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第四十五話 エピローグ

 死人の数は83人。

 負傷者は900人以上。

 大多数があの蜘蛛による負傷者だった。

  

 まあうちのパーティーは全員奇跡的に無事に帰れたわけで。

 というわけで、お金を頂いたわけです。

 

 貧乏な我々に、急にお金が与えられると、かなりの無駄遣いをするわけです。


 目の前には高級料理が並んでいます。

 今日はベルファじゃなくて、街一番の高級料理店。


 アオイは100000ベルドもする酒を頼んで飲んでいます。

 他は酒を飲まずに美味しい飯を食べています。


「よかったですね、無事終わって」

 

 ファラが笑った。


「そうだねー。あんま活躍できなかったけど」


「あのスノラさんでもギリギリついていったレベル、まだ俺達には遠いな」


「それにしても、あのおじいちゃん、誰? めちゃ強かったけど」


「俺の命の恩人だよ。二回分も」

 

「スノラさんはSSランクッて呼んでたよね? どっかのギルド?」


「いや多分、ソロ。俺も詳しくないし、すぐいなくなっちゃったけど」


「あんなに強けりゃそりゃそうよね」


「んで、これからはどうすんのー?」


「うーん。分からん。明日は明日の風が吹くさ」

 

 鍋をつつく。


「ぐへっ」

 バアンッ。


「アオイ、二人に酒飲ませやがったな!」


「みんなでのんだほうがおいしいよ? ほらあんたも」


 結局飲まなかったけど、それが正解だった。

 アオイの家に泊まることになり、酔っぱらったべルビアナとオトギリを俺とクルクマ、ファラで抱えて布団に寝かせた。


 それから俺も布団に入った。


 ササキ、強かったなあ。

 レベルいくつだよ。

 俺もなれっかなあ。

 いや、必ずなるんだ。

 できることをコツコツやるのは得意だし。

 明日もどっかでレベル上げるか。

 

 考えているうちに、俺は寝た。

 

 心地の良い眠りだった。

 とりあえず、キリのいいとこまで書き切りました。

 

 多分、夜に新作あげるので、よろしければそちらもよろしくお願いします!!

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