表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
休日  作者:
4/8

嘘をつくわけではないが、正直に自分の本心を話すということもない。あらゆる事柄がどうでもいいものであるかのように話す。真面目に話をしたい人間にとってはその態度がひどく腹立たしく感じるらしく、私はなるべく真面目な話がしたい人間との接触を避けるようにしている。腹を割って話したいとか君の本心を聞かせてほしいとか言われたらもう危険信号が赤く灯っている。第一、他人の本心や内奥に隠し持っている事柄を軽々しく聞き出せると相手が思っているかもしれないということに私は恐怖を感じてしまう。もしかして相手は今私に見せている側面だけが全てでそれで全て晒してしまっているということに相手の中ではなっているのだろか。弱みや恥ずかしいところなど一つもないという素直さで持って私を威圧しているのだということに相手は気がついているのだろうか。隠し事の一切無い人間というのは明らかな嘘しか吐かないような相手と一緒だと思う。何を話しても聞いた通りの当たり前の答えしか返ってこない。聞く前から分かっているような、聞いたところでどうでもいいような、言葉に動きがなく、固まって、死んでしまっている。無機物のようなものだ。会話が楽しくないとだけいえばいいのかもしれないが。

 


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ