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天才少女の能力事情  作者: 深淵黒猫
17/20

俺は信じてる

葉月が出ていった頃風雷光では....

 

 

 

 

「なぁ、本当に葉月が裏切ったとか思ってんのかよ!宵さんは葉月のこと一番信じてただろ!」

 

 

 

 

「そういう駿だって本当はしんじてないんじゃないのぉー」

 

 

 

 

「俺は....俺は何があっても葉月ちゃんを信じてる!葉月ちゃんが元マフィアの人間だろうと何人も人を殺してきただろうと葉月ちゃんが望んでそんなことするはずがないって分かってる。皆が葉月ちゃんを信じないっていうなら俺だけで葉月ちゃんを助けに行くしここにはもう戻ってこない」

 

 

 

 

「どうしてそこまで葉月さんを庇うんですか?もしかして駿さんも葉月さんに加担してたとか?」

 

 

 

 

「確かに有り得るな....おい!梢!駿を追い出せ!」

 

 

 

 

「宵さん....そんな事しなくても自分から出ていきますよ....それでは皆さんさようなら....」

 

 

 

 

------------------

 

「風雷光を出てきたは良いけど葉月ちゃん奪還の作戦どうしようか....」

 

 

 

 

そんな事考えてる暇なんてない....今だって葉月ちゃんがどんな酷いことされているか分からないんだ。早く助けてあげないと....

 

 

 

駿は葉月奪還へと向かい出した

 

 

 

 

------------------


 

「ねぇ君。なんて本を読んでるの?」

 

 

 

 

「『モモ』」

 

 

 

「へぇー、どんな本何だい?」

 

 

 

 

 

「女の子が友達のために奪われた時間を取り戻す話。私と同じで親が居ないしどこから来たのかもわからない女の子が主人公なの」

 

 

 

 

「へぇー。面白そうだね。今度貸してよ」

 

 

 

 

 

「もう読み終わったから貸してあげる。面白いよ」

 

 

 

 

 

「ありがとう。それで君はどうしてこの本を読もうと思ったの?」

 

 

 

 

 

 

「私と同じなはずなのに暖かい友達に囲まれていて望ましくなった....読んでいたら私も少しはそんな気分を味わえるかなって....だけど私には他人の温かさ何て分からない。私は人形だもの....感情がないただ言われたことだけをこなす人形....」

 

 

 

 

 

「そうか....じゃぁお兄さんが友達になってあげる。君に他人の温かさや優しさ、感情を教えてあげる。どうだい?僕と友達になってみるかい?」

 

 

 

 

 

「....なってみる....」

 

 

 

 

 

「ありがとう。僕は春日遥太宜しくね」

 

 

 

 

 

「....私は森葉月....よろしく....」

 

 

 

 

 

 

------------------

 

「葉月ちゃん来ちゃ駄目だ!」

 

 

 

 

「遥兄!ねぇ何でよ!私を置いていかないで!私、遥兄が居ない世界でなんて生きていたくない....私も一緒に連れて行ってよ....」

 

 

 

 

 

「ねぇ、お願いだ聞いてくれ....僕と君の秘密基地の棚の底に大切なものが入ってる....まぁ開ければ分かるさ....葉月....約束守れなくて....ごめんな....」

 

 

 

 

「ねぇ!起きてよ!ねぇってば!!」

 

 

 

 

 

初めて人の死というものを痛感した

 

 

 

 

 

------------------

 

「....最悪....気持ち悪い....」

 

 

 

 

「あぁ。起きたんだねおはよう。どうだったかな久しぶりに過去の自分を見た気分は」

 

 

 

 

 

「相変わらずの悪趣味で。」

 

 

 

 

 

 

「さて、次の薬何だけどさっきの3倍の強さにしてみたよ。睡眠薬も入れてあげるからそこは安心してよ。睡眠不足で倒れられては困るからね。ささ飲んで飲んで」

 

 

コクコクと喉を鳴らしながら透明で無味無臭の液体を飲み干した 

 

 

「....息....出来ない....」

 

 

 

 

 

「深呼吸だよ葉月ちゃん。あんまり酷いと過呼吸になっちゃよ。まぁ、頑張ってよ。じゃ私は会議があるから」

 

 

 

 

やっと出ていった。だけど苦しさは酷くなる一方だった

 


 

手枷の鎖がジャラジャラとなる。それだけで忘れたかった過去が段々と掘り下げられていくような気がする。頭の中には死にたいという言葉しかなかった

 

  

 

 

「ごめん....なさい....助....けて....」

 

 

 

 

 

そこで葉月の意識は途絶えた

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