14日目・男と女、一つ屋根の下で。
一章が終わりました。
ここからは事件や日常の風景が多くなると思います。
エリスが警察になった日のこと、、、
「ところで、エリちゃんはどこに住むんですか?」
そんなこと考えてもいなかったという顔で、エリスと梶原は八重森を見た。
「ホテルを借り続けるお金もありませんし、国の方に存在をバレてはいけないんですよね?」
エリスは自分の短い両方の人差し指をくっつけてて言った。指をくねくねさせて絡ませている。
「金がかからずに住めるところ、、、?」
梶原が手をあごに置きながら悩んでいた。
「じゃあ、梶原さんの家に住んだらどうですか?」
「いや、それはダメだろ。仮にもエリスは16だぞ?」
八重森の提案をすぐに拒否した。
「じゃあ、他にどうするんですか?」
そんなことを言われてしまうと何も言えなくなってしまう。それを分かってて言う八重森はずるい奴だ
「なら、八重森の方がエリスと仲良くないか?
八重森の家の方が、、、」
「いやいや、梶原さん俺の家に来たことありますよね?」
「行ったことは、、、あるが、、、」
事件が起きた時、八重森が気絶したため家まで運んだのだ。
だが、八重森の家はマンションの一部屋を借りており、部屋の中は八重森のズボラさを表していた。
「自分で言うのもあれですけど、エリちゃんをあの部屋に泊めるんですか?」
「、、、」
なにも言えない、、、
「私は梶原さんの家でも全然いいですよ。」
エリスにまで言われてしまってはもう仕方がない。
「分かった、、、」
こうして、エリスと梶原の共同生活が始まる、、、!
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
公務が終わった。
(そろそろ帰るか、、、)
仕事をしていた部屋から出ると、エリスを隠しておいた、使われていない部屋まで来た。
「エリス、そろそろ帰るぞ」
「はい!」
暗い部屋から出てきたエリス。
部屋には焦げた跡がゆかにあったり、水で湿っていたりと、魔法を使っていた形跡が見られた。
練習をしていたのだろう。
誰にも見られないように警察署内から出ると、2人で横並びになって歩き始めた。
「エリスは、元の世界ではどんなところに住んだいたんだ?」
会話が続かないと思った梶原は元の世界での暮らしについて聞いてみた。
「あっちの世界ではクエストを達成して得たお金で宿を借りていました。」
「クエスト?」
今までは初めての世界で戸惑っていたエリスに梶原が教えていたが、次は梶原が教えられる番になったろうだ。
「はい!ギルドの人がモンスターのドロップアイテムとかを採取してくるみたいなクエストを作るのでそれをクリアするんです!」
「へぇ〜すごいな。」
「えへへ」
褒められたことにより気分が上がったエリスが笑った。
「ついたぞ」
梶原がそういうとエリスは前を見た。
するとそこには大きな一軒家。
「お家って一軒家なんですね!すごいです。」
「、、、ありがとう」
エリスのように少しニヤニヤとしながら梶原は感謝をした。
エリスは小さいアホ毛があるよ。
次回はエリスと梶原の共同作業です。




