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ジョージと教会

　私は週に一回の祈りを教会で捧げている。私はこの町に居られることを本当に感謝している。となりには私の片思いの男の子ジョージが居る。私はドキドキしている。ジョージは私のことを友だちと言っている。けれども、私はジョージのことを好きに思っている。私の心はキラキラとしているようだ。それにしても、マー伯爵はいったいどんな人物かしら。いろいろ見た目や想像をふくらませる私。私たちはまだ祈りを捧げる。あ、あとはあの親切にしてくれた令嬢にお礼が言いたくて私は地下スラム街から抜け出してきた身。私のことを神さまは見守ってくれるのかな？　私も真面目に祈りを捧げる。ジョージが私の肩をとんとんと軽くさわる。なにかしら？　私はジョージの方を見てみる。となりでかわいい笑顔のジョージがクスクスとしている。私もつられてクスクスとする。もう、ジョージったら！