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天才少女の能力事情  作者: 深淵黒猫
16/20

失敗した

ピッピッと規則正しい機械音が聞こえる。

 

 

 

「あぁ、助かっちゃった....」

 

 

 

 

私は何て悪運が強いのだろうか....今回死にそびれた原因としてはあれだな....

 

 

 

 

 

なんて考えをしていたらノックがして扉が開かれた。

 

 

 

 

 

「よう。起きたか?まぁ、お前がこんな罠で死ぬようなやつだとは思っていなかったがな」

 

 

 

 

 

「あぁうん知ってた。死ねたらいいなぁとか思ったけど私毒物耐性については人一倍あるし....だから遥兄の時だって任務について行こうとしたのに....」 

 

 

 

 

 

「....俺だって遥太さんの事は残念だと思うよ。だが、お前は遥太さんの分まで生きて遥太さんが出来なかったことをやるんだろ!」

 

 

 

 

 

 

「もう....無理だよ。風雷光の皆はボスの能力で操られているからあそこにはもう戻れない....私には帰る場所何てもう無いんだよ....」

 

 

 

 

 

それ以上は修も口を出さなかった。ただ二人の間に沈黙が流れた。

 

 

 

 

 

「すみません。修さんはいらっしゃいますか? 」

 

 

 

 

 

「おういるぜ。どうした? 」

 

 

 

 

 


「少しお聞きしたいことがありまして場所を変えても宜しいですか? 」

 

 

 

 

 

 

「了解。....葉月俺はもう行くから....まぁ、そのゆっくり休めよ。その点滴に睡眠薬も入ってるらしいし」

 

 

 

 

 

そういい修はそそくさと修は出ていってしまった

 

 

 

 

 

「これからボスの罰が待っているのかな....嫌だなぁ....」

 

 

 

 

 

 

そう言いながら葉月はゆっくりと目を閉じた

 

 

 

 

 

 

------------------

 

「さて、葉月ちゃん。お仕置きは分かっているね?1ヶ月私の部屋で監禁だよ。後、毒物耐性も付け直さないとね。」

 

 

 

 

 

「....はい分かりました。 」

 

 

 

 

 

点滴が終わってまだ10分と経っていないのにこれだ。今日からまたヤク漬けになると考えると正直体が持つかどうかわからない

 

 

 

 

 

「早速だけど久しぶりにあれ付けよう。手枷」

 

 

 

 

 

最悪だ。本当にこの人は私をこの部屋から出すつもりは無いらしい。


 

 

 

 

 

「それと任務も作戦をたてるだけにしよう。 葉月ちゃんが死んでは困るからね」

 

 

 

 

 

もう私は分かりましたとへんじをするだけしかできなかった。

 

 

 

 

 

 

「じゃぁ、早速だけどこの薬飲んだら手枷付けるから座ってね」

 

 

 

 

 

私は大人しく薬を飲み後ろにあった椅子に座った。

 

 

 

 

 

カチャリと音がして両手両足の自由を奪われた。これでこの部屋以外の場所へはいけない。もうすぐ薬だって効いてくるはず....

 

 

 

 

 

「ッッう....痛....苦し....」

 

 

 

 

 

「随分と薬に弱くなったものだねぇ。これは1ヶ月みっちり指導してあげない」

 

 

 

 

 

早く死んでしまいたい。その思いだけがひたすら頭の中に浮かんでは消えた

 

 

 

 

 

「助けてよ....遥兄....駿....」

 

 

 

 

 

 

「死んだものと敵の名前を出すとは随分余裕があるねぇ」

 

 

 

 

「両方貴方のせいでしょう。私から全てを奪ってきたくせに....」

 

 

 

 

 

ボロボロと涙か出てきた

 

 

 

 

 

 

「いいや。両方とも君のせいだ。それに言ってなかったと思うが遥太君は毒殺では無いんだよ。今回に至っても君が来ないから無理やり来てもらったんだよ。全ては君のせいだ。さて、毒が切れてきたか頃かな....少し私の能力で大人しくしていてもらうよ」

 

 

 

 

 

 

葉月は確かに聞いた。遥太が毒殺された訳では無いと....だかそれも束の間悠雅の能力によって葉月はまたトラウマの世界に入ってしまった

 

 

 

 


  

 

 

 


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