本能をねじ伏せろ。人としての役目を果たせ
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
「三大欲求」程度で年齢指定したくないなぁ(;-ω-)ウーン
という事で、今回は付けない予定です。
このノリから分かる通り、寝惚けてます。半分深夜テンションです。
「んっ……」
目の前に座る女は頬杖を付き、うたた寝をしていた。半眼まで持ち上がった瞼が直ぐに閉ざされ、また開く。その繰り返し。必死に寝ないよう努力しているのは伝わるが、眠るのは時間の問題な気がする。
店員がやって来て、頼まれていた珈琲を置いていく。湯気と共に漂うほろ苦い香り。僅かな酸味。あぁ眠気覚ましに相応しい、混じり気ないブラックだ。
その匂いにつられて女は大きく目を見開いた。完全に覚醒したようで、此方を見据えてくる。
「うたた寝するなよ。此処で」
「んー。うん……」
女は歯切れ悪くそう答えると置かれたカップに鼻を寄せる。其の漂う香りを堪能すると、直ぐに置いた。どうやら飲む気は無いらしい。
「昔からなの。環境の変化に付いていけないと、直ぐに食べる。寝る。求める。三大欲求に忠実な生き方をするの。体が付いて行こうと、必死に生きようとするの」
そう言えば最近、気温の変化が激しかった。日毎に十度の差がある日なんてざら。真夏日の様に布団を蹴り飛ばす事も有れば、羽毛布団を抱かないと寝れない日もあった。
勿論、それだけじゃ無いのだろう。自らの欲求に忠実。仕事場に着いたらやる気オフ、定時決まればすぐ様やる気オン。そんな女がずっと神経張り詰めて、机に齧りつかないと終わらない仕事をこなしている。精神的な負荷も掛かっているのだろう。
「いーい? 三大欲求ってね、人を生かす為の最低限の本能なの。何を当たり前な、何て野暮な事、言わないでね? これを失ったら、多分人間は衰えるし滅亡する。上手く出来てるねぇ」
女はそう言うと、珈琲に手を伸ばし、静かに口を付けた。カップを傾けると、喉仏がこっくりと動く。次に目を合わせた時にはしっかりと知性が宿っていた。
「でも……私達は人間だよ。時には本能を理性でねじ伏せなければ行けない時もある」
「そうだな。で、二足の草鞋さんよ、原稿は何時出来るんだ?」
その台詞が女直々に出たと言う事は、本能をねじ伏せてでも、作らなければならないものがあると言う事。人として生きると言う事。
「獣ではなく、人間ならば、人としての役目を果たせ。仕事しろ」
「へいよ」
白の多い原稿用紙。まだ覚醒には至らず。獣から人へ戻るには今少し時間が必要そうだ。
本日とっても眠かった。とっても眠かった。
ゆえに眠り続きの話ばかり量産してしまいます。
そんな自分の頬を抓る為、台詞ばかりの小説だと物足りなくて、こうなりました。
明日も仕事頑張るぞい〜و( ˙꒳˙ )٩
バナナチップ、沢山食べるぞい〜。