15日目・クッキングタイム
文字を詰め込みすぎて、全く話が進まない〜すいません。
「質素な部屋ですまんな」
家の中へと入ると、梶原が話し出した。
「全然大丈夫ですよ!質素というよりも部屋が整っていて綺麗ですね」
「、、、ありがとう、そういってくれると助かるよ」
にこっと笑い2人は見合った。
グルルルルゥ
すると、大きな音が鳴った。
梶原がとても驚いているとその音の主はすぐに分かった。
エリスは耳の方まで真っ赤になっていた。
「毎日、たくさん食べていたので、、、少しお腹が空きました、、、」
(少し、、、なのだろうか?)
「分かった、今から作ろうか」
疑問に思いながらも梶原は違う部屋へ行った。
かと思えばすぐに帰ってきた。すると、服はスーツから私服に変わっていた。
(こんな短時間でどうやったんだろう、、、?)
そんなどうでも良いことを考えていたエリスだった。
「さぁ作るか」
梶原はそういうと長い袖をまくり、椅子に掛けてあったエプロンを身につけた。
梶原はこまめな性格なため、料理をする時は必ずエプロンをつけるのだ。
もちろん、エリスと八重森はエプロンなんて洒落たものはつけない。
「手伝います!」
そういうと帽子とコート、杖を椅子に置いて、梶原のいるキッチンへと向かった。
「エリスは何が食べたい?好きな料理とかは?」
そんなことを唐突に聞かれてしばらくうーん?と悩んでいたエリスだったが、突然はっとした顔をして言ってきた。
「あの、、、この世界にもオムライスってありますか?親代わりの人がよく作ってくれて」
もじもじと照れながらそんなことを言うエリスは可愛い。
「あぁ、あるぞ。冷蔵庫にあるもので作るから多少具が質素になるがな、、、」
「全然大丈夫です!作りましょう。」
エリスは袖をまくって聞いた。
「濡れても良いところはどこですか?」
質問の意味がよくわからなかったが、とりあえずシンクを指さしておいた。
すると、エリスはシンクの方に手を伸ばして目を瞑った。
エリスの髪の毛の一部がふわふわと浮いている。
(魔法を使おうとしているのか、、、!?)
エリスの手から少し離れたところに水が出現した。
そうするとエリスはふぅと息を吐いたあとにその水で手を洗った。
「エリス、、、手を洗うのなら水道を使えばいいんじゃないか?」
そんな光景を見た梶原が言った。
「え?すいどうって何ですか?」
(そうか、、、エリスはこの辺の製品のことを知らないのか、、、)
「いや、すまなかった。水道とはこれだ。」
そう言いながら、蛇口のレバーを上げた。
すると、簡単に水が出てきたことにとてもエリスは驚いた。
「すごい、この世界の物は魔法みたいですね!」
ぴょんぴょんと飛び跳ねながら好奇心な目でエリスは何度もレバーを上げたり下げたりしていた。
「あぁそうだな。ちなみにこれは冷蔵庫と言って中がとても冷えているんだ。こっちのコンロは火が出てくるぞ。それにこっちは、、、」
なにも知らないエリスに梶原は一通りの製品を教えた。
「何となく分かった気がします!お料理を作りましょう!」
ふんすと気合いを入れているのが見て取れる。
「なら、エリスは玉ねぎを包丁で切ってくれないか?」
梶原は玉ねぎを差し出しながら言った。
すると、エリスはそれを受け取り起用に切り始めた。
料理はあちらの世界でもしっかりとやっていたようだ、、、と安心していたのも束の間。
「か、梶原さん〜なぜか涙が止まりません〜」
玉ねぎは元の世界にもあるが、どうやら涙は出ないらしい。
「ちょっと待っててくれ」
ごちゃごちゃとした2人の料理だが少しずつできていった。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
「で、できた〜美味しそうです!」
エリスが高い声でそういうとスプーンを持ってきた梶原も座って2人は手を合わせて言った。
「いただきます!」
「いただきます。」
笑顔で美味しそうに食べるエリスを見て嬉しく思う梶原であった。
転生したら冒険者になって勇者パーティーを補助として支えるけど、追放されてしまった。だが実はパーティーの柱だったのだ。的な感じのキャラになりたい。




