俺がやるべき事
取り敢えず風雷光を出てきたはいいが俺は何をすれば....取り敢えず家で作戦を考えるか....
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「さて、ん?手紙?」
『どうも葉月です。この手紙を駿が読んでいる頃にはきっと私はマフィアに居るのでしょう。同じ精神攻撃の能力を持つ駿にならボスの精神操作は効かない。そんな望みを掛けて私は手紙を残しました。それについての不法侵入はお許しください。さて、本題ですがもし、こんな私の事を信じてくれるのなら私の家に行って封筒の中のUSBをパソコンに繋げてください。そこに必要なデータが全て揃っています。封筒の中に私の家の住所そして合鍵を入れておきました。それでは....』
「葉月ちゃん....」
そう呟くと封筒を抱えて中に入っていた住所の場所で向かった。
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「本当にここなのか?」
ついた場所は自分の家から走って15分くらいの場所にある住宅街。そこにある一際大きな一軒家そこが葉月の家だった。
「何個も家あるって聞いてたけどこの家が今住んでる家なのか....一人暮らしにしては大きすぎないか?...取り敢えず入ってみるか....」
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中は綺麗に整頓されており塵一つ見当たらなかった。だが通りすがりに見えた洗面所を見て気付いた。歯ブラシとコップが2つずつ置いてあったのだ。
「葉月ちゃんは一人暮らしだったは....あ、まさかここ死んだお兄さんと一緒に住んでた家....」
よく見たらリビングにも椅子が2つ。食器棚の中の食器も2つずつ。全てが2つずつ揃っていた。
「そんな事より今はパソコンを探さないと....葉月ちゃんの部屋にあるのかな....どの部屋だろ....」
葉月の部屋は三階建ての内2階の一番日当たりのいい部屋にあった。そしてベランダにはテーブルと椅子が2つ置いてあった。
「あ、パソコンみっけ....ん?写真?と、ペンダント?」
パソコンが置いてある机には葉月とお兄さんと思われる人が写っている写真と猫のペンダントが置いてあった。
「この写真の葉月ちゃん凄く嬉しそう....」
若しかしたら風雷光でも葉月ちゃんは本心で笑ったことはないのかもしれない....そんな気がした
「さて、USBをさして....これは....マフィアの侵入経路?」
確かにこの経路なら警備に見つからずに中まで入れるだろうが問題は葉月ちゃんのいる場所が分からないことだ。
「取り敢えず全部見てみるか....」
そして一通り見終わり侵入経路を頭に叩き込んだところで葉月救出の作戦を立て始めた
「やっぱり問題は葉月ちゃんのいる部屋が何処かだよね....無難なのは拷問部屋か折檻部屋....ん?折檻部屋の隣にある緑の部屋って何だろ....まぁ、いいや。けどあのボスがそんな場所に葉月ちゃんを置いておくはずがない....」
そこで電話が鳴った
「えっ?葉月ちゃん!?どうして....」
掛かってきたのは葉月の携帯からだった
「もしもし修だ....」
「修....あ、えっと葉月ちゃんの元相棒さんかな?」
「そうだ。電話を掛けたのは他でもない葉月事だ。」
「お前葉月ちゃんに何かしたのか?俺と取り引きでもするつもりか?」
「そうじゃない....ただ俺は....俺はお前に葉月を助けてやって欲しいんだ....」
「え?お前何言って....そもそも何でお前が葉月ちゃんを助けようと....」
「葉月はもう限界何だよ。体も心もボロボロなんだ....確かに俺はマフィアの一員だ。だがそれよりも葉月の事が好きなんだよ....好きな人のボロボロな姿見て黙って見てられない....だが葉月はお前の事が好きみたいだ....だから俺はお前に望みを掛けた。だからお願いだ。葉月を助けてやってくれ」
葉月ちゃんが俺の事を好き?そんなの嘘だろ....俺は葉月ちゃんを傷つけたのに....
「助けるにしても俺はどこに行けばいい?葉月ちゃんの場所が分からなくて困っていたところなんだ....」
「ボスの部屋の隣だ....そこで葉月は鎖で繋がれてる。今ボスは出かけてるんだ。チャンスは今しかない....俺も葉月の面倒を見るためこの部屋に居ることを命令されている。脱出は手伝おう」
チャンスは今しかない....
「分かった。今から葉月ちゃん救出に向かう....」
「あぁ。ありがとう」
葉月救出に向けての作戦が纏まった




