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森を抜けて町の教会に
夜中の森をこそこそと歩く。確かにこちらの方角で合っている。けれども、夜中の森は不気味ではあるけど、私は地下スラム街で生まれ育ったので、あまり怖くはなかった。森を抜けてひとつの町が見える。私はドキドキしている。よかった。方角が合っている。私は町の中をこそこそと歩く。するとひとつの教会が見える。私は正面のドアに手をかける。そうしたら開いた。私は教会の中を歩く。正面には、月光によってステンドグラスがキラキラと輝いている。わあ、キレイだなぁ。私はしばらくそのステンドグラスを見ている。
「そこにいるのは誰なの?」若い女性の声だ。
私はうしろを見てみる。どうやらシスターのようだ。わあ、美人さんだなぁ。
「私を助けてください。私の名前はオリビア」私はシスターにそう答えた。
私はシスターに保護された。とりあえずはお風呂に入ることになった。