表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
27/32

魔法使いの有用性

 いいね、評価、ブックマーク、


 ありがとうございます。


 よろしくお願いします



 家族の説得も上手くいったし、街作りと領都の変更の事が急ピッチで行われた。

 新しく切り開いた魔の森の縁に砦が作られ、今まで使われていた砦を新しく作る街の中心に街を作っていく。

 砦の中を一度更地にして、そこに新しい屋敷を作り万が一に街を魔物に攻められたらそこに領民が逃げ込める様にしておく。


 砦の中を改造するだけで、重機が無いこの世界では一ヶ月は掛かると思ってたのに、全然そんな事は無かった。

 むしろ、こっちの世界の方が圧倒的に早い。

 土魔法で建物を綺麗に壊して、すぐに再利用出来る様に加工もしていく。

 魔力が続く限りそれが行われる。


 加工が出来たら、風魔法と人力ですぐに運び出されていく。

 運搬の仕事をしている人達は、運搬系のスキルを持っているからトラック並に早く運び出されていく。

 風魔法の補助もあって、異常な光景が見られる。

 スキルが便利過ぎるよ!

 こんなにスキルが便利なら、確かにスキルを切るなんて選択肢は出ないだろな。


 運搬系のスキルをオフにする鍛練なんてしたら、どれだけ凄い光景が見れたんだろうな?

 砦の中の更地化はなんと、3日で終わっちゃったよ!

 新しい街を作る為に、街全体の理想の地図を作って置いて良かったよマジで!


 この世界は意外と、トイレ関係の衛生環境はかなりいい。

 トイレはボットン便所方式だけど、便器は洋式タイプだ。

 便器の中の穴を深く掘って中に、スライムを大量に入れる。

 スライムが排泄物を食べてくれるから、臭いも疫病も発生しない。


 でも、スライム達は人の排泄物だけでは足りないのか共食いを始めてしまう。

 スライムがスライムの魔石を吸収していくと、進化してビックスライムになる。

 ビックスライムになると、深い穴でも出て来てしまうから、普通にスライムを倒すと手に入れるスライム油を中に流して火を付けて、皆殺しにする。

 魔石も炎で割れてしまうから、万が一生き残りがいても進化しないから安心だ。


 だから、下水道を作ってしまうと逆にそこに魔物が棲み着いてしまい街の危険が増えてしまうんだよな〜。

 でも、上水道を作ったらどこかに水の捨場と浄化場所が必要になる。

 そこを、どうしようかな?

 わからんから、父上に相談しよう!


 「という訳で、何かいい案はありませんか?」


 「その前に、上水道って何かな?イマイチ分からないんだけど?」


 「上水道というのは、言葉の綾です。魔道具の水筒を改良して、魔力を流すと水が出る魔道具を作って最初から家に据え付けて、水がいつでも使える様にする事です。でも、水が出たらどこかに流す必要があります。それを流す場所が下水道です。食器を洗ったり服を洗ったりするので、汚い水になるのでどこかで浄化しないと土地が死にます。」


 「上水道は理解できたよ。確かに土地が死んだら大変だから、どこかで浄化しないといけないね?浄化は水魔法でどうにかなるけど、場所を街の外まで続く場所に作ったら街に魔物が入り込む場所が増えるから考えないといけないね?」


 「そうなんです。なんとかなりませんか?」


 「だったら、街を囲む様に水堀を作ればいいだろう。街の防御にも使えるし、城壁を改良すれば外からは入れず中からは水を捨てれる様に出来るから完璧だな!」


 父上に相談していたのに、何故か曾祖父様が簡単に答えをだしてくれたよ。

 父上が、がっかりしてるぞ曾祖父様!

 俺は滅多に父上に相談なんてしないから、父上の見せ場だったのに!

 あっ!曾祖母様が曾祖父様を拉致していったよ。

 前の父上と同じでお説教だなアレは!


 城壁に水車と浄化の魔道具を組み込めば問題無く、下水を外に排出出来るな。

 魔道具でいつでも水を使えれば、水堀の水が無くなる事も無いし川を街を始点に作る事も出来るな。

 基本的に、公爵領は川が少ないんだよな。

 元々は魔の森の中だから仕方ないけど、もっと川が無いと土地に良くないし防衛でも役に立つから人工的に作らないとな。


 「街から街や村に川を作ろうとしたら、どのくらい掛かりますか?」


 「それなら、魔法師団が土魔法で作ればいいからそんなに掛からないよ。街から街や村に行く時間に4日程度足すくらいかな?」


 「そんなに早く川が作れるのですか?防衛にも使えるので、川幅は結構広くなりますよ?」


 「川幅や川の深さが変わっても、そんなには工事の時間は変わらないよ。結局は魔力の量と魔法使いの数で補えるからね。他の領ならもっと掛かるだろうけど、我らが公爵領の魔法使いは魔力量がお祖母様のお蔭で他の領と段違いだからね。」


 なるぼど、魔力量の多さはお祖母様が力を入れてる一つだもんな。

 魔力操作が高ければ、魔法の発動数も増えるし魔力の節約も出来るからな。

 流石は、公爵領に嫁ぐ為だけに世界最強の魔術師になっただけはあるなお祖母様。


 「それよりもじゃ。何故このような街の形にしたのじゃ?これでは少し住みにくいのではないかのぅ?」


 お祖父様が街の形について疑問を口にしてきた。

 街の形は確かに少しこの世界にしては不自然に見えるだろうな。

 なんせ、片側二車線の道路を基本として街の道を作っている。

 狭い道でも片側一車線は必ず取っている。

 一車線は道路は作らない。

 子供の車との事故は一車線道路がやっぱり多いいと思うし、お年寄りの近くは車に乗っている時は通りたくないしな。


 片側一車線道路位に道幅を取れば、ガードレール付きの歩道があっても走行の邪魔にならないだろう。

 問題は、信号機がまだ出来て無い事と街に住む前に平民も貴族も少し勉強が必要な事だろうな。

 道交法は、いずれ車を作ろうとしているから絶対に必要だしな。

 小説でたまに、馬車の道交法も無いのに車を作って流行らせているのがあるけど、現実にしたらそこらじゅうで事故のオンパレードになるからな!


 実際、馬車の方が急には止まれないからこの世界では馬車に跳ねられて死ぬ人がかなり多い。

 速度制限なんてものは無いから、道幅が狭かろうが徐行なんてしないし、曲がり角も曲がれると思ったら全力疾走でも構わず突っ込んで行く。

 しかも、馬は生き物だから止まりたくない時はいくら操作しても止まらない事もあるらしいよ。

 危なすぎるよ!


 だから、最初から街が作れるなら全力で道幅の事から考えるべきだ!

 少し面倒くさいけど、事故が他の街より圧倒的に少ない街として有名になれば、他の領でも真似されて広まって行くだろうしな。


 王都は、そういう意味ではかなり危ない都市になっている。

 馬車の事故が発端のクエストがかなりの数あるからな。

 馬車で貴族が〜、みたいにクエストが始まるんだよな。

 何回かこの始まりに、「だったらまず!道交法を作って最初から事故が起きないようにする対策を考えろ!」って突っ込んだのは懐かしいな。

 まぁ、そんな事したらゲームにならなくなるけどな!


 道もそうだけど、建物の場所もある程度区切りを付けて規制してある。

 これは、街を上から見ると公爵家の家紋になっているからと、ユナ様の紋章も街の形で作ってある。

 なんとなく、こんな感じにすればユナ様の力が増さないかな〜って思って作った物だ。


 もし力が増してくれたら、俺達に有利な状況を作ったり公爵領の発展に手を貸してくれないかな〜って事だ。

 お祖父様にその事を伝えたら。


 「フォッフォッフォ!シルバーは神をも使えるなら使う気のようじゃな。公爵家の家紋になっている街の中心に我等公爵家の人間が住むなど、どの国のどの領にも無いじゃろう!それは楽しみじゃわい!」


 「まぁ土魔法を使えば普通に街を作るより遥かに早く出来るから、このくらいの「遊び」があってもいいのかもしれませんわ。私達が上から街を見れないのが残念ですが。」


 「街を広げる時に「第二の王家の家臣」に投資を募って一番高く投資をしてくれた家の家紋で街を広げたら、一切お金を使わずに街を広げられるかもしれませんね?」


 「それは、何かやってはいけないような気がしますわ。同じ位の資産の家がお互いに無理をして破産しそうですわ。」


 「それは考えて無かったよ。この案は駄目だね。結構いいと思ってたんだけどな。」


 「シルバーも未透視が甘い時があるのね!なんだか新鮮だわ!」


 家族の皆が頷いているけど、俺を何だと思ってるんだよ!

 元は宝くじで億万長者になったニートだぞ!

 完璧超人じゃないんだから、失敗の方が多いよ!

 まぁ、失敗したらシルヴィアが死ぬから極力何か思いついたら、一度考えてから誰かに話したり、実行したりしてるけど凡ミス位は許してくれよ!


 「じゃあ、この街の図案で街を作っていこうか。何か注意する事はあるかいシルバー?」


 「側溝はまだどこの街にもないから、道の真ん中を少し、本当に少しだけ盛り上げて水が側溝に落ちる様にしないといけないですね。」


 「側溝って、雨の時に道に水溜りが出来ない様にする為に作るんだよね?少しでは無くてちゃんと盛ったほうがいいんじゃないかい?」


 「真ん中を盛りすぎると、馬車が斜めって事故の素になりますよ。目で見ても分からないけど、確実に盛ってある位で大丈夫です。」


 元の世界でも、道路の真ん中は少し盛ってあるが道路が傷んだりして凹んで水溜りが出来ている事が多い。

 でも、この世界なら土魔法で一年に一度魔法をかけて硬化すれば、道路が傷むことも最小限で抑えられる。

 元の世界では一年に一度、道路を一度破壊して道路を作り直さないといけないけどこの世界の魔法はかなり融通が効く。


 本格的に直さないといけなくても、土魔法なら道路を破壊して直す必要がない。

 一度魔法で平らにして、道の真ん中を盛るだけでいい。

 最後に、硬化の魔法をかけて水が側溝に行くのを確認したら終わりだ。

 乾かす必要も無いから、1キロ位なら一日で終わるだろうな。


 今回の街作りも、基礎になる均等的な平らの地面も簡単に終わった。

 建物の基礎も、土魔法で掘って硬化の魔法をかけて、ハイおしまい、で終わるんだろしな。

 上の建物は、ある程度時間が掛かるけどそれも、大工のスキルがあるから全部手作業で行っても、前世の様に一軒建てるのに2ヶ月、3ヶ月も掛からない。

 一軒建てるのに、資材さえあれば半月程度で作ってしまうんだよな。

 スキルと魔法は汎用性が異常に高い事がいいよな。

 あとは、それをどう応用していくかだけだ。

☆の評価が貰えるとやる気に繋がります


もしよかったら評価して下さい


読んで下さりありがとうございました

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ