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変遷を辿って。弍

※これは本文ではない。加速する時代変化を年表と共に補足していく。


必要のない読者は五へ読み進まれよ。


二〇二六年:スーパーコンピュータ『飛越』開発

二〇二七年:コヨイ計画始動

二〇三九年:無人探査機『コヨイ 六号』及び飛越の子機打ち上げ成功



“New” 二〇四五年:フィロンツらの田舎旅行



二〇五五年:コヨイから最終通信「光の逆行運動」



“New” 二〇五六年:火星開拓先発隊出立


【火星開拓部隊】

二〇五〇年の火星への有人探索成功から移住を目的としたミッションが組まれ、第二回から四回のうちに火星の地表に居住可能ユニットを作成する。二〇九一年時点ではマーズフロンティアとする仮説都市の増築を中断し、マリネリス峡谷の西部から地下施設の建造を進めている。


二〇六〇年:F・フィロンツ「タイムマシン学タイムトラベル理論」発表

 同年  :RDPA発足「第一回タイムマシン理論総合学会」開催

二〇六一年:国際連盟「宇宙開発総動員」発表

二〇六三年:スクルド計画始動

二〇六九年:「ニューシュタインθ」打ち上げ成功


”New“同年:火星移住計画第一号艇「オリンピック号」造船計画並びに海上開発居住区プラント「カナン」建造計画始動



“New”二〇七四年:オリンピック号出立



“New”二〇七五年:オリンピック号宙難事故


【オリンピック号】

海難事故最大数の死者を出したタイタニック号の姉妹船のオリュンポスから名を取られたオリンピック号にちなみ、歴史を繰り返さず新時代の訪れを象徴する意味でこの名をそのまま継いだ。発表当時、世間から縁起が悪いとして批判が殺到したが、国連は、「オリンピック号は半世紀の航海を全うし、世界大戦を生き抜いた大型船舶である。その名を冠し、その魂を再び宿させることは、歴史の繰り返しに終止符を打つことや新時代の幕開けを意味する。これは『恒久的な平和を実現していく。』と、我々、人類に対し大きな目標であり課題であると宇宙船舶オリンピック号が示してくれるはずだ」と声明を出した。しかし歴史は繰り返され、新時代の幕開けは悲劇から始まってしまった。一方、この事故により各国の連携の難易度の高さや技術の見直し、既得権益への問題提起などが人々に浸透し、地球に住まう人々が平和への道のりの難しさをより実感した事例であった。

オリンピック号宙難事故慰霊祭で掲げられた言葉。「願うばかりで平和は振り向かず」



“New”二〇七六年:カナン竣工



二〇八九年:ブラックホール内部撮影成功



“New”二〇九〇年:ニューシュタインθの撮影データ公開



“New”  同年 :ハーマン型重力圧式量子圧縮装置開発


【ハーマン型重力圧式量子圧縮装置】

通称「重力付与装置」。長年研究が進められていた人工ブラックホールの生成を目的とした装置のLHCに、ブラックホール内の映像やコヨイで使われたワープバブル生成技術と空間圧縮技術を駆使し、ハーマンと量子力学者らが協力し量子に重さを持たせることを可能にした装置。今後の研究により、量子の謎を解き明かし、量子弦理論や相対性理論などの分野で貢献していくと期待される。


二〇九一年(現在):第八回タイムマシン理論総合学会


【タイムマシン学タイムトラベル理論】

Ⅰ 「時間の連続性」

・時間の連続・不連続


Ⅱ 「観測時間変数」

・時間観測

・時間変数t


Ⅲ 「空間域グラフ」

・空間域グラフ


Ⅳ 「3D空間域グラフ」

・時空方程式

・現在指数

・時空曲線

・可能性の海

・亜空間虚数


Ⅴ   ?


Ⅵ 「タイムトラベル理論」


Ⅶ   ?


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