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これがともやさんとの出会い。

正直、女子高生のうちに誰かの愛人になるなんて思ってなかった。

それでも、私は今の関係をやめるつもりはない。


「高校は楽しい?」


「うん。面白い子ばっかりだし。それとね、わたし来年の部長になることが決まったんだ」


「すごいじゃん!」


「ありがとう」


そういえば、ともやくんに褒められて照れてる場合じゃないんだ。


「あのさ、ともやくん。言うか迷ってたんだけど……」


彼のコーヒーを飲む手が止まる。


「私、彼氏と別れたんだ」


「それは、どっちから?」


「向こうから。お前、俺のこと好きじゃないだろって言われて何にも言えなかった」


告白して来たのも向こうで別れを告げるのも向こうで。

それでも正直引き止める気にはなれなかった。


「そっか……」


アイスティーに移る私の顔は、すごく情けない。

彼氏にフラれた寂しさからか、それとも、ともやくんの表情が曇るのに気づいてしまったからか。





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