が座れるくらいのソファを指さして言った。


普段は梶原1人なため足りるんだろうが、このソファはなら想定ではなかったため少し小さめだった。


「いや!そんなこと出来ませんよ!止めてもらってるのはこっちですし、、、」


あまりにも申し訳なさそうにエリスが言うのでどうすれば良いか迷った。


(エリスは見た目に反して年頃の女の子だしな)


優しい梶原の思いがエリスに罪悪感を与えていた。


「い、一緒に寝ます?」


梶原がそれを避けていたのを分かっていたが、聞いてしまった。止めさせてもらっているのにそんな狭いところで寝させるなんて出来るわけがない。


「いや、それは考えたがエリスはもう16歳だろう。こんなおじさんと隣で寝るわけにはいかない、、、」


必死に説得しようとするが、もはや聞く耳も持たない。


エリスはベッドに梶原を押し倒した。


「もう!いいんです。寝ましょう!」


大きな声で、圧倒されてしまった。

だが、そっぽを向いたエリスの耳は赤くなっていた。


◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


「うーん、、、むにゃむにゃ」


(今は何時だろうか、、、?)


ふかふかなベッドの上で起きたエリスは何時か確認しようとしていた。


「あれ、、、梶原さんはどこだろう?」


時間を確認すると朝の6時、刑事といえど早すぎる。すると、玄関の方からガチャリと扉の開く音がしてきた。


昨日の夜に家を案内してもらい大体の間取りは掴むことができたので、すばやく玄関の方まで行くことが出来た。


どうやら扉を開けたのは梶原だった。


「こんな時間にどこへ言っていたんです?」


「あぁ体力作りにランキングだ。

お腹が減ったなら、朝ごはんを食べようか?」


そういいながらリビングへ向かうと机の上にはもうラップをかけてある状態のご飯とお味噌室、卵焼きなどたくさんの品が置いてあった。


リビングは通ったのにも関わらず、全く見えていなかった。


それを梶原はレンジに入れて行き、温めていた。


「朝、いなくて戸惑っただろう。

刑事の仕事は8時から本部で始まるんだが、ランニングと朝ごはんの準備でいつもより早く起きたんだ。」


照れくさそうに言う梶原を見てへにゃっと笑ったエリスであった。


「さぁ食べようか」


「はい!」


椅子に座ると2人で楽しく喋りながら食べ始めた。


◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


「じゃあ本部へ行ってくる。

もし、事件が発生したらこれで知らせるから」


そう言いながら梶原はエリスにスマホを渡した。


これはもともと梶原が使っていたスマホで、今のは新しい機種が出たため買い換えたと言うだけなのでほぼ新品なのだ。


一通りスマホの操作方法を教えてから梶原はまた話し出した。


「事件が発生した場所の住所を送るから、なるべくバレないように飛んで事件現場まで来てくれ。」


「はい、わかりました。」


「じゃあ、行ってくるな」


玄関から出ていく梶原を見届けながらエリスは思っていた。


(梶原さんは事件の合間も働いているのに、私はこのままでいいのかな?)


何もすることがないというのも悩みの種になる物なのだ。

オムライスはケチャップ派です。

ちなみにたけのこときのこだときのこです。

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