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3ヶ月と1日目 夏のお夕飯

家に帰ると、ものすごく懐かしい香りに家が満ちていた。

何だろう、と思ってテーブルを見ると


ナスの煮びたし

オクラ、しし唐、茄子、ピーマン、南瓜の天ぷら

トウモロコシのかき揚げ

キュウリの酢の物


夏野菜の味噌汁に白いごはん。

日本食、という見た目の夕食が並んでいた。


「煮びたしとか天ぷらとか、初挑戦でDVDとか本でみただけだけど、こんな感じかなって思って作ってみたんだ」

ランとたまが得意そうに言う。


みんなでいただきます、といってさっそく箸をつけると、衣がサクサクで中の野菜は火が通っていながらみずみずしい。美味しい天ぷらだった。

ナスの煮びたしやきゅうりの酢の物はまるでお店で出て来るような出来栄えで、びっくりする。


「今日のごはんはいつも以上に手が込んでるね」

そういうと

「美味しいお野菜を美味しいうちに食べたいなーって、保存食みてたら思ったんだ」

とランが言う。


秋から冬になったら多分新鮮な野菜はそんなに口にできなくなるだろうから、夏の間に味わっておくというのは確かに大事かもしれない。

けれども、山盛りの野菜の天ぷらはさすがに全部平らげたらみんなお腹がいっぱいになり過ぎてしまい、やっぱり適度に保存食にしないと大変だ、ということになった。


夕ご飯が終わり、陽が落ちていつもなら片づけて寝る時間近くになったが、今日のキッチンはなかなかに眠れなさそうだ。


夕飯でいくばくか夏野菜を消費したけれども、まだ多く残っている野菜がある。


かぼちゃ×3玉

は、保冷庫へそのままもっていくことに。


オクラ×15本

は細かく刻んで醤油と出汁と和えて、明日の一品に。


キャベツ×5玉

2玉は根本をくりぬいて濡れた紙をいれて、ビニール袋にいれて保冷庫へ。

2玉は5センチ角にカットして小分けにして冷凍庫へ。

残り1玉は塩と酢と昆布茶と唐辛子で漬物に。


キュウリ×7本

乱切りにして塩と酢と昆布茶と唐辛子で浅漬けに。


ししとう×40本、ナス20本は素揚げして揚げびたしに。

ピーマン×20個は千切りにして出汁と塩コショウと唐辛子で常備菜に。

トウモロコシ×8本は芯から実を外してバターと醤油で炒めてこれも常備菜に。


トマト×5個は細かく刻んでオリーブオイルとレモン、塩コショウ、バジルを入れてトマトのドレッシングに。


レタス×3玉は洗って水気を拭いて細かくちぎって冷凍庫へ。


ズッキーニ×10本とナス×8本はやりたいことがあるので明日までとっておく。


これでとりあえずキッチンを埋めていた夏野菜は攻略できた…はず。


いつもよりずいぶん遅くまで起きていたので、上の瞼と下の瞼がくっついてしまいそうなので、とりあえず簡単に汗を流して、倒れ込むようにベッドへと潜り込むのだった。


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