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午後四時十五分。

待ち合わせのカフェに着く。


いつものようにコーヒーの香りがする店内の一番奥、観葉植物のすぐ隣の席に彼はもういた。


コートを脱いで椅子に座ったところで、


「急いで来てくれたでしょ」


ともやくんはいう。


「どうして?」


私は尋ねた。


「前髪、崩れてるよ」


そう答えるよりも早く、細い指が私の前髪に触れた。

その一瞬の出来事に、思わず息を飲んだ。


異性の手の感触には慣れてるはずなのに、どうしてもこの人の指には、慣れない。


それにしてもまあ、スーツ姿のシュッとした男性と女子高生が向き合う姿を、周りの人はさぞかし不思議に思うことだろう。


実は私もなかなか不思議なんだな、これが。


少し、振り返ってみようと思う。




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