10日目・八重森とのデート1
会議室から出ていろと言われた2人は
今からショッピング!
八重森は給料が増えるとしても、財布の中がスカスカなのは困ります。
「エリちゃん、どこ行こっか?」
八重森が警官の服から私服に変えたあとに歩いていた2人は、悩んでいた。
外へ行けと言われても何をしたらいいのだろうか?と、、、
エリスは初めての地で何があるかわからない。
八重森は女心がよくわからない。
はてなの無限ループだったのだ。
「梶原さんの言っていたショッピング?と言うところに行ってみたいです!」
「おっ!いいねぇ行こっか。でもねショッピングっていうのは場所の名前じゃなくて、することの名前なんだよ〜」
「そうなんですね、、、すみません
どう言うことをするんですか?」
「それは言ってからのお楽しみってやつだよ!」
「そんなんですね!楽しみにしています!」
少しずつエリスの本当の性格が出始めてることを少し嬉しく思いながら八重森はレンタルカーを借りて、ショッピングモールへと向かった。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
「着いたよ!エリちゃん、ここがショッピングモールってところ」
大きく手を広げてエリスに見せてあげた。
「わぁすごいです!大きいですね!」
「だろ〜今日はここで俺とデートだ」
八重森は自慢げに言った。
「でーと?」
「ふふっ遊ぶって意味だよ」
(ここの世界にはすごい言葉がたくさんあるんだなぁ)
まんまと八重森に騙されているエリスと
このあとに梶原にこんな言葉を吹き込んだということがバレるとは思っていはかった八重森だった。
「よし!じゃあ行こっか」
「はい!」
そういって2人は店内へと歩いて行った。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
「八重森さん!これはなんですか!?
金属の塊みたいですけど、、、」
エリスは自動販売機を指差して言った。
「ふっふっふっそれは自動販売機と言ってお金を入れると冷たくて美味しいジュースが出てくるんだよ。」
何を見ても初めてで、面白い反応をするエリスを見て楽しみながら八重森は教えた。
すると、八重森はかばんから財布を取り出してお金を入れた。
「エリちゃん、好きなボタンを押してごらん」
「うーんと、これ!」
すると、ガチャガチャという音がしたあとにコーンポタージュが出て来た。
「すごい!まるで魔法みたいです!金属に入っているみたいですけど美味しいんですか?」
「ふふっえ、エリちゃん、めっちゃ運いいよ。ふふっ」
そういうと、ふたを開けてエリスに差し出してきた。
すごく笑いながら言うもんだから、疑心暗鬼になったけれども安全だとは思ったので一口飲んでみた。
「熱っなんですか?これ、冷たくなんかないですよ!どういうことですか!?」
怒った様子で八重森に訴えてきた。
「それはコーンポタージュっていうコーンのスープみたいなものだよ。ごめんね、エリちゃんの反応があまりにも面白くって。」
そういうと、エリスは頬を膨らませた。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
「八重森さん。」
「なぁに?」
「この世界には魔法がないのに、なぜみなさんは魔法の存在を知っていたのですか?」
ずっと疑問に思っていたことを聞いてみたら。
「それはね、そういう言葉がもともとあるんだよ。いつからあって何からできたのかはわからないけど漫画とかラノベとかで使われるかな」
「まんが?らのべ?」
新しい言葉が連続で出てきて戸惑っていると八重森が説明し始めた。
「漫画もラノベも物語のこと。絵が多いのが漫画で、ラノベっていうのは正式名称がライトノベルって言ってる字だけの物語、小説とも言ったりするよ」
「そうなんですね!みてみたいです。」
この世界での魔法がどのようなものなのかをみてみたいと思ったエリスはそう言った。
「いいよ〜ここのモールにも本屋があったと思うし、、、」
「漫画とラノベは本なんですか?本ならあっちの世界にもありました!」
やっと知っている言葉が出てきたエリスははしゃぎながら言った。
「そうなんだ、そっちの本にはどんなことが書いてあるの?」
本屋に行く中で歩きながら話していた。
「本と言っても魔導書と言うんです。
魔法の使い方だったり、たくさんの魔法が書いてあるんです!」
「へぇそんなんだ、いつか見てみたいな、、、
あっ本屋に着いたよ」
楽しいおしゃべりの時間もすぐ終わり、本屋についてしまった。
「あっちの世界のものとは少し見た目は違いますが本がいっぱいですね!いきましょう!」
「うん、行こう!」
美少女にちやほやされていたい




