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第2話

空を飛んでアパートに向かいました。


フワァッ


風は心地よく吹き、私の頬を撫でていきました。

下を見ると、並んで歩く親子、ペットのようなものを連れて歩くおじいさん...

いろんな人が歩いているのが見えました。


「ユミユミ!ええ景色やろ〜?」

「ふふ、そうですね」

「あぁー、ウチやっぱユミユミの笑顔好きやわ〜!」

「ありがとうございます、ところであのおじいさんが連れて歩いてるのは?」

「吉本〜それは...」

「K君と同じ風船やで!!!」

「それ言うかミミ...」

「ふふ、Kさんはペットなんですか?」

「ちゃうちゃう!やめてや吉本〜!俺は立派なプロデューサーや!」


そうこうしているうちにアパートに着きました。


ガチャ


ミミがドアを開け、入っていきました。


「ユミユミもK君もおいで!」


中は広く、間取りは2LDKでした。

そして、今も誰かが住んでいるかのように家具が揃えられていました。


「ユミユミの部屋はこっちね!」


案内されたのは奥の部屋でした。

その部屋には何も無く、新品といった言葉がぴったりの雰囲気でした。


「私の部屋がここ...という事は...」

「正解!ミミユミ共同生活の場やでー!」

「いいんですか?」

「何言ってんの!ユミユミに来てもらうためにこの部屋開けててんで!」

「ありがとうございます、そう言えばKさんはどこに住んでいらっしゃるのですか?」

「K君は隣の2002号室やで!ちなみにウチらのこの部屋は2001号室な!」

「分かりました。生活の仕方で元の世界と変わるところってありますか...?」

「ほとんど無いで。でも、地上が遠いから俺は買い物は通販で済ますことが多いかな」

「ウチもウチもー!」

「また後でやり方教えてくださいね」

「「りょーかい!」」

通販もあるんですね

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